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降っても晴れても・・・
さてぼちぼち走ろうか

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鎌倉の年の暮れ

今年もいよいよ終わりが近づいて、鎌倉の見残したものを訪ねてきました。
極楽寺駅からスタートです。

【2015年12月26日】

1.極楽寺駅
朝の極楽寺駅ではほかに誰も降りなかった。冷たい空気が体を包む。
極楽寺はすでに年末年始休暇に入っていて、門を閉ざしていた。
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2.導地蔵堂
駅前の桜橋のたもとに立つお堂で、中には導き地蔵が安置されている。
暗い厨子の中からこちらを見つめていた。
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3.極楽寺坂の石仏群
極楽寺坂切通しを由比ヶ浜の方へ歩いていくと、左手の細い階段途中に3基の庚申塔があった。笠付きの一基は像容で、背景はこたたき仕上げで珍しい。
側面には、右 江のしま道 と彫られているので道標である。元は違う場所に置かれていたのだろう。
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4.虚空蔵堂
坂を下っていくと左手の星の井の左上にある。神仏習合の姿(狛犬)。
その昔、天平年間に行基菩薩がここで虚空蔵求聞持法を修していて感得したという。
虚空のごとく広大無辺な智慧と功徳を持った虚空蔵菩薩である。
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本堂の前には舟守地蔵。
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虚空蔵菩薩は星のように輝いていた。
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5.力餅屋前の庚申道標
さらに町中へと進むと庚申道標が立っていた。
左側面には、はせくわん音之道 と刻まれているが、教えてもらわないとなかなか読めない。「音」の下の字は諸説がある。寛政3年のもの。
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6.御霊神社
江ノ電の踏切を渡って御霊神社へ入る。すぐ左手に稲荷神社があって、日差しを浴びていたきつねが一瞬電車で陰になった。
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狛犬が一対。由比ヶ浜の方角を見る子供の狛。
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もう片方、じゃれついてきそうな感じ。
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境内の右奥には庚申塔が並んでいる。その数、11基。かなり姿が不明になった青面金剛。
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拍子木と扇子で囃す猿と御幣をかつぐ猿たち。文政8年。
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正徳4年の阿弥陀庚申。
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御嶽山の碑の前には不動明王が岩に埋め込まれていた。
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手水鉢にも味があり、諸願成就皆人満足 と彫られている。元禄13年奉納。
御霊神社はなかなか面白い所だった。
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7.長谷寺
久しぶりに坂東観音霊場第四番の長谷寺を参拝した。
本尊の十一面観音菩薩は大和長谷寺の同木で彫ったと伝えられる。こちらの本尊はどこに祀るか決まっていなくて、なにわの海に流したら三浦半島に流れ着いたそうだ。
境内の卍池に奪衣婆石像があった。
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経蔵の輪蔵は本日は回せない日で、代わりに摩尼車を回す。
とてもエキゾチックなデザインである。
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鎌倉の町を展望する。
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弁天窟に入ってみた。弁財天と十六童子の磨崖仏があって壮観だ。
大黒天姿の善財童子。
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酒泉童子のかたわらの酒甕の周りは濡れていて、実感がこもっていた。
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牛馬童子など。それにしてもたいしたものである。
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諸芸能の道を拓いてくれるという弁財天の美しい姿。いつどのようにして彫られたものなのか・・・
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8.長谷観音道の庚申塚
長谷寺門前の道を戻っていくと、文学館入口交差点の先の左手に庚申塚がある。狭い場所に寄せ集められているので、よく観察することもできない。読めない文字が気になる。
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9.六地蔵
さらに進むと交差点の名前にもなっている六地蔵。鎌倉時代には刑場のあった場所で飢渇畠と呼ばれていた。刑死した人を弔った名残の六地蔵である。
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10.いわや不動
六地蔵から鎌倉駅西口あたりを通って寿福寺へ。その前の踏切を渡ると左手にあるが、入り口が細くてわかりづらい。平安時代後期から存在するのだという。
路地のような参道の左手に庚申塔が並んでいる。傍らは不動茶屋となっている。
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奥には岩窟不動尊があり不動明王石像が祀られているが、これは二代目だという。
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こんなロケーション。平安時代からよく崖が崩れなかったものだ。右は茶屋のイス。
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11.巨福呂坂の石仏群
鶴岡八幡宮の西側に、言わずと知れた巨福呂坂がある。
かつて鎌倉将軍(誰なのか?)が病膏肓に入った折り、差し迫って青梅を所望したという。
探し求めると青梅はこの石仏群のそばの大聖歓喜天の前にあったそうだ。それを食したら病は治った。
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もう梅の木はない。
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12.鶴岡八幡宮
京都の石清水八幡宮を勧請した壮大な八幡宮、の割にはなんとも不釣り合いな狛犬一対。
かつては石段上の境内にあったらしい。階段をお下りになった狛犬である。寛文8年。
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「2010年に強風で後ろの大銀杏が倒れたが、危うく難を逃れたのだ。」
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13.八雲神社
東鳥居を出て雪ノ下界隈を通り抜けて、西御門の奥へ。石段下の庚申塔群。
真ん中は四臂青面金剛で、ちょっと珍しいもの。延宝8年。
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14.白旗神社
ちょっと戻って寄り道を。「源頼朝を白旗大明神として祀っているのです。」
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鎌倉宮の前から覚園寺道へ入って途中の庚申塔からハイキングコースへ登る。
ほんの少しだけ中世の風景を味わってから西ヶ谷の住宅地へ下って二階堂へ。
さらに瑞泉寺の手前からハイキングコースに入ってマイナーコースから十二所へと下っていった。
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15.十二所の切通し庚申塚
十二所神社と金沢街道をはさんで向かい側あたりの旧道にある。見上げるほど高い所だ。
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16.明王院
鎌倉駅方面へ戻りつつ、明王院へ。入り口左手の石塔の上で猿が腹筋を鍛えていた。
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17.鎌足稲荷神社
浄妙寺の右奥に木立に包まれて建っている。社殿の左奥には800年あまりの歳月を経たと思われる五輪塔群が、やぐらの中にひっそりとたたずんでいた。
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さらに道草を食いながら鎌倉駅へと足を運びました。
驚いたことに段葛の道は大改修工事に突入していて、全く覗くことができません。
どんな道に生まれ変わるのか楽しみです。

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