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昨日、新しい仕事の打ち合わせで南青山の「NOBU TOKYO」に伺いました。ご存じの方は多いでしょうがロバート・デ・ニーロが共同経営者となっている店で、シガーコーナーにはキャメロン・ディアスやらニコラス・ケイジやらハリウッドスターのサインがビッシリ。ちょうどシガーの引き出し一つに一人ずつ書かれているのですが、あと残すところ空の引き出しは6つでした。ついでにシガーをいただき、すっかり上機嫌‥‥のはずでしたが、どうにも苦しいのは新しい仕事について、私があまりインスピレーションを持てなかったことでしょうか。いや、乗ってはいたはず。しかしいつものように次から次へとアイディアが湧くことはありませんでした。なぜ? 苦痛とは苦痛でないところに存在するもの?分かりません。私は映画監督として演出の仕事を中心に人生を考える傾向がありますが、もともとシナリオライターとして生きていた頃も長く、実際にシナリオの仕事だけを発注して下さる方も今でも多いのです。それはそれで光栄なことで、本当に感謝しているのですが、監督したいんだな〜というのが私の心の奥底に寝そべっているのでしょう。苦痛とは言えませんが、何かこうフラストレーションのようなものなのかも知れません。しかしこうしたエネルギーは仕事で発散するのが一番。お気に入りの企画で一気に責め立て、監督でも何でも思う存分やっちゃろうと、そんな気分でございます。 さあ、シナリオは一気に書き上げて、どんどん仕事に向かいましょう。決してモチベーションは低くないので立ち位置だけ微妙に調整しながら。ちなみに「苦痛を愛せよ」とは「羊たちの沈黙」の冒頭で訓練に没頭するジョディ・フォスターの絵の背後に見えた走り書きです。
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