|
ブックオフ恐るべしと思うことが多々ある。
欲しいと思っていた上記の本が、近所のブックオフではアマゾン中古の半額近くで売っていたので飛びついた。それも1991年の稀少な本であり、まさか近所のブックオフで1000円で買えるとは幸運というしかない。
ジム・グリーンウッド氏。日本における著名な外国人コーチの草分けだろうか。
私が高校でラグビーを始めた頃に、ラグビー書籍の紹介などで名前を目にした気がする。
1928年生まれの著者はスコットランド代表キャップ20をはじめ、バーバリアンズ、ブリティッシュ・ライオンズなどの華々しいプレーヤー経歴を持つ。1979〜81年筑波大学客員教授として同チームを指導し初の大学選手権出場に導くと共に、81年のJAPANの合宿にも参加している。
読み始めたが、内容が濃く難しい。さらりとは読めない。
しかし、実に面白い。ルール変われどラグビーの本質は同じだということを認識させられる。
この本はコーチにも、選手にも「いままでなんとなくやってきたこと」「考えずにやってきたこと」をきっちり仕込んでくれると思う。判断、反応、戦術、意思決定、スペース・・・。
ラグビーで難しいのは「個々の状況判断」とそれらの「チームプレーへの昇華」である。あまり、こういった領域に踏み込んだ書籍は少ないのではないか。この本ではそうした判断力や戦術的な部分について様々な角度から触れられている。練習方法の紹介や、キーファクターの整理などは実に有益な内容である。
実はこの「シンク・ラグビー」という書籍は「トータル・ラグビー」という同著者の書籍の続編のようなものである。どうしても「トータル・ラグビー」が欲しくなり、ネットで探したが見つからない。
他県の知らない古本屋でようやく見つけた。高い。買ってしまえ。
その時、同時に私は同氏に関わる一つのコラムを見つけた。当時、日本ラグビーについて厳しい提言をしていた著者が、唯一「何と偉大なコーチだろう」と手放しの賞賛をした指導者。
もちろん大西鐵之祐氏である。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/rugby/other/column/200212/1210sn_01.html
この本を手にした幸運に感謝したくなった。
数日後に届く「トータル・ラグビー」に雷が落ちようとも。。
|