風のドバイ絵日記

砂漠に冬が到来!撮影にはベストシーズンですよ!

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 前記事で、エミレーツ航空のA340-500型機について触れたが、下記のような記事がすでに掲載されていたのだが、見落としていた。10機のA345フリートのうち、すでに2機は運用から離脱しているという。しらべてみると、A6-ERFはすでに、ラスアルカイマ空港でストア状態に入っているという。

 下記は、フライトグローバル誌の少し古い記事であるが、そのことが記述されている。燃料費高騰の折、燃費の悪い4発機は運用から離脱させる、とのことだ。また、売却先が見つからない場合は、そのままスクラップにすることもありえるとか・・・。いくらなんでも、10年少々の機体を、スクラップというのは、??であるが、運用離脱した2機のうちの1機は部品取りとして使うとのことなのであながち、スクラップもありえる??という思いがわいてくる。


Emirates has retired two of its 10 Airbus A340-500s, and is breaking one for spares, as sustained high fuel prices take their toll on operations of the four-engined aircraft.(エミレーツ航空は、その10機からなるエアバスA340-500のうちの2機を退役させた上、1機は部品取りとして利用される。これは、持続する燃料費の高騰により、燃費の悪い4発機の運用による損害を抑えるためでもある。)

The Dubai network carrier introduced the ultra-long range airliner in 2003, meaning that its oldest aircraft is only 10 years old. But the high cost of fuel makes the aircraft uneconomic to fly now, says Emirates Airline president Tim Clark.(エミレーツは、2003年に超長距離である同機を導入した。言い換えると、機齢が10年に過ぎない、ということでもある。エミレーツ航空CEOのティムクラーク氏によると、燃料費の高騰が運行にかかる経済性を著しく殷損している、という。)

“We’ve taken a big hit to retire them, but [their poor economics means] there’s no point in flying them,” says Clark. “They were designed in the late 1990s with fuel at $25-30. They fell over at $60 and at $120 they haven’t got a hope in hell.”(我々はA345フリートを退役させることにより大きな損害を被る。しかしながら、不経済な機材を飛ばし続けることにはなんらのメリットも享受できない。A345は、原油価格がバレル25〜30ドルであった1990年代後半の設計だ。一方、原油価格は60ドルオーバー、さらには120ドルオーバー、もはや原油価格低下の希望を持てぬ以上仕方がないことだ。)

Clark says that Emirates is looking to accelerate the phase-out of its remaining eight A340-500s, and if it cannot find any buyers, “they’re going to the knacker’s yard”.(クラーク氏によると、今後残る8機の退役も速やかに進めていく、とのことである。)

    

 ドーハ間のシャトル便への充当など、まさに末期状態と思っていたのだが、どうもそのとおりの事象が起こっているようだ。

 一方、A332であるが、引き続き運用を継続中、と思っていたのだが、こんな機体を目撃した。

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 A6-EAJ。カラチから到着のEK744便に充当されていたものだが、エミレーツのラインカラーを落とされてしまっている。

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 つい、3週間ほど前の11月23日に撮影した際には、この塗装だったのだが・・・

 A332もドナドナ状態(売却先を選定中)なのだろうか?
 シリーズ全体で377機を製造するに至った機種を悲運というのも少し大げさすぎる気もするが、同時期に製造されたA330シリーズの受注がいまだに途切れていないことや、海の向こうのライバルトリプルセブンが1000機以上の受注を誇るなど、いまひとつ精彩を書いた飛行機であったことは間違いない。
 双発機の洋上飛行のための概念、ETOPSが飛躍的に改善される時期と重なったのみならず本来ならば、対抗馬となるはずのボーイング747の改良に出遅れたことも不運のひとつかもしれない。

 シリーズでは最多セールスを誇った、A340-300についても、洋上飛行でのメリットを享受できなくなった今となっては各航空会社の主力機の座を更新に譲りつつあるようだ。かつて、エミレーツの日本線でも活躍したA343も退役が進み、今この時点で飛び続けているのは、下記の2機を含む4機のみ。大量発注された、ボーイング777-300ER/200LR機に取って代わられようとしている。

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 A6-ERRは、最後のご奉公中。

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 A6-ERNも同様。リーマンショック以前は、中部国際空港にもよく顔を見せていた機体。

 いずれにせよ比較的機齢の若い機材だけに、製造元のエアバス自身がその処遇に頭を悩ませていることを思わせる記事を見つけてきた。


 見出しでは、A340-600となっているが、記事を読むとどうもそれだけではないようだ。エンジンの換装も含めた総合的な提案を行いますよ!ということらしい。

Airbus and Rolls-Royce aim to boost the market appeal of the A340-600 with reconfiguration and support initiatives that address operating costs.(エアバスとロールスロイスによると、A340-600のマーケットへの訴えを構造変更や運用コスト削減のための主体的な援助を与えることにより強めていく意図を明確にした。)

The plan was unveiled in London on 4 December to an audience of over 100 delegates, who included bankers, appraisers, brokers, financiers and lessors.(計画は、銀行家/鑑定士/転売業者/投資家あるいはリース業者など100以上の関連団体からの出席者を前に、12月4日に公表された。)

"The meeting was to demonstrate Airbus, Rolls-Royce and CFM’s joint common commitment to the A340 programme," says Andreas Hermann, vice-president of freighters and A340 asset management at Airbus. "The key message is that it is not only one party, it’s all three parties who are very committed to the A340 programme."(エアバス社、貨物機およびA340資産管理担当副社長のアンドレアスへルマンによると、『ミーティングはエアバスならびにロールスロイス/CFMによるA340プログラムに対する確約を保証することを目的としており、主要点は、3社が共同してその責任を果たすこと確約したものである。』

Airbus has delivered a total of 377 A340s, including 246 CFM56-powered A340-200/300s and 131 R-R Trent 500 powered -500/600s. It is currently remarketing 16 A340s, including seven -300s, four -500s and five -600s, says Hermann. "For quite a few of these we have a solution to be announced sometime soon," he adds.(エアバス社は、合計377機のA340型機を引き渡したが、その内訳はCFM56エンジン装着の200/300型機が246機、ロールスロイストレント500装着の500/600型機が131機となっている。現在、16機のA340についての再市場化の調査を行っているところであるが、このうちのいくつかについては早い段階で、その詳細につきお知らせできるであろう、というのが、エアバス社の見解である。)

Airbus acknowledges that the A340-600 burns 12% more fuel than the similarly sized Boeing 777-300ER, but it claims the four-engined aircraft can be competitive thanks to its lower ownership costs, which it claims averages $850,000 per month, and by tackling engine maintenance costs. Central to the latter is a pledge by R-R to bring maintenance costs for an A340’s four Trent 500s in line with those of a pair of General Electric GE90-115Bs, which power the 777-300ER.(エアバスは、A340-600型機は、同等機であるボーイング社777-300ER型機と比較した場合、約12%燃料効率が劣ることを認識している。しかしながら、4発機はその低い所有コストにより、十分に競争力が確保ができるものと信じるにたる事実もある。トレントエンジンの製造者であるロールスロイスによると、777-300ER型機のGE90-115Bと比較した場合に、月額約85万US$(約8,500万円)のコストセーブができるというものである。)

A presentation given by Airbus at the conference included a slide about engine manufacturer support for the Trent 500 which stated: "Four engines for the price of two (four Trent 500 = two GE90-115)".(エアバス社により提示されたプレゼンスライドには、4機のトレントと2機のGE90-115Bを比較がきさいされている。)

    

 事実関係についてはなんともいえないものがあるが、少なくとも、A340の転売にてこずっている様子が見て取れる。ご存知のように、シンガポール航空の20時間におよぶ超長距離路線の廃止に伴い、A340-500型機がリリースされることとなっており、それらも踏まえた上での対応が必要ということなのかもしれない。

 このトレント搭載のA340-500型機は、ボーイング777-200LR型機が初飛行するまでは、最長航続距離を誇った機材で、16,000km超の航続距離を誇る。製造は、わずか34機にとどまったのだが、シンガポール航空のほか、タイ国際航空/エティハッド航空とエミレーツ航空がその運用を行っている。

 エミレーツ航空には、2003年以来合計9機がデリバリーされ、全機が引き続き運用を続けている。ただし、ほぼ、能力的にバッティングするボーイングの777-200LR型機の受領開始となった2007年以降、南米各国への超長距離路線はB777-200LR型機の独壇場となっており、超長距離機であるA345がドバイ〜ドーハ間で充当されるなど、近年の活躍はその能力に応じたものとはなっていないことから、その去就に注目する必要があるのではないか??と睨んでいるのだが。。。

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 A6-ERI。この日は、EK844便に充当されていた。(ドーハからの到着)
 16,000km以上の航続距離を誇る機体の本日の飛行距離は、わずかに450km。なお、エミレーツ航空のドーハ線は、その日いったん充当されるとその1機が一日中往復を繰り返すというまるでLCCさながらの運用が行われている。

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 A6-ERN。EK854便は、クウェイトからの到着。これも1,000km弱の飛行。

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 A6-ERE。また別の日のEK844。どうもドーハ線への投入が多いような気がする…。

 先日、記事にしたクウェイト航空と同じ頃に飛ばしていたA300/A310はとっくのむかしに取り替えたのだが、更なる取替えにかかるエミレーツ航空。
 需要の急増で資金繰りが改善、その結果、新たな機材を導入する財務余力がでてくる、その結果、更なる乗客の増加、という好転が続いているものともいえる。この際、忘れてはならないのは、政府の全面支援ということがるだろう。話がそれてしまった。

 今後、ボーイング777とエアバスA380に機材が収束していくものと思われるが、もう少し小型の機材を持たなくてもよいのだろうか?同様の政策を取り続ける湾岸御三家の動向からは、やはり目を話せない状況が続きそうだ。

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 イギリス空軍の『RED ARROWS』のパフォーマンスが見られるということで、アルアインまで出かけてきた。そのときの模様の一部をここに掲載しておきたい。
 9機編成のアクロバットチームというのはやはり非常に複雑な演技を披露してくれる。”流石”というのが率直な感想か…

 4機+3機+2機のフォーメーションで上がる。砂漠と赤のカラーが妙にマッチングしているように感じる。

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 装備機は、ご存知のように、HAWK高等練習機。

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 最初の行過は、正面から…。1機はみ出しました。。。。(苦笑

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 おなじみのダイアモンド編成。9機だとけっこう迫力あります。

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 何を模した編成だったのか聞き逃しました。(苦笑

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 コンコルドを模した、編成だそうです。たしかに、そう見えなくもない・・・

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 こちらは、ダムバスターズ。アブロランカスターを模した編成だそうな。

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 こちらのフォーメーションも聞き漏らした。。。。

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 正面から来る4機編隊が、すばやく交差した後、散開。

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 2機ずつの小編隊が、スタンド正面で交錯。。。

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 一番機と二番機の交錯。

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 おなじみのコークスクリュー。ただ、スピードがかなり速い・・・。そのあたりに連度の高さを感じる。

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 最終の散開演技。。

 ヨーロッパを中心に活動しており、アジア方面への出番はなかなかないようであるが、一度は押えておきたいチームのひとつではなかろうか。。

国営クウェイト航空

 やはり今後の新しい航空機の需要は、中東諸国、ということだろうか?
 エミレーツ航空とカタール航空の覇権争いからは、取り残された感の強い、クウェイト航空だが、けっこうな大型の発注を行うようだ。残念ながらというか、当たり前というか。。。。エミレーツやカタールのそれと比べるとおもちゃほどのインパクトではあるが、25機の購入となればそれなりの規模ではある。


Kuwait Airways Co. has signed a Memorandum of Understanding (MoU) with Airbus to buy 25 planes with an option for 10 more and to lease 12 planes, its acting chairman said on Tuesday.

He declined to reveal the value of the deal citing a confidentiality clause but local media, when talks of the deal first surfaced in May, estimated the cost at around $3 billion (Dh11 billion).

Financial consultant for the deal, Amani Buresli, a former minister of commerce, said the agreement includes the purchase of 15 A320neo and 10 A350-900 planes with the option to buy 10 more, five from each category.

    

 10機のエアバスA350-900と15機のエアバスA320NEOからなる25機の購入を決めたようだが、記事によると納入は2019年からとのことだ。現在のフリートは、A300-600RとA310-300が主力となっており、周辺諸国のエアラインと比較した場合明らかに見劣りする構成となっており、当座、短期間のリースによりA330を検討しているとも言う。

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 A300-600Rの9K-AMA

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 同じく、A300-600Rの9K-AMB

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 こちらも、A300-600Rだが、9K-AME

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 こちらは、A310-300の9K-ALB

 たしかに、A330やB777を普通に飛ばしている、カタールやエミレーツはたまたエティハッドと比較した時の見劣り感は大きなものがあり、同じくオイルリッチな湾岸国のエアラインとしては、黙ってみているわけにはいかなかった、というのが本音と思われる。
 現在、クウェイトでも空港拡張事業を推進しようという動きがあり、『時すでに遅し』、とは思うが、ボーイング/エアバスにとっては、取りこぼしの許されないマーケットのひとつであることは想像にかたくない。またもや、エアバスの一歩先行か?!
 ドバイエアショー開幕数日前の新聞記事。たわいもない記事でエミレーツ航空が組み立てキットの小型飛行機を製作したというものだ。


 興味のある方は、リンク先を覗いてみていただきたい。記事そのものより、コメント欄の雑多なコメントを読んでいるほうが笑えるが。。。。(笑

 ドバイエアショーに出展するとのことだったので、もちろん、眺めてきましたよ。。。。
 大きいのと小さいの対比ショット…。けっこう笑えませんか?

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 当日、駐機されていた機体は、A6-EEM。つい先ごろ、受領したばかりの機体である。

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