楕円の転がり、心の転がり・・・

家族、ラグビー、仲間が命・・・私の生き甲斐。夢に病んだ楕円オヤジの内緒の備忘録。

ラグビー・怒・悲

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2年前、カナダでのラグビー試合における死亡事故。
http://www.thestar.com/news/gta/article/641866

試合中のプレーが切れた際に、被害者にヘッドロックをかけられた被告(ホッケークラブにも所属)が、それを外そうと相手を投げた。投げられた選手は頭から落ちて、それが原因で死亡したというもの。
オンプレーではないゆえに、明らかに双方のラフプレーが原因であったことに間違いない。

考えれば、最近はスピアタックルについて特に厳しくなったのは安全対策上の必然かもしれない。

本件で問題となったのは、被告の行為が相手にダメージを与えようとした故意のものか、はたまたヘッドロックを外そうという自己防衛だったか。被告は、とても苦しくて締められた頭を必死で抜いただけと主張。試合を見ていた複数目撃者の証言も正反対に食い違い、「被告が明らかに故意に頭から落とした」というものから、「必死で頭を外しただけ」というものまで様々。この事態を第三者が判断するのは極めて困難であったと思う。

カナダでは少年の殺人は最大3年、成人とみなされたら無期懲役とのこと。
そんな悲劇に対する判決が今月、7/6に下された。
http://www.thestar.com/article/661599
http://www.torontosun.com/news/torontoandgta/2009/07/06/10039776.html

判決は「執行猶予1年」。
しかし被告の自己防衛は認められず、ボランティアなどを科されながら今後を過ごすとのこと。
痛ましい悲劇の中で救われるのは、裁判で被告は被害者の遺族に哀悼の意を示し、遺族も被告が起訴されることを望まなかったということ。双方、特に被害者遺族側に、一定以上の理解、配慮があったことは想像に難くない。

そして、注目すべきは、被害者の父が原因や責任を求めたのは、被告が所属していたホッケークラブのコーチの未熟な指導であると言うこと。選手が不行跡を働いたのは「日常の指導」が不十分であったと考えており、一概に事実関係の判断は難しいが、指導者にとっては色々な意味で考えさせられる言葉であろう。
また、被害者の父はラグビーとホッケーの競技特性の違いについても言及。笛が吹かれてゲームが切れるフットボールと、笛が吹かれて尚・・・のホッケー。様々なスポーツを楽しむ素晴らしさと、そこに表裏一体の僅かな危険があるならば、それは前者が後者を高いモラルによって凌駕するべきだ。

被害者の父親の冷静さに感心しつつ、コーチが少年や青年の選手を指導するということは、そのプレーにおけるモラルの本質指導までもが求められるのだと改めて痛感。

先日某所で「ラグビースクールは心を育てるところ」という言葉を教えて頂いた。
「自分をコントロール出来ない子供」をしっかりと指導することは大切なことだと改めて思う。
ラグビーが、そしてスポーツが皆にとって「常に」楽しいものであるために。。


■この事件は非常に気になっていたので、英語のまったくダメな私が久しぶりに電子辞書を使った。ネットの和訳サービスなどを使うとなんとなくわかるものだ。あくまでなんとなく・・・


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