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取材先の都合が悪くなりまして、とぼとぼと岐路に着こうとすると目に入ったのは「宇宙戦争」の看板。はてもう公開になったのかとタイムスケジュールを確認すると、なんと5分後の開始。ほう、これはタイミングがよろしいと見てしまいました。 例によって公開直後なので、あんまり中身は書きませんが、強烈ですよけっこう。もしかしたら本当にこんな終末がやってくるんじゃないかという恐ろしい描写の数々。細かい点ではスピルバーグらしいノリも数多く見られるのですが、緻密な画面もすばらしく、編集も無駄がない。最近のスピルバーグ作品は、どれも無駄なカットが少なくて、ほどよく物足りない感覚が私には丁度よろしい。ウェルズ原作は相当に古いものだったはずですが、その骨子を生かしながら今風に仕上げております。 しかしそこはやはり古典の映像化。ひねりとか、どんでんとか、そういうのを物語の構成に期待してはいけませぬ。あくまで家族とか、愛とか、成長とか、そういう視点から見てはいかがでしょう。例えが悪いもですが「シックスセンス」はどう見てもホラーではなく、家族の映画。そういう感覚で見たら、もしかしたらディテールまで楽しめるのではないでしょうか。 それにしてもお金はかかっています。家族で見られるように、あえて残虐な行為を外すようなことをされていますが、すっかり強烈ですので、これは大人のための映画でしょう。
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