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「歓びが、満ちてこない。」と評判がイマイチで自分もそう思う'14ステラですが、メーカーの言う"歓び"とは何かを探るべく、本体を分解して検証しながら組み直してみることにしました。

イメージ 1
巻きのダルさの原因を切り分けるため、まずは本体からのノイズと巻き抵抗を調べてみます。
クラッチを外した状態でピニオンを回すとどの程度抵抗が発生しているのか解ります。
メーカー出荷状態によくありがちなグリスによる抵抗感がしっかり残ってます。
ただ、ノイズに関してはほとんど出てませんでした。


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グリスがピニオン周辺に詰まってました。
明らかに多い塗布量を見ると、緩衝剤として組立て精度誤差の微調整に使ってるんじゃないかと勘ぐってしまいます。


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出荷時に塗布されていたグリスを全て除去します。


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潤滑はラジコン用に愛用しているタミヤセラグリス HGを塗布してみました。
このグリス、ベタ付かないのに飛び散り難くスベスベ感が持続する優れモノで、リールにはもってこいではなかろうかと感じます。
ちなみに、SWシリーズのシールにも性質が非常によく似たグリスが塗布されていました。
ラジコンのギヤに塗るときと同様に歯ブラシで薄く丁寧に塗っていきます。


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軽いグリスを必要分だけ塗布したので回転のダルさがだいぶ解消されるはずです。


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先日の個体ではボディー合わせ面が腐食していたので、予防保守的にタミヤアンチウェアグリスでシーリングすることにしました。


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ローラークラッチをチェック。
特に問題は見当たりません。


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シール類は劣化防止と滑り向上を狙ってシリコングリスを塗布してみます。


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分解したついでに撥水プレートの撥水性能をチェック。
必要に応じてポリマー加工で撥水膜を復活させます。


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金属同士を擦るようなノイズが出ている場合はここが原因の可能性があります。
プレートとローターのスペーサーの隙間が0.2mmぐらいなんですが、プレートの位置がずれると隙間が狭くなったり、場合によってはスペーサーと接触して回転不良を起こすことがわかりました。
組み付け時に隙間が均等になるようにプレートを移動させながら組まないとシャリシャリシャカシャカ音が出たりします。


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ローラークラッチの直上にあるシールを外すと巻きが軽くなります。
これを外すと防水性が失われるので、巻の軽さを追及しない場合は付けておいた方が無難でしょう。


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「歓びが、満ちてこない。」。
相変わらず本体価格から期待する官能性能を体感することができません。
いったいメーカーの言う"歓び"とはなんなんだろうか・・・
巻きをダルくしているのはローラークラッチ直上のシールとローターナットのシールが原因でした。
これを外すと抵抗感が無くなり非常に軽い巻き心地になります。
防水性能を捨てられれば歓びに満ち溢れた巻き感が手に入ります。
シャリシャリシャカシャカ音が気になる個体は、撥水プレートの位置を微調整することで解決する可能性があるのでお試しください。

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