ぼちぼち*ぼちぼち

低音が むっちゃセクシー まさはるし〜(*^_^*)

宮 創作短編

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遠い昔の物語 3

「バッシャ−ン」

お祖父様たちが、にっこり微笑みながら、顔を見合わせていたそのとき・・・。

大きな水の音がしました。

お祖父様たちは、慌てて、プールの方へと目を向けました。

チェギョンが足を滑らせ、プールの中で転んでしまったのです。

お祖父様たちも、慌ててプールに駆け寄ります。

チェギョン「うわーん」

ビックリしてべそをかき始めたチェギョン。

シン「大丈夫??」

チェギョンが泣き始めるか、泣き始めないかのタイミングで、

そばにいたシンが、チェギョンに手を差し伸べました。

そして、チェギョンを起こしました。

チェギョンは、涙を拭きながら、「有難う」とシンにお礼を言いました。

チェギョン祖父「大丈夫か??チェギョン」

チェギョン「うん。私は大丈夫。あのね、転んだ時にね、シン君が起こしてくれたんだよ。

シン君って、とっても優しいんだよ」

泣いていたはずのチェギョンが、にっこり笑っていました。

シンもお祖父様も、チェギョンのお祖父さんも、みんな笑っていました。

チェギョン祖父「シン君、本当に有難う」

シンはにっこり笑いました。

そしてチェギョンのお祖父さんが、お祖父様に言いました。

チェギョン祖父「お孫さんは、とっても優しい方ですね」




______________________________________________________________________________________________




シンは、その時のことを思い出し、写真を見ながら微笑みました。

以前、初めてチェギョンの家に泊まったとき、庭でチェジュンと水をかけ合って遊ぶチェギョンの姿を見て、

微笑みながら、カメラのシャッターを切ったことを思い出しました。

「あの時の二人の様子を見て、なんだか懐かしいなって思ったけど、チェギョンと水遊びをしたことがあったから、それで懐かしいと思ったんだな」


お祖父様とそのご友人の約束「孫同士を結婚させること」

ユルの父上が生きていれば、チェギョンはユルと結婚するはずでした。

でも、ユルの父上が亡くなり、シンの父が皇帝となったため、その約束はシンに引き継がれました。

それにより、シンとチェギョンが結ばれました。

もしかすると・・・。幼い日のシンとチェギョンが出会ったときから、

天はこうなることをお決めになっていたのかもしれません。

シンはお祖父様と、運命に心から感謝するのでした。


シン「そうだ、チェギョンは、このことを覚えているのかな??」

そう思うと、シンはチェギョンの声が無性に聞きたくなりました。

シンは、チェギョンに電話します。

♪♪♪♪♪

チェギョン「もしもし、シン君??」

シン「あぁ、僕だ。元気だったか??泣いたりしてないか??」

チェギョン「泣いてないわよ!声が聞けて嬉しいわ」

シン「僕もだよ。そうそう、さっき、暗室の中で、宝物を見つけたんだ。チェギョンが韓国に帰ってくることができたら、一緒に見よう。早く戻ってこられるように、頑張ってるから、もう少し辛抱してくれ」

チェギョン「ありがとう。戻ることができるまで、お互い頑張ろうね」

シン「あぁ」

顔は見えないけれど、シンもチェギョンも、お互いを想って微笑むのでした。

二人の会話はまだまだ続きます。

シンは、チェギョンが韓国に戻ることができたら・・・。

この写真を見せて、思い出話に花を咲かせたいと願うのでした。



遠い昔の物語   おわり

遠い昔の物語 2

シンは写真のページをめくりました。

するとそこには、お祖父様とお祖父様のご友人、そしてご友人に抱かれた男の子、

お祖父様に抱かれた女の子の写真がありました。

シン「え??この男の子、小さい頃の僕だぞ。じゃあ、この女の子は、チェギョン??」

そうです。女の子は、お祖父様のご友人の孫のチェギョンでした。

写真が映された場所は、チェギョンの家のようでした。

シン「そういえば、前にも小さい頃のチェギョンの写真を見たことがあるぞ」

初めてチェギョンの家に泊まったとき、シンはチェギョンの部屋で、

小さな頃のチェギョンの写真を見て、一人微笑んだことを思い出しました。

アルバムに収められた写真に写る4人は、本当に良い笑顔を見せていました。



「僕は高校で初めてチェギョンに会ったと思っていたけど、そうじゃなかったんだ」

と、シンは思いました。

アルバムには、まだまだ沢山の写真がありました。


そこには、夏のある日、水遊びをするシンとチェギョンの姿がありました。

ビニールプールに2人で入り、水をかけ合って楽しそうに遊んでいる二人の姿が収めてありました。

その写真を見て、シンは鮮明にそのときの様子を思い出したのでした。



____________________________________________________________________________




夏の暑い日、水着に着替えたシンとチェギョンは、二人仲良く手を繋ぎ、

用意されたプールへと急ぎました。

そして、2人でゆっくりプールに入ります。

シン「お水、冷たいね」

チェギョン「うん。でも気持ちがいいよ」

チェギョンはシンに、とびっきりの笑顔を見せました。

シンもチェギョンに笑顔を返しました。


初めは、おもちゃをプールに浮かべて、楽しそうに遊んでいた二人でしたが、

やがて、水のかけあいっこが始まりました。


チェギョン「えいっ!!」にやっと笑ったチェギョンは、シンに水をかけました。

シン「うわっ、ビックリした。やったなー」

そう言って、シンもチェギョンに水をかけました。

チェギョン「きゃー、つめたい」

そう言いながら、チェギョンは、更にたくさんの水を、シンにかけました。

2人はだんだんエスカレートして、きゃあきゃあと声を上げながら、水をかけあっています。

そんな二人の様子を、近くの木陰に座った二人のお祖父さんたちが、温かく見守っていました。

お祖父さんたちは、顔を見合わせ、孫達のやり取りににっこりと微笑みました。



(3に続く)

遠い昔の物語 1

シンとチェギョンは離れ離れになり、シンは東宮で、チェギョンはマカオで暮らしていました。

ここ最近のシンの日課は、暗室の中でチェギョンの写真を見ることでした。

早くチェギョンと一緒に暮らしたいな・・・。そう思いながら・・・。




チェギョンの写真を眺めることが習慣化したある日の夜、暗室の中に飾られた、愛する妻の写真を眺め、

一枚一枚を丁寧に見ながら、シンは微笑んでいました。

そのとき、部屋の中に置かれていた古い箱が、目に飛び込んできました。

「あれっ??この箱なんだろう??ずいぶん昔からあったような・・・」

シンは、そう思いながら、箱を開けました。

箱を開けてみて、その箱が誰から贈られたものであるのか、すぐに分かりました。

その箱の贈り主は、シンのお祖父様の聖祖天皇陛下だったのです。

箱の中には、文庫本サイズのアルバムと、アルフレッドをもらった時に添えられていたカードが入っていました。

カードには、

“シンへ

お前からお父さんとお母さんを奪ってしまってすまない。

寂しい思いをさせてしまって、本当にすまないと思っている。

シンが寂しい想いをしないように・・・。

このぬいぐるみを贈ります。

この子がいれば、きっと寂しくないだろう。

この子と仲良くしてください。きっと素敵な友達になってくれるでしょう。

お祖父さんより”


シンはアルフレッドをもらった時のことを思い出しながら、微笑みました。

そして、一緒に入っていたアルバムを手に取りました。

アルバムの中には、お祖父様とお祖父様と同じくらいの年齢の男性が映っています。

シンはすぐにその男性が誰だか分かりました。

写真はお祖父様とその男性がほとんどでしたが、その中に小さな女の子の写真も収められていました。

髪の毛を二つに結び、大きな瞳をくりくりさせて、にっこり笑う女の子。

「この子、いったい誰なんだろう??この大きな瞳、どこかで見たことがあるな」とシンは思いました。

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