御来訪感謝申し上げます。
ここ2日ほど記事更新をサボってしまいました。
“きっかけは○○テレビ”のコピーではありませんが、きっかけは冒頭画像のように東海テレビの番組での不適切表現というヤツでした。
この不祥事を知ったときに怒りよりも絶望に近いものを感じ、パソコンに向かう気力も失せてしまいました。
それだけ、東北の人間にとっては捨て置けぬ出来事だったからです。
今日は言いにくいことをあえて書かせていただきます。
この件についてはネット上でもフジTVの韓流押しと同等に騒がれ報じられましたから、詳しい内容はご周知の通りです。
キー局が韓流押しで突っつかれている時に、系列局が東北人の神経を逆なでするようなことを平気でやらかすのですから、もう正気の沙汰とはいえません。
不肖敬天愛人は我が身を棚に上げて、テレビ界に住んでいる人間たちは正気の人間は誰も居ないと勝手に断じています。
動画サイトで東海テレビの謝罪放送も観ました。「誤って、不適切な表現があったCGが放映されてしまうというトンデモないミスを起こしてしまいました」と男性アナウンサー2人がしきりに低頭していました。
敬天はこれを観て、謝り方としてはこれしかないのだろうが、「誤り」「ミス」で片付けられる問題ではないだろう!と全く納得いく説明になっていないと感じていました。
どうやら、東海テレビのアナウンサー氏たちもこの程度の弁明では到底納得してもらうことは無理だろうと分かっているらしいことが、画面に映っている彼らの重い表情にハッキリと見て取れました。これから、このような事態に至った調査を行い、原因を徹底追求した上で報告番組を再度行う、ということらしいが、CG作成を発注している外部業者のせいにして、あとは番組スタッフ何人かの処分をしてお開きという結果が出る程度でしょう。
そもそもテレビ局に自浄能力があるのなら、こんな問題は起こりにくいはずです。
敬天は今回のトラブルは「人的ミス」などという生易しいものではなく、局も委託業者もつるんだ、一種の「愉快犯」的な犯罪だと思っています。
外部業者の50代の男性がどんな男かは知りませんが、この男がふざけて、というより「ウケを狙って」作った仮のCGを持ち込んだ段階で、局側のスタッフの一人でも問題意識を持っていれば、こんなふざけたことは起きなかったはずです。また、即座に廃棄されたでしょう。
つまり、東海テレビ側のスタッフたちも皆が皆と言っていいほど、この50代のCG作成者と同じような感覚を持っていたとしか考えられないからです。
外部の委託業者といえば、下請業者です。元請業者に対して、請けた仕事=商品を作るのも納品するのも本来ならばかなりの緊張感があって然るべきであり、長年の付き合いからやや馴れ合い的な部分があったとしても、本番前の仮制作用でもこのような極めて不謹慎なものを平気で持って行く神経が理解できません。
考えられのは、先述したように「ウケを狙った」のでしょう。「ウケを狙う」ということは「ウケて」くれる相手がいるからです。元請である東海テレビの人間たちが同じ感性を持っているからなのです。
一時が万事、と言います。普段からそういう思いを東北に対して抱いているから、肝心な時に露呈してしまうのです。
個人が何を思おうと自由です。しかし、公共の電波の使用免許を持ち、番組を作り放送している事業者の一員である自覚のなさだけでなく、事業者としても内部のそういう風潮を許していることが根本原因なのではないのか。
風評被害に最も苦しめられている福島県の人間だからといって、決して厳しく言うわけでありませんが、今回の不祥事は東海テレビ放送株式会社が法人としてどう対処すべきかは、自主的に一時的にせよ事業停止を管轄官庁に申し出るか、総務省自身もエリア内視聴者のみならず、東北地方の関係者及び全国の国民が納得できるような厳しい罰則を与えるべきであると考えています。
なぜなら、それだけ公共のメディアの影響力は良くも悪くも大きいのです。いわゆる風評被害もメディアの影響によるものが圧倒的に多いのです。そして今回の不祥事もますます東北地方(特に岩手・宮城・福島の被災3県)への悪しき風評被害を拡大させる結果となっているのです。
正直言って、敬天は福島の米に関しては風評被害から逃れることは無理であると諦めています。しかし、福島から300Km以上離れた岩手産にまで風評被害が及んでいる事実に驚いたのです。勿論、岩手県にまである程度影響が及んでいることは承知しています。
でも、ふとこんなことを思い出したのです。遥か昔の大学時代に「名古屋以西の人間は東北地方の地理には無知だぞ。青森が何処にあって、福島が何処にあって、といちいち理解しているヤツはおらんぞ。東北地方は十把一絡げや」と教えてくれた佐賀出身の同級生がいました。
風評被害も元を辿れば無知に当たる、と上手いことを言った知人がいましたが、世間に情報を提供するメディアの人間たちが無知では済まされないのです。
西日本にお住まいのご来訪者の方々にあえてお願いしたいのですが、できればもう一度日本列島の地図を見ていただきたいのです。
東北6県の位置関係や、一番南の福島から本州最北の青森まで500km以上あるのです。大手企業の社員は東北支店に赴任して、最初に悩むのは東北地方のあまりの広さなのです。
東北6県を営業エリアとすれば、支店の所在地仙台を中心にクルマを活用することになりますが、大半の方は半年で腰をやられてしまいます。ちょっと隣県に行ってくると出かけても片道で200〜300kmは軽く走ることになります。往復で400〜600kmです。この他に訪問先での仕事もこなさなくてはなりません。宿泊を認められればまだいいですが、日帰りとなればかなりの重労働です。
ちなみに、47都道府県がありますが、一番面積の広いのは勿論北海道ですが、2番目は岩手県、3番目は福島県なのです。
どうか、この現実もご理解いただきたいのです。同じ東北でも互いにまともにそれぞれの方言で話せば、ほとんど意思疎通がとれなくなるくらい広い東北なのです。
それから、東北地方には現在約700万人の人たちが住んでいます。今後、要らぬ風評被害や政府の愚策によって、東北に居ることができなくなったら、この人たちは北海道、あるいは関東以西に移動するしかなくなるのです。おそらく、東北の人間は寒さには懲りていますから、新天地を求めるとしたら雪の降らない温暖な地方を求めて民族移動することになります。その結果、移動先の地方の方々と生存権争いが生じてくるのが目に見えてきます。どういうことかというと、生活していくために職を探しますから、雇用の問題が当然発生してきます。経済が成長している時ならまだしも、現状を考えると職の奪い合いが起こる可能性も出てくるということです。
今回の東海テレビの不祥事は東北から遠く離れた地方の人たちの「他人事として無責任さ」が根底にあると感じています。
しかし、狭い日本列島に1億2千万人以上がひしめき合うように住んでいる日本の現実を考えれば、決して、対岸の火事や他人事ではないということも現実にあるんだということをたまにでいいですから、考えていただきたいのです。
これまでの風評被害にこういう不祥事が更に火に油を注ぐ事態となり、ますます東北の人間を追い詰めることになるのです。
東北の人間にも憲法で生存権が認められています。
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