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日ましに痛みが増し、ボルタレンでは2時間ももたなくなった母。
外来で「緩和ケア外来」に紹介してくださるように主治医に訴えました。
つばや水を飲みこむにも、顔をしかめ、つらそうにするのは見ていられません。
常に安静時痛もあり、夜も痛みで目が覚める・・・
頭頸部外科の廊下には「がんの痛みに悩んでいる患者さんは、緩和外来があります。主治医に相談してみてください!」というポスターがあります。
そこで、主治医に緩和外来を受診したいので、紹介してくださいと、言うと
「え!ここでも麻薬系のお薬は出せるし・・・緩和外来?そんなの使ったことないなぁ」と主治医。
でも、廊下にポスターもあるし、是非受診したい(今までの経験で、主治医は薬にあまり造詣が深くないことがわかっていたので)と強く言うと
「緩和ケアチームは入院患者さんの痛み緩和が仕事だから・・」とか言うので
廊下にあったポスターを看護士さんに持ってきてもらって、訴えました。
その結果2日後の受診が決まり、やっと痛みのケアを本格的に受けられるようになったのですが・・・
それまでのつなぎで主治医から処方されたレペタン0.2mgの座薬を、その日の夕方使ったところ
ひどいめまい・嘔吐・意識混濁がおこり、病院の指示で救急搬送されました。
レペタンて、中枢神経系(オピオイド)の薬で、ようするに麻薬です。
でも、モルヒネとは違う作用機序らしくて、外来で簡単に処方できるそうなんですが
たまたま体にあわなかったのでしょう。
院外薬局の薬剤師さんも、眠気やふらつきがでるかもしれませんとは言ってたけど
まさか、こんなことになるとは思ってもいませんでした。
翌日になっても、まだ若干フラフラしているようでした。
でも、このおかげで1日早く緩和ケアチームがついてくれることになり
詳細な痛みの聞き取りから、オキノームで効きを確かめ、フェンタニルのパッチを貼る
という、流れに乗ることができるようになりました。(でも、母のダメージは半端なかったです。だから、主治医の「おかげ」とは思いませんが)
この病院は、ポスターでは「がん治療の早期から緩和ケアを行い、QOLの低下を防ぐことが大切です」とか書いていても、結局早期どころか、痛みで日常生活に支障が出ていても、緩和ケアにつなげず、薬の専門家でない人が適当にオピオイドを出すという、時代遅れのことをやってはるんです。
大学病院とはいっても、結局個々の医師の質がこれでは、なんだかなぁ・・。
頭頸部のがんは、なったものにしかわからないほどの痛み(患者会の方の言葉)が特徴なのだから、是非、早期からの緩和ケアチームとの連携を密にしていただきたいと思いました。
母は、オピオイドの量が決まり、導入期にある吐き気と眠気がおさまったら、退院だそうです。
しばらくは実家(90歳の父がる)と家と病院をめぐる日々が続きそうです。
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タマさん、看病する側も大変でしょう。
緩和ケアのポスターは私の地元の大学病院にも貼ってありますし、別の大病院は緩和ケア専門の病院も備えています。ただ、私はここにかかるのははっきり言って末期と宣言されるのと同じかと思っていますが、どうなんでしょう。それならばホスピスもありますよね?
2014/10/31(金) 午後 0:20 [ cachaca ]
cachacaさん、ありがとうございます。
緩和ケアは、ターミナルの人だけが受けるものという勘違いは、医療者の間にも根強くあります。
しかし、緩和の専門家は、早期からの緩和ケアで、痛みをあまり感じないようにすることが心身のために必要で、それががん治療を良い方向に導く、と考えているようです。
母の主治医も旧来の考えしかもっていなかったので、緩和ケアにつないでもらうのに一苦労でした。
しつこい痛みは免疫力を下げるので、癌の増大にもつながるという考えは納得できます。痛みを感じない種類のがんもありますが、口のがんは痛みが強いので、頭頸部外科の先生には是非とも緩和ケアに対する理解をもっていただきたいと思います。
2014/10/31(金) 午後 11:39 [ タマ ]