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母がホスピスに入院して17日が過ぎました。
肺炎がおさまっては再燃するいたちごっこのようになっています。
原因は、原疾患である歯肉ガンのため口内の清潔が保てない(口内の激痛のため、はみがきやうがいができない)ので、口内の細菌が唾液とともに流れ込んでしまうこと。
食道に流れれば問題ないのですが、気管に誤嚥されてしまうと、肺炎になるようです。
残された時間は数日から10日間ほどだろうと、主治医からは言われています。
最低限の水分とカロリーしか入れていない(点滴で)ので、どんどんやせて体力がなくなっているところに肺炎が起こっているので、日に日に弱っていくのがわかります。
痛みを徹底的に抑えてもらい、肺炎の症状によるセキや痰による呼吸困難や苦痛をできるだけ抑えてもらう・・・今、受けている治療はこれだけです。
しかし、車いすやベッドのままで行けるお散歩やお風呂が母の楽しみになっています。
ラジオで、相撲中継を聞くのも楽しみです。
この状態でも、「楽しみ」を持つことができる・・・ホスピスに入院できて、本当に良かったと思います。
さらに、姉がピアノの先生で私が音楽を趣味にしていることが、世間話のついでにでたときに、ホスピスの先生が
「ここには小さいけれどホールがあって、ボロいけれどGPもありますよ。お母様のためにお二人で演奏されませんか?」と、勧めてくれました。
練習など全然できていないけれど、幼いころに練習した曲なら、母にも耳なじみがあるので、良いのでは?と、姉と相談して、演奏してみることにしました。
当日は、姉が東京から御昼過ぎに着いたので、昼食を一緒にとり
母が寝ている間に、少し練習をしました。
午後2時ころに看護士さんが「お母様、起きておられますよ〜」と声をかけてくださいました。
痛みどめも早送りして、演奏中に痛くならないようにしてくださいました。
「ユダスマカベウス(兵士の合唱)」
ト調のメヌエット
ユモレスク
バッハ=グノー「アヴェマリア」
の、4曲を演奏しました。
最初、白っちゃけたような顔色だった母が、演奏が進むと、顔を紅潮させ
涙を流して聴き入ってくれました。
不思議なことに、せん妄もおさまり、いつもの母の表情でした。
母が音楽を習わせてくれたおかげで、今の私の豊かな生活(お金じゃなくて、心がね(^^;))がある・・・その感謝の気持ちで演奏しました。
看護士さんも涙もろい方で、母と一緒にぽろぽろ涙を流してくれました。
(弾いてる方は、泣くわけにいかないので、ちょっと困ってしまいました(><))
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こんばんは〜
ホスピスでお姉さまと二人で・・
すごい!
いいホスピス、いい先生に巡り合えてよかったですね
看護師さんたちに見守られ
お二人でお母様のために感謝の初ディオ♪
こんな辛い時になんて感動的なお話なのでしょう
音楽を習わせてくださった最愛のおかあさまに
とってもすてきな恩返しができてほんとうに良かったですね♪〜
いい思い出としてタマさんの心の中にこれからずっと光り輝いて行くことでしょう
ナイス☆☆☆☆☆*
2015/1/27(火) 午前 1:54
GLさん、いつもナイス&コメありがとうございます。
本当に、今私がお付き合いしているお友達や仲間は、ほとんどが楽器を通じて知り合った方ばかりです。だから、今の私の生活は母がバイオリンを習わせてくれたからこそあるのだと、言えなくもないと思っています。せん妄で、不安や周りのことが理解できないことからくる恐怖などにとらわれていた母が、一時的にせよコチラに戻ってきてくれ、その母にありがとうと言えたのも、音楽のおかげです。(ラジオで聞いた曲にも多少反応していたのですが、やはり生の演奏は”力”が違いました)
2015/1/27(火) 午前 8:08 [ タマ ]
素晴らしい感動ですね!!
>やはり生の演奏は”力”が違いました
音楽の治癒力は科学的にも証明されているそうです。心に届く体験を共有できるのは幸せですよね。
2015/1/27(火) 午前 10:04 [ cachaca ]
cachacaさん、ありがとうございます!
本当に、そうなんですよね。
私のつたない演奏でも、母の心に響いてくれて、嬉しかったです。
2015/1/27(火) 午後 6:54 [ タマ ]