楕円の転がり、心の転がり・・・

家族、ラグビー、仲間が命・・・私の生き甲斐。夢に病んだ楕円オヤジの内緒の備忘録。

ラグビー観戦「日記」

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以前、シーズン終盤の後輩に聞いたことがある。

問:今季、どのチームの圧力が強かったか。

CTBは躊躇なく答えた。
「帝京ですね、間違いなく。速いし、でかいし、強いし・・・嫌ですよぉ。」

PRは一瞬考えて・・・
「スクラムだけなら明治、でも総合では帝京ですかね。」

悲しいかなどこを相手にしても強い圧力を感じる実力にせよ、迷わず帝京の圧力は特別であったらしい。

BKの切れ味、ディフェンスも備わってこそ盤石の強さは形成される。
徳永、井本のウンザリするような強さとセンス。
南橋のタックルのみに留まらない才能。
一度間近で見た鎌田、河出の走りは、誇張なく「地響き」が聞こえるようであった。

その帝京はしっかりと準決勝まで昇り、初の決勝まで歩を進めた。
FW戦の圧勝が勝因と言ってしまえばそれまでだが、全てにおいて安定していた。


東海vs早稲田同様、やはりラグビーの振り出しはFWである。
振り出しで圧倒された法政が、次のコマで挽回できるほど、帝京のBKは甘くなかった。
むしろ激辛であった。

法政の意地。
SH・日和佐の捌き、負傷のSO・文字の健闘もある。

しかし、私の個人的な感動は3番鎌田のスクラム。
自陣ゴール前での反則。帝京はPKでスクラム選択。8vs8でホイールを出来るほどの小さな実力差ではない。
絶体絶命。スクラムトライ献上の危機。3番・鎌田が下がれば粉砕されるか、左にちぎられる。
しかし鎌田は下がらなかった。8人の足で支えたスクラム。
一番負荷の大きいタイトヘッドのスパイクは、ねじれるスクラムの中でしっかりと芝を噛んだ。
耐えた、そして帝京FWにボールを出させた。

帝京はスクラムから「ボールを出して」トライを取った。
いいじゃないか。試合を通じて法政スクラムは劣性にして、そのプライドは保たれた。

この経験こそが来季の法政スクラムに継承される。

後でゆっくり録画を見てみよう。
冷え始めたバックスタンド、遠くから見た法政スクラムの意地を確かめてみよう。


決勝戦、私の周囲では帝京有利との下馬評が高い。
しかし、不利予想の時の早稲田が一番強い。東海戦のように。
本当の泥臭さを取り戻していたなら、早稲田がやるような気がする。。


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