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ドバイの気候って、当然、灼熱地獄ですよね…!という質問を立て続けにいただいたので、少々説明させていただこうと思う。 ドバイは、北緯24度に位置している。石垣島が北緯25度に位置していることから、日本では、最近、波が高い南西諸島とほぼ同じ緯度に属していることになる。その地域の気候は海との位置関係や寒流暖流との関係などが複雑に絡み合っており単純ではないが、その気温については、緯度に伴う日照量に大きく依存されるといっても言い過ぎではない。そんなわけで、ドバイ(北緯25度)/石垣島(北緯24度)/東京(北緯35度)について一年間の平均気温と降水量を調べてみた。以下が、取りまとめた表になる。 降水量については、石垣島の降水量が東京のそれより若干、少なめであることが、新鮮な驚きであることを除くと、砂漠地帯、ドバイのドバイたるところがよくわかるのではないだろうか。最大でも40mm程度の降雨しかなく、夏場は本当に皆無となっていることが理解していただけるかと思う。 この理由であるが、アラビア半島のインド洋よりには高い山脈がそびえている。降雨をもたらす、雨雲のもととなる湿気を含んだインド洋からの風は、この山脈にさえぎられてしまうことになる。従って、夏場の降雨は皆無ということになる。冬場は、風向が変わるが、アラビア海からの湿気では、たいした降雨をもたらすことがない、というのが気象学的な理由らしい。従って、山脈にさえぎられない冬場でも月間降雨が40mm程度にとどまってしまう。 年間の降雨日数は、数えるほどで、当然のことながら、傘を持ち歩く必要はない!また、傘自体手に入れることは至難の業である。 中東は灼熱地獄といわれている。その言葉にうそ偽りはないと感じているが、年間の平均気温の動きを見ると意外な感じを受けるのではなかろうか。たしかに、7月8月の平均最高気温は40度を超えており、東京の35度と比べると、相当に暑いということをうかがい知ることができるかもしれない。しかし、それが年間を通すわけではないのである。 実際、今の時期(12月〜2月)には、最高気温が25度以下となっている。ちなみに、本日、2013年2月3日の当地最高気温は22度。今朝方の最低気温は10度と発表されている。 22度や10度と聞かされて、あれ?、という感想をもたれる方も多いと思われる。しかし、これまた事実である。この季節、実は観光にはベストシーズンであり、ヨーロッパ方面からの避寒の観光客で市内はにぎわっている。当地方面を観光で訪れよう、という方はこの時期をお勧めする。もちろん、怖いもの見たさで夏を所望されるのも一興かとは思うが。 写真は、8月のとある日に撮影した街角の温度計。48度を示している。体温以上の気温、とてもじゃないけど歩く気にはなれない。(苦笑 なお、例年、6月ころから9月いっぱいころまでは(気温の上昇具合に応じて、労働基準局より発表される。)、法令により12時から15時までの間、外での作業が禁止となる。真夏のある日の工事現場に行くとこんな光景を目にすることができる。(笑 皆様、お昼寝中のようだ…(爆 よくこんな質問を受けることも多い。『気温が上昇して45度を超えると、避難命令が出されるらしいね。。。。』 都市伝説である。そんな避難命令が発令されることはない。 ただし、12時になると海外からの出稼ぎ労働者で占められる現場作業員たちは、3時間の休憩のために嬉々とした表情でぞろぞろと現場から室内に向かう列を見かけることがある。しかも、この12時前というタイミングはちょうどアザーン(お祈りの時間を示す、コーランの読経)が流れ始める時間である。ご存知の方もいらっしゃるかもしれないが、このアザーン、サイレンに聞こえなくもない。そんなところから起因する、都市伝説ではないか?と思っている。 話がそれてしまったが、夏場の酷暑は確かである。しかし、冬場には、かなり気温が下がるのも事実である。また、砂漠地帯特有のことかと思うが、とにかく寒暖差が激しい。
先頭のグラフでも明らかであるが、東京にしろ石垣にしろ、その寒暖差は5度内外。一方、当地のそれは、10度以上ある。 特に、冬場のこの時期、上着なしで夜半以降に外出する場合は、何らかの上着がないと風邪を引いてしまう。昼間の20度以上に対して、明け方などは、気温が10度を切ることも多いため、注意する必要がある。 |
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