ぼちぼち*ぼちぼち

低音が むっちゃセクシー まさはるし〜(*^_^*)

宮 創作物語

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韓国ドラマ、「宮」の創作物語です。
勝手に想像して書いているので、実際のお話と異なる部分もあると思います。
そのことをご理解のうえ、興味のある方は読んでみてください。
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最後の夜 4

チェギョンは、ミシンの前にやってきました。

チェギョン「シン君、そこに座ってて」
ミシンの置かれた机の横に椅子を用意し、アルフレッドを渡しながら、言いました。

シンはポカ〜ンとしながらも、言われたとおり、チェギョンが用意してくれた椅子に座りました。


チェギョンは、布がしまってある場所から、白い布を持ってきました。

白い布を広げ、鉛筆でなにやら布に線を書き始めました。

線を描き終わると、チェギョンは、はさみを取り出し、布を切り始めました。


布を切り終わると、チェギョンは、物凄いスピードで布を縫い始めました。

シンは、ミシンをかけているチェギョンの姿を初めてみました。

ミシンをかけているチェギョンの姿は、とても輝いて見えました。

一生懸命、ミシンをかけているチェギョンから目をそらすことができず、

シンはチェギョンの姿に見とれていました。


シンが見とれている間に、チェギョンは布を縫い上げました。

縫いあがった形を見て、シンにはチェギョンが何を作っているのか、すぐに分かりました。


チェギョンは、綿を取り出し、シンに言いました。

チェギョン「シン君、手伝ってくれる??」

そう言いながら、チェギョンは綿を出し、縫い上げた布に綿を詰めていきました。


シンも言われたとおり、綿を詰めていきます。

無言で作業をする二人、二人に言葉は要りません。

ただ・・・お互いが、愛する人のそばにいられるだけで・・・。

それで幸せでした。


綿を詰め終わり、最後の仕上げが終わりました。

それは以前、チェギョンが作った、シンの豆腐人形に似ていました。

でも人形には、顔がありません。

シン「チェギョン、人形に顔はないのか??」

チェギョン「これから顔を作るのよ」

そういうと、チェギョンは写真を持ってきました。

そしてその中から写真を選ぶと、顔の部分に写真を入れました。

チェギョン「よし!できたっと!!」

完成したのは、とびっきりの笑顔でニッコリと笑ったチェギョンの顔がありました。

チェギョン「シン君、これを私だと思って。シン君のほうが早く宮殿に帰ってこられたとしても、

チェギョン人形がいたら寂しくないでしょ??」

シン「チェギョン・・・」

チェギョンはシンの顔を見て、ニッコリ笑いました。

シン「あれ??この人形、変だな」

チェギョン「え??どうして??」

シン「僕のは笑った顔と怒った顔と、二つあったのに、なんでチェギョンのはひとつなんだ??」

チェギョン「何だそんなことだったの。私の泣いた顔を入れたら、シン君心配するでしょ。怒った顔は

不細工だから、見たくないでしょ。だから私のは笑った顔だけでいいの。

離れてまでシン君に心配かけたくないから・・・」

その言葉を聞いたシンは、刻々とやってくる、離れて過ごす時間のことを思い出し、俯きました。

自分のためにも、チェギョンのためにも、早く潔白を証明しなければ!!と思うシンでした。

最後の夜 3

シンはチェギョンの部屋に行こうと、自分の部屋の扉をあけました。

チェギョンもまた、シンの部屋へ行こうと、自分の部屋の扉をあけました。

そして一歩踏み出した二人は、お互いの存在に気がつきました。

シン「チェギョン・・・」

チェギョン「シン君・・・」

シン「こんな時間にどうしたんだ??」

チェギョン「こんな時間にどうしたの??」

同時に発せられた二人の言葉。

お互いにお互いの問いかけに答えませんでしたが、シンもチェギョンも、

お互いが何を言いたかったか、痛いほど良く分かりました。

二人は駆け寄り、そして抱き合いました。

無言のまま、二人は暫く抱き合っていました。

シンは一度チェギョンを自分の体から離し、チェギョンの肩に手を置き、チェギョンの顔を見ながら言いました。

シン「今日は・・・お前のそばにいたいと思った・・・」

チェギョン「私もよ。ずっとそばにいてもいい??」そう言いながらチェギョンは微笑みます。

シン「あぁ」

シンも微笑み、やがて二人の唇と唇が・・・重なり合いました。

シンの手の中にいたアルフレッドだけが・・・ひとり目のやり場に困っていました。



二人はベンチに座っています。

チェギョンの肩を優しく抱き、寄り添うように二人で座っていました。

シンは、アルフレッドを連れてきていたことを思い出し、チェギョンの肩から手を離すと、

アルフレッドをチェギョンに差し出し、言いました。

シン「これ・・・」

チェギョン「アルフレッドじゃない。いつからそこにいたの??」

シン「僕が自分の部屋を出てきた時から、ずっと一緒にいたよ」

チェギョン「えっ??」そう言うと、チェギョンは真っ赤になりました。

そんなチェギョンの姿を見て、シンは微笑みました。

シン「アルフレッドを、僕だと思って、一緒に連れて行って」

チェギョン「えっ!でも・・・アルフレッドは、シン君がお祖父様から頂いた大切なお友達よ。だから・・・一緒には行けない」

シン「僕は大丈夫だ。アルフレッドを僕だと思って一緒に連れて行け。そしたら・・・寂しくないから・・・」

チェギョン「シン君・・・」

チェギョンは、シンの気持ちが嬉しくて、大きな瞳に涙をためました。

シン「チェギョン??どうした??」

チェギョンは、シンの問いかけに、慌てて涙を拭きました。

そしてニッコリ微笑むといいました。

チェギョン「なんでもないわ。シン君有難う。じゃあ、アルフレッドは連れて行くわね。シン君だと思って・・・。」

シンはその言葉を聞くと優しく微笑みました。

シンが微笑んだのと同時に、チェギョンが突然、何かを思いつきました。

チェギョン「そうだわ!いいこと思いついちゃった!!シン君、今から私の部屋に来て」

シン「おいおい、急にどうした??」

チェギョン「いいから、いいから。早く早く」

チェギョンは片手にアルフレッドを抱き、片手でシンの手を取ると、自分の部屋にシンを連れて行きます。

チェギョンに引っ張られながら、シンは思いました。

「チェギョンの思いつきは、いつも突然だな」

チェギョンの“突然病”に驚きながらも、シンはニッコリ笑っていました。



(その4に続く)

最後の夜 2

シンが自分の部屋で考え事をしている時と、ちょうど同じ頃・・・。

チェギョンもベッドに座り、シンの人形を抱きしめて、色々なことを考えていました。

学校で初めてシンに出会って、上履きを汚してしまったこと・・・。

ヒョリンにプロポーズしていたところを聞いてしまい・・・怒られたこと。

最悪な出会いでしたが、今となっては、それも大事な思い出でした。


出会ってすぐに結婚してから、意地悪なのと人を傷つけることだけが得意な、最低な男だと思ってたのに・・・。

でもそうじゃなかった。本当は寂しくて、優しくて、温かい人。

お互いの気持ちが話せて、やっと心が通じたのに・・・。

明日はお互い離れ離れになる・・・。

本当は離れたくない、ずっとそばにいたいのに・・・。

チェギョンの大きな瞳から、涙がこぼれおちました。


シン君は、今何をしてるのかしら??

きっとシン君のことだから、今頃ひとり自分の部屋で、孤独と戦ってるはずよ。

そばに行きたい。不安と孤独から開放してあげたい。

だけど・・・明日お互いに離れられなくなったらどうしよう・・・。

でも・・・でも・・・。


チェギョンは何かを決心したように、突然パッと立ち上がりました。

「シン・チェギョン!考えてる時間はないわ。考えてる間にも時間は少しずつ過ぎていくのよ。

 考えてる時間がもったいないじゃない!それに、今、シン君と一緒にいなくて、これからどうやって
 
 離れて暮らすの??最後の日くらい、一緒にいなくちゃ!さぁ勇気を出して、愛する人のところへ

 行くのよ!!チェギョン!!アジャ!!」

チェギョンは、自分を励まし、ガッツポーズをしました。

そして慌てて涙をぬぐい、シンの部屋へ行こうと、歩き始めました。


(その3に続く)

最後の夜 1

明日はとうとう離れ離れになる。

シンはベッドに腰掛け、アルフレッドを傍らに座らせて、チェギョンと少し前に話したことを思い出していた。


チェギョン「そこにいると、シン君を遠くに感じるわ」

シン「そばにいくと、引き止めそうで」




本当は、チェギョンの傍にいて、離れ離れになるまでの時間を一緒に過ごしたい。

でも・・・そばにいたら・・・。離れる時がもっともっと辛くなってしまう。

だけど・・・。離れてしまったら、今度はどのくらい時間が経てば、また今のように一緒に過ごせるようになるのだろう。

シンには、全く予想ができなかった。

チェギョンの傍に行きたい・・・だけど、行ってしまったら・・・。

朝まで僕は、ずっと一人でいるべきなのか??それとも自分の気持ちに正直になって、

チェギョンとお別れまでの時間を楽しむか??

シンの頭の中は、今、自分がどうするべきなのか・・・。

沢山の答えや問いがいっぱいで、押しつぶされそうでした。

何気に、チェギョンの部屋の方に目を向けました。

姿こそ見えませんでしたが、明かりはついているようです。

そのとき、ふと、チェギョンの家で、洗い物をしていたときのことを思い出しました。

チェギョンに、ラーメンを作ってもらった後、どんぶりを洗っていたら、

いきなり後ろから抱きつかれたのでした。

シン「あいつの行動って、いつも“突然”だったな」

そんなことを思い出し、ふと笑顔になりました。

「突然」・・・。

明日からお互い離れ離れになる。もしかすると離れている期間は、場合によっては、長引くかもしれない。

だったら、最後くらい、自分の気持ちに素直になりたい。

シンは、アルフレッドを抱えると立ち上がり、ある場所に向かおうとしました。



その2へ続く

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