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PSAは、前立腺特異抗原の略語ですが、ゆわば前立腺に特化した腫瘍マーカーと考えれば分かり易いでしょう。
検査は採血です。
頻尿など泌尿器的な症状を訴えて、この検査をこちらからお願いすれば、保険適応で安く検査することができます。
ただし自身の経験からいうと、泌尿器科医が積極的にPSAの検査をしましょうということは余りないように思います。
つまり、例えば頻尿を訴えて受診したとしても、直診、エコー診をして、排尿障害の薬を処方をされて終わりというのが一般的だろうと思います。
特に泌尿器のクリニックだと、採血はあまりやりたくないのかな?という印象さえあります。
クリニックではなく、総合病院であれば、採血の部門があるので、お願いはし易いですね。
特定検診のオプションでもやって貰えます。
自費でやってもたしか2500円だった?と思いますが、特定検診のオプションの場合もうは少し安くなるようです。
PSAの基準値は「4」ということになっているようですが、素人の私見ですが「3」以上であればMRIを撮ることをお勧めしたいです。
数値が4未満であっても1以上であれば、検査は毎年やることが推薦されています。
1以下なら3年おきでも大丈夫というのが一般的です。
ここは、重要だと思います。
数値が「4」以上でもあっても前立腺癌であるとは限りませんし(前立腺肥大でも数値はあがります)、「4」より下であっても癌である可能性はあります。
ちなみに私は初回の検査の数値が「1」で、その後の検査を怠り、三年後の数値が「4」で画像診断(MRI )で、「被膜外浸潤」を呈した癌であると告知されました。
1年ごとの検査を怠っていなければ、癌は被膜内に留まった状態で発見された可能性が高いと思われます。
被膜内に留まっている癌と、被膜外に浸潤している癌とでは、治療の選択肢や、治療のボリュームが当然変わってきます。
被膜内の場合は併用療法でなくても、単独治療で完治することも期待できます。
私の場合は、小線源、外部照射併用という併用治療を昨年終えて、一応普通に生活が出来ています。
前立腺癌は相当末期になってからでないと、これといった症状は出ないといわれています。
私は、たまたま泌尿器科的な症状が(頻尿)あった為に、泌尿器に(前立腺に)対して意識が向いていたので、この検査をやった訳なのですが、もし泌尿器になんの何の関心もなければ、PSAの検査なんて未だにやっていないでしょうね。
人生の分かれ目、何が効を成すか?全く分かりませんよね。
私の場合は、頻尿だったことがある意味、功を成したという訳です。
この記事を読んで下さった方は、これを縁に一度PSAの検査をされることをお勧めします。
最近では行政の方でも、50歳を過ぎたらPSAの検査をしましょうと呼びかけているようです。
ちなみに私の「頻尿」の方での泌尿器クリニックの診断は、「水の飲み過ぎでしょう」って言われてしまいました。
◆追記
年齢階層別PSAPSA値は加齢によって上昇します。年齢階層別PSAとは、年齢毎にPSAの基準値を定めたものです。
50〜64歳は3.0ng/mL以下 65〜69歳では3.5ng/mL以下
70歳以上は4.0ng/mL以下が正常値として推奨されています。
生検を行った結果、がんが見つからなかった場合でも、その後は定期的にPSA検査を行って経過を見る必要があります。
PSA値は、1回の数値ではなく、連続的な変化としてとらえることが大切です。
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2017年01月23日
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