こちらで最後の記事となります静岡AFVの会〜2019〜のレポート。
参加された作品の全部は御紹介出来ませんが、会場は静岡駅のすぐ傍にございましてアクセスが非常に良いので是非とも足をお運びください。 来年のテーマは「ベトナム」なので皆さんシェリダン持って参加しましょう。 では最後の大玉を打ち上げていきましょう!。
エントリー番号[55] 題名[マガフ6Bガルバタシュ]
戦車の模型を作られている方で、Twitterも見てる人なら、知らない人はいない“石油王”さんの作品です。 私の今回の見学の動機も、こちらの作品をTwitterで拝見しまして是非とも実物を見たいと思ったのが理由です。 いろいろお話もしたかったのですが、ご本人を特定できませんでした。 キットの仕上げは濃い目のウェザリングながら全体を上手く調和されており、積みこまれた荷物にも工夫があって差し色も多く、見学する人の目を楽しませてくれますね。 エントリー番号[57] 題名[イージーエイト] こちらはテーマ部門で入賞されてましたね。 もうM4A3E8の魅力を存分に引き出しているでしょう。 こちらの作品がショーウインドに飾ってあれば、シャーマンの売上アップは間違い無し。 かぶり付きながら見惚れてしまいますよ。 エントリー番号[11] 題名[IDFM60A1マガフ6B] エントリー番号[12] 題名[IDFショットカルギメル1982] エントリー番号[151] 題名[グラントARV Mk2] 私が所属するサークルのメンバーでブロ友でもございます「ほのぼの店長」さんことKさんではなく、そのお知り合いの方の作品です。 最初に一目見た時には、昨年発売されたTAKOMのM31のキットだと思いましたが、エントリーカードをよく読めば、タミヤM3グラントをベースに、フランスのレジンキットメーカー「DES Kit」の改造パーツ<35033>を使って作られた作品でした。
仕上げがとても丁寧なのでインジェクションキットと見紛うほどです。 これはサークルにスカウトするしかないと思いましたが、すでに他に所属されていました。う〜ん、残念。 エントリー番号[152] 題名[シャーマンARV Mk2] 上の作品と同じ、Kさんのお知り合いの方の作品です。
こちらはASUKAのM4A4をベースにResicastの「arv mk2」改造パーツ<35.1214>を使用して作られています。 エントリー番号[156] 題名[M7プリーストカンガルー] さらにもう一つ、Kさんのお知り合いの方の作品です。
ベースはイタレリのキットですが、普通に組まれてはいないことは皆様のお察しのことだと思います。 もともとキットはM4車体ですが、M3車体に改造されています。 その過程をフォトブックで拝見しましたが、しっかり考証されて弄られています。 模型仲間のシャーマニアのM浦さんにも、ベースはドラゴンのプリースト?と見間違えられるほどスキがございません。 これは私もやってみたい気持ちになりました。 4回に亘り長くご覧いただきまして、有り難うございました。
そしてコメントくださった方々にも感謝いたします。 作者の方もきっと嬉しく思っていることでしょう。 来年こそは、私も作品を持って参加したいと思います。 では、皆さま御機嫌よう〜。 |
レポート
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さて3回目の記事となりますが、ここら辺りから目を見張るような作品が目白押しとなります。
見栄えを考えてのハードなウェザリング、異常なまでの丹念な作り込み、もう何やっちゃってんの?というような作品もございますよ。 (作者の方でブログ掲載NGの場合は内緒にチェックしてコメントください。 なるはやで削除します。) エントリー番号[67] 題名[M4A3E2]
エントリー番号[66] 題名[M4A3E8陸上自衛隊] エントリー番号[20] 題名[M4 Revalorise FL10] タミヤのM1スーパーシャーマンのボディと、AMX-13の砲塔を使って制作されています。 フランスのバティニョール・シャティヨン社で生産され、1955年頃にエジプトが購入しています。 ドラゴン製品のエジプトシャーマンとはボディが違いますね。 こういう合わせ技も良いものです。
エントリー番号[32] 題名[T34-122] エントリー番号[33] 題名[シトロエン11cv F.F.1 1944] この記事の冒頭に書きました「異常なまでの丹念な作り込み」はこの方のためでございます。 作品を全周ぐるりと見ても、全く突っ込む隙がございません。 だからもう何も言えなくなってしまうのですよ。(世間話はしましたが・・・) エントリー番号[131] 題名[Sd.Anhanger220] エントリー番号[135] 題名[対空戦車3台セット] 東京AFVの会のレポートでは何度か作品を紹介しています、みやさんの作品です。
当日ずっと気が付かなくて、午後の受賞発表前に目の前をウロウロしている人を見て、マスクをされているけどもしかしたら…みやさん?と声を掛けてみたらそうでした。 元々は飛行機モデラーさんで、それを撃ち落とす側の対空戦車も好きになったと仰ってました。 作品の迷彩はフリーハンド。 ダークイエローの基本塗装が透けるような薄さでグリーンとブラウンの迷彩塗装をされる方が多いのですが、ここまでガッツリと迷彩色を塗られている作品は好きですね。 何とも表現しがたい重々しい雰囲気も最高。 塗装だけでなく細かい作り込みも丁寧で、ハッチや蓋などが可動するようになってました。 ちなみに対空戦車3台セットは、ドラゴンの「クーゲルブリッツ」「ケーリアン」、アミュージングの「E100対空戦車」です。 まだつづくよ |
今回は「情景部門」&「ビネット部門」の作品のご紹介。
実際にはエントリーカードに部門が明記されていないので、そう思われる作品を並べてみました。 (作者の方でブログ掲載NGの場合は内緒にチェックしてコメントください。 なるはやで削除します。) エントリー番号[124] 題名[シャーマン]
個々の車両やフィギュアの仕上げも配置も当然ながら瓦礫がとても良い感じで素晴らしい。 今回は見学のみでしたので投票は出来ませんでしたが、参加してましたら情景部門に入れてたでしょう。 エントリー番号[127] 題名[オーバーロード作戦] 作者コメントにも「戦車は後ろが一番好き」と書かれていて、独り頷いてました。 建物に身を潜める米兵はドラゴンのフィギュアかな。 エントリー番号[94] 題名[裸の大将放浪記ベトナム編] エントリー番号[99] 題名[Tresure Hunt] エントリー番号[40] 題名[M4A3 SHERMAN Frontline Breakthrough] 躍動感ある米兵は数あるインジェクションキットの中でも秀逸です。 作品全体の彩度やトーンが絶妙です。シャーマンの冬季迷彩も背景にとても馴染んでいると思います。 つづく
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2月24日、静岡AFVの会(2日目)に行ってきました。
今回は作品「M7プリースト」が間に合わず、手ぶらでの見学です。 9時半までに着きたかったのですが、ちょっと遅れて10時に会場に到着してZhukov閣下と合流。 すでに沢山の展示作品がありまして「ゆっくり観覧しようか」と思っていたら、主催者の案内ですぐにタミヤ製品のボックスアートを描かれていました島村英二先生の講演が始まりまして、東京とは流れが違いますな〜と閣下と大人しく聞いておりました。 別の印刷会社からタミヤに出向でデザイン部門に入り、線画やタミヤニュースの挿絵を描くことから始まり、タミヤ入社してボックスアートを描くまでの興味深い話の中で「白バックのボックスアートは、実は背景が描けないので白にした」とは、今まで疑問にも思っていませんでしたが言われてみればそうだったのかと納得。 こういう話があるからゲストトークは面白いですね。
さて東京と勝手が違うのは他にもあります。
作品の展示は、主催者から渡された作品カードのエントリー番号の順に並べられており、テーブル毎に単品部門や情景部門などの部門別に区分けされていません。 ですが投票の際には部門ごとに作品を選ぶので、ごっちゃに並んだ作品の中から選ぶのが大変です。 しかも作品カードには部門が書かれていないので、この作品は何部門?と選ぶ方々が悩んでいました。 特に「情景」と「ビネット」って簡単に見分けられないですよね。 中には簡易的な地面のあるベースで、これは「単品?」と「ビネット?」と見分け難い作品もございます。 あと、作品カードには作者の名前が無いので、この作品の作者と話がしたいと思っても、どう探せばよいのやら…。 私も話をしたい作者が会場に来ていらしたのですが御顔が分からず話せませんでした。(とても残念…) もちろん良いところもございます。 何よりそれは会場がとても広いこと。 東京の狭い会場の中に居るよりは天国と地獄ですよ。 まー、前置きはこれぐらいにして、そろそろ私の独断による作品紹介をいたします。
先にも書きましたが作品カードに作者のお名前が無いので、特定出来ない方は「エントリー番号」のみでご了承ください。 (作者の方でブログ掲載NGの場合は内緒にチェックしてコメントください。 なるはやで削除します。) エントリー番号[2]・題名[チーフテン]
私も好きなキットでして、高校生の頃に作った作品が未だ実家の本棚に飾ってあります。 今でももう一度作りたいキットの中の一つで、こちらの作品のように上手に作れたら思い残すことなく満足できるだろうな〜。 エントリー番号[071]・題名[JS3スターリン戦車] 実はこちらももう一度作りたいキットの中の一つでございまして、レジンの砲塔やら、エッチングやら、履帯やらとアフターマーケットパーツを収集し準備を始めています。 エントリー番号[162]・題名[SU-85M] エントリー番号[161]・題名[1/48 ソビエト KV-1重戦車]
題名でもお分かりのとおり1/48ですが、丁寧に作られているので画像で見るとスケール感がつかめませんね。 最近お知り合いになった女性の作品ですが、確か戦車はこちらで2作品目。 砲塔横のマーキングはマスキングテープをステンシルにして描くなど努力家です。 仕上げにもセンスがありますね。 今後の作品にも期待しますよ〜。
エントリー番号[79] 題名[CENTURION Mk13]
エントリー番号[19] 題名[STAGHOUND Mk1]
以前、タミヤイタレリのスタッグハウンドを作りましたが、こちらはブロンコ。 スタッグハウンドは4輪装甲車のわりに巨体で格好良いのですよ。 こちらの作品のように荷物を載せると、また更に化けます。 迷彩も上手いですね。 英国の貴賓を感じます。
エントリー番号[46] 題名[ラムカンガルー]
ドラゴンのM4A1とセクストン_タコムのM3を使って製作中の作品です。 正直、ラムカンガルーって何??という有様でしたので、調べましたらカナダのラム巡航戦車の車体をベースとして作られた装甲兵員輸送車なんですね。 インテリアも作られていて、この先が非常に楽しみな作品です。 来年には完成品が見られるかも。
続く
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何時間もかけてテキストファイルに記事を書いていたのに突然消えてしまい、かなり落ち込んでいますが続けます。
今回の課題部門のお題は「ハーフトラック」でした。
3位を受賞された“Mや”さんの作品 [Sd.Kfz.7/1 ining the 2cm Flakvierling 38 anf Selbstfahrlafette with Sd.Ah.51 ]
同じく“Mや”さんの作品2つ。
[German SWS w/2cm flakvierling 38]
[M16 multiple gun motor carriage]
2016年でもAM賞を受賞されていますね。 アフターマーケットパーツを使われて繊細に仕上げられているところに好感が持てますね。 またただでさえ手のかかる対空砲を積んだハーフトラックを複数作り上げられているところも素晴らしい。
ガレージキット部門
3位を受賞された“たーさん”の作品[VEZDEKHOD Armoured Car Tank]
[Mgebrov White 1915]
私には全く知識の無い車両でございます。 ましてやガレージキットで出ていることすら奇跡だと思いますが、たーさん流石に上手いです。 1年以上、お会いしていませんでしたが、とても元気そうで何より。 イエサブで88も拝見しましたよ!。
フルスクラッチ部門
会場に来るのが遅すぎて受賞を逃してしまった感が強い、カプチーノさんの作品
[自由学園 ARL44]
遠いところから来られているので仕方が無いですが、勿体無い。 AM誌でスクラッチする記事が連載されていますが、それよりも早く、そして納得いくまで作り直された作品ですよ。 今回接触する機会が無かったのでお話出来ず、これも残念でした。
同じ部門で受賞されちゃカブリモノスキーさんの作品 [マーシャル駆逐戦車]
ドイツではなくルーマニアの試作戦車ですが、あのヘッツアーのお父さん的な立ち居地だそうです。 これを見たドイツがヘッツアーを作られたとのこと。 ルーマニアが先に量産していれば、ドイツも頼りに出来たかもしれませんね。
フィギュア部門
ツイッターでお馴染み、SHINさんの作品[Uボートクルー]
アルパインの1/16フィギュアです。 グレーの服って明暗が付けにくいと思いますが、さすが手馴れていらっしゃいますね。
Uボート繋がりで源蔵さんの作品(タイトル失念)
どっぷりヒストリカル専門のコンペでも良いところまで行きそうな作品。 メルクールの会の展示会でも、その塗装方法をお聞きしましたが、とても真似できません。 今年もSHSでお会いしましょう!。
2018年東京AFVの会、私のレポートは以上でございます。 ほかにも画像を載せられなかった作品は沢山ございました。 会話に夢中で撮影していなかったり、ぶれて使えなかったりと皆様、申し訳ございません。 それでは2019年もまた元気にお会いしましょう!。
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