ここから本文です
降っても晴れても・・・
さてぼちぼち走ろうか

書庫全体表示

福島の磨崖仏と低い山々を巡る旅の続きです。
岩谷観音にて
イメージ 1

二本松市の岩蔵寺磨崖仏を見た後は阿武隈川に沿ってずっと北上し、福島市に入ります。ひっそりとした林道の傍らに次の磨崖仏がありました。

【2019年4月6日 後半】


6.銚子不動尊(銚子の口の磨崖仏)
イメージ 2

明和元年に建立されたという磨崖仏である。林道のカーブ地点に案内板が立っているが、実物はどこにあるのか。この草のからみついた岩だろうか?
イメージ 3

かすかなフミアトを回り込んでみたら、そこに不動明王が刻まれていた。大黒天のようにふっくらとしている。伸び放題の草が、わざとそうしたかのようにいい味を出している。
不動明王は阿武隈川を見下ろしているのだ。世間に背を向けて。
イメージ 4

林道から急な道を20mほど下ると川面が近くなる。この合流点が銚子の口に似ているので、そう呼ばれるようになったという。
イメージ 5


7.女神山
イメージ 6

車で巡っていると時間に余裕もあることだし、女神山に登ることにした。
この山は川俣町と伊達市の境界にある。今日は川俣町の県道51号側から入ってみた。
イメージ 7

ここは堀切登山口という。法面の上から登山道となっていく。だいぶ青空が広がったけれど、風が強かった。誰にも会わない登山になりそうだ。
イメージ 8

気持ちの良い尾根道を登っていく。2時間半ほどの周回だから気楽なもの。
イメージ 9
暖かい、陽だまりの道。
イメージ 10

山頂が近づいて傾斜が急になってくると、カタクリの花が咲いていた。まばらではあるけれど、あちこちに咲いている。
イメージ 11

そして山頂直下の石祠。
イメージ 12
その上が女神山頂上で、古い鉄剣が祀られていた。ここも信仰の山なのだろう。
イメージ 13

頂上からの展望。北東に見えるのは霊山か。明日登る山だ。
イメージ 14
標高は600mにわずかに届かない山、それでも眺めはすばらしかった。福島の山というのは実に面白いと思う。
イメージ 15

さて、伊達市の月舘側へと下ります。本当にのんびりした棚田の風景。この後は山麓の農村を歩いて、最後は車道歩きで駐車場へと戻りました。1時間50分の山歩きでした。
イメージ 16


8.黒岩虚空蔵尊
イメージ 17

次は福島市街地へぐっと近づいて、再び阿武隈川のほとりへ。川を見下ろす丘に虚空蔵堂が建っている。
イメージ 18

阿武隈川の流れ。秋の紅葉の頃はすごいらしい。
イメージ 19

境内の斜面には十六羅漢が点在している。
イメージ 20
丸彫りの羅漢像というのは、鑑賞するには情緒的に物足りない気がする。日本的というよりも異国の香りだからか。
イメージ 40


9.岩谷観音磨崖仏
イメージ 21

本日最後のスポットは信夫山の南麓にある。私自身が福島市には仕事でも遊びでも数限りなく来ているのに、ここは初めてなのである。つい昨年までは存在すら知らなかった。
水路脇の参拝者駐車場から登っていくと観音堂に到着する。そこには想像を絶する観音磨崖仏の大宇宙が展開していた。
イメージ 22
ここに彫られているのは、三十三観音の他にも地蔵尊・不動尊など60体あまりがあるという。その起源は平安末期に始まり、磨崖仏は江戸時代より彫られてきた。
イメージ 23
定形によらない作風ながらも気品と風格がある。岩の階調に溶け込んですらいる。
イメージ 24
見上げればそこかしこに彫られていて、我を忘れてしまうほどだった。
イメージ 25

弁財天。
イメージ 26
不動明王と25番など。
イメージ 27

イメージ 28
イメージ 29

イメージ 30

イメージ 31
イメージ 32
イメージ 33
言葉にならない。
イメージ 34

さらに上段へと登っていく。雛壇状になった岩壁にまだまだあった。
イメージ 35
傾いた午後の日差しに、百庚申の文字が浮かび上がる。
イメージ 36

イメージ 37
イメージ 38

今日の終わりに、福島の至宝を見れて幸せな気分だった。
イメージ 39


明日へつづく。

  • 顔アイコン

    スーさん、私もきちんとまじまじとは岩谷観音は見てないですね。あらためてじっくり拝ませていただきました
    虚空蔵尊の羅漢に「異国」を感じるとはなるほどです。
    私もここ、なんとも惹かれる場所です。
    川の風景を戻ると立子山でしょうか?昔仕事でよく通いました。川の風景が懐かしいです。

    [ iizakaumare ]

    2019/4/13(土) 午後 2:51

    返信する
  • 顔アイコン

    岩谷観音はほんとうにすばらしいと思います。福島の磨崖仏の中でも五本の指に入るでしょうね。
    川の風景ですか、中通りでも少し奥に入るとたくさん残ってますね。近くにいい風景がたくさんあってうらやましいです。

    スー

    2019/4/14(日) 午後 8:33

    返信する

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
  • 名前
  • パスワード
  • ブログ

本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事