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ドバイのクレージーな開発ラッシュが問題視され始めて久しいが、冷静な目で点検していくと、その考え方や着眼点には、目を見張らされるものが多いのもまた事実である。 したの写真に写るモダンな外観の倉庫がそれだ。 ドバイ国際空港に隣接する敷地内に建設された倉庫であるが、その名も= 『ドバイフラワーセンター』 =と名付けられたこの建物であるが、生花の集配センターである。 完全に空港のセキュリティーゾーンの中に位置しており、駐機スポットからほぼダイレクトに、冷蔵コンテナを収容することが出来る。 このフラワーセンターであるが、フリーゾーンに指定されている。フリーゾーンに指定されたば場合のメリットは、 1.UAE国内で事業を行う場合に要求される様々な認可を免除される。従って、外国資本でも即座に事業を開始できる。 2.個人所得税および法人税が、免除される。 3.収益の本国への送還がフリーハンドで認められる などがあり、外国資本呼び寄せるため施策のひとつである。 何故、生花なのか?であるが、ここがこの国の目の付け所なのか?と、思わされるところでもある。 場所柄、アフリカあるいはインド亜大陸の生花生産地と、ヨーロッパや日本といった生花の大消費地の中継地としては、非常に便利な位置にある。しかも、発展著しいエミレーツのハブとして機能しているドバイ国際空港には、産地からのフライトと消費地へのフライトが数多く設定されているのも大きな強みだ。 生来、生花の集荷場所としてはオランダ生花市場が、その任を担ってきたが、今後の発展次第では、そのシェアを奪うことも十分、予想される。 このフラワーセンターであるが、運び込まれた生花を、切り花として加工し、再包装する機能も持ち合わせており、生産地から消費地までんp時間短縮にも大いに貢献するはずで、ケニアあたりからオランダ経由で日本へ運び込むよりも大幅な時間短縮が可能になるはずだ。 また、先進国で加工するよりも安い人件費で、産地で加工するよりもより高度な、加工をするということにより商品価値を高めることすら出来るはずで、元来、日本に輸入後になされていた部分の作業もこちらの安い人件費で行うことが出来るようになり、付加価値部分がメリットとして生きてくる可能性が高い。 話は変わるが、関西空港の減便が叫ばれて久しいが、このような支店での投資というのも重要ではないのか、と考えた次第である。 もっとも、関西空港にどれだけの地の利を創出できるのかは、はなはだ疑問ではあるが…
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ドバイのビジネス
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