桜のためいき

日本と帝国海軍大好きな人間のつぶやきです。

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2013年06月

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靖国神社には、男性の英霊だけではなく女性の御祭神も多く祀られています。
その数五万七千余柱にのぼります、日赤の従軍看護婦さんや陸海軍の軍属として内外地で働いた女性たち、そして沖縄の女学生たちも。
沖縄の女学生というと一番に頭に浮かぶのはやはり「ひめゆり」の乙女たちでしょうか。彼女たち「ひめゆり学徒隊」は沖縄師範学校女子部の生徒と沖縄県立第一高等女学校の生徒たちを指します。師範学校生徒は百二十名、第一高女の生徒は二百名沖縄陸軍病院に配属されました。
しかしここで覚えていただきたいのは沖縄戦に看護婦として活躍したのは彼女たちだけではないということです。
他に
県立第二高等女学校・六十五名 白梅学徒隊 配属部隊・第二十四師団第一野戦病院
県立第三高等女学校・十名 名護蘭学徒隊 配属部隊・沖縄陸軍病院分院
県立首里高等女学校・八十三名 瑞泉学徒隊 配属部隊・第六十二師団野戦病院
私立積徳高等女学校・二十五名 積徳学徒隊 配属部隊・第二十四師団第二野戦病院
私立昭和高等女学校・四十名 梯梧学徒隊 配属部隊・第六十二師団野戦病院
の総勢二百二十三名を忘れてはなりません。
しかし現実は彼女たちは沖縄でもほとんど忘れられた存在のようになっているようです。なぜかというと、「ひめゆり学徒隊」の生徒たちは沖縄でも女子のエリートだったことも関係しているのではないかという話を聞いたことがあります。
エリートであろうがそうでなかろうが、国にささげた彼女たちの思いは変わるものではありません。そのようなことが本当に一因で忘れられた存在になったとしたら、後世の我々は大きな過ちをしていることになります。
 
県立第二高等女学校の戦没生徒を祀る「白梅の塔」は今では立派なものが立っていますがその昔は手作りの質素なものだったそうです。石積みのそれは納骨堂になっていて、鍵のない小さな鉄の扉をあけると女学生たちの遺骨がそのまま入っていたといいます。その場所は、多くの女学生たちが自決した場所でもあります。
生還した「白梅学徒」たちが、戦後戦没した友人たちの遺骨を拾って石を積み、そこに納骨したのだそうです。亡くなった少女たちの親・親族は娘の死を信じることなく「あの子はやんばるにいる、元気でいる」とか「泳ぎが上手だったから泳いで逃げて今は波照間か石垣あたりで生きて元気でいるはず」と言って遺骨を引き取ろうとしなかったようです。そんなことがあり、生還した同級生たちは石積みの納骨堂を作った。
鍵のない蓋だけにしたのはいつか親や祖父母たちが「これはきっとあの子の骨」と触ってあげられるようにしたのだそうです。
 
そのような質素な納骨堂から始まった「白梅の塔」に参拝をする人は、はたしてどのくらいいるのでしょうか?
もしも、もしもみなさんが沖縄にいらっしゃることがあったら「白梅の塔」にぜひ詣でていただきたいのです。
沖縄でもあまり知られることない彼女たちがあまりにも哀れです。今の高校生と同じ年頃の女の子たち、昨日まで学校でお裁縫を習っていた少女たちが、今日は野戦病院で戦傷を受けた兵士の腸を必死で腹に押し込んでいる・・・裁縫をしていた同じ指で。
女の子らしい幸せもおしゃれも何も知らないまま、砲弾の炸裂音におびえながら来る日も来る日も凄惨な状況に身を置いてそして死んでいった彼女たちをどうか、思ってあげてください。
 
「白梅学徒隊」で戦没された女学生の遺書をご紹介して今日は終わります。
陸軍軍属 大嶺美枝
白梅部隊 沖縄県立第二高等女学校四年 昭和二〇年六月九日沖縄県高嶺村にて戦死
沖縄県島尻郡小禄村出身 一七歳
 
お母様!
いよいよ私達女性も、学徒看護隊として出動出来ますことを、心から喜んで居ります。
お母様も喜んでください。――お母様は女の子を手離して、御心配なさる事でございませうけど、決して御心配はなさいますな。――
散る時には、立派な桜花となって散って行きます。その時は、家の子は、「偉かった」とほめて下さいね。――
お母様!空襲時はよく御用心下さいね。そして善ちゃんと弘ちゃんを良く守って下さいませ。決して私の御心配はなさいません様にしてください。
(中略)
お母様!今まで口ごたへばかりして来てすみませんでした。
これからは、きつと立派な一人前の看護婦になって、お国の為に働きます。
お母様!御身体を無理なさらぬ様に、又善ちゃん弘ちゃんを怒らずに、朗らかに暮らして下さい。
大島兵曹、信一兄さんによろしくおつしゃつて下さいませ。
かしこ
                                             美枝
最後に一家の御健康をお祈りいたします。
 
いろいろ調べていましたらこんなことがあったようなので補記として。
今年四月七日この慰霊塔にある地蔵二体とそのほかのものが盗まれていることに元同窓生(84)の女性が気付き通報。犯人が捕まったかは定かではありませんがどうしてそういうことを平気でするのか?神経を疑う話です。

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