楕円の転がり、心の転がり・・・

家族、ラグビー、仲間が命・・・私の生き甲斐。夢に病んだ楕円オヤジの内緒の備忘録。

ラグビー観戦「日記」

[ リスト ]

2009 成蹊大vs日体大

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

「このままじゃ、いつもと一緒だろ!」

後半、日本体育大学(以下日体大)に流れをつかまれた時に、成蹊の選手の誰かが叫んだのが聞えた。
成蹊が敗戦において何かを学んだであろうこの試合は、この言葉にこそ集約される。前半、後半を通じて、「今までとは違った」ラグビーが出来たことは、絶やさぬ22人の、いや全部員の闘志の結晶であろう。しかし、勝利を目指すならば進化しなければならない。今日の成蹊は、強豪・日体大を相手に、まだまだ進化できる「可能性」を見せたと思いたい。


試合は前半4分、成蹊13番・宮川が中盤から抜け出し一気にインゴールを陥れトライ(G)。(7−0)
電光石火、成蹊待望の先制点。これを合図に試合は激しく動くこととなる。

前半11分、今度は日体大が、成蹊ゴール前ペナルティからNO8・高井がゴール中央に飛び込み同点。
(7−7)
長い足のストライドで馬のように駆け込む高井の姿に、U20のときの評価に偽りなきことを感じる。

日体大は19分にもSHがトライを上げ逆転に成功する。(7−14)
実に動く、いやらしいSH。気も強そうな面構えもよく、NO8・高井とともに随分と苦しめてくれることになる。

前半の中盤、ハイパントを織り交ぜた成蹊のアタック、気持ちの入ったタックルは相手に容易にスコアを許さない。対する日体大もSO・青木がハイパントを多用。前半20分を過ぎると、日体大はペースを摑みかけては取りきれない、やや膠着した時間帯が続いた。

そして、一瞬にして相手の流れを断ち切ったのはFBの信田であった。
31分、ハーフウェイ手前からスピードに乗ってカウンター。日体大防御網を一気に切り裂くと、最後の1対1はハンドオフでかわし右中間にトライ。三雲のGも成功し、成蹊は再び同点に追いつく。(14−14)

そして直後の36分、ハーフウェイ付近のこぼれ球にすばやく反応した成蹊は、SO・太田からエース三雲につなぐ。三雲は左ライン際を一気に駆け抜け左隅にトライ。成蹊は再びリードを奪うことに成功。(19−14)

このまま前半終了するかと思われたロスタイム。成蹊陣内での日体大PG。ここで日体大はスクラムを選択。8−9のサイドアタックからNO8・高井が一気に右隅に飛び込んだ。難しいGも青木が決めて、日体大は再逆転に成功して前半を終了。(19−21)
成蹊が悔恨極まりない一本を与えた時、時計は43分をまわっていた。
しかし、ここはスクラムを選択して、役者で取り切った日体大の集中力を誉めるべきであろう。


強豪・日体大を相手に前半を互角に戦った成蹊は、是が非でも後半の最初の得点が欲しいところ。
しかし後半5分、日体大に先にトライを許す。これで流れは一気に日体大へ。
後半開始から25分までの間に一気に3トライを畳み掛けられることとなった。気がつけばスコアは19−40まで開いていた。
しかし、この日の成蹊には、決して絶えることのない闘志があった。
キックオフでのリスタートに戻るメンバーは皆、上を向き、騒がしい程に声を出していた。お互いを、そして自らを鼓舞するかのように。
切れない気持ちはボールをも繋ぎに繋ぐ。浦野の快走から敵陣まで攻め込んだ成蹊は、31分、左隅への小林のトライ(G)を生む。(24−40)
続く35分、ルーキー三浦(嶺)のぶちかましから、福嶋が匍匐前進のごとく左中間に飛び込んだ。三雲のGも決まった。(31−40)
一転しての悪夢は、リスタート直後の37分。日体大SHが成蹊ゴール前の密集サイドを割り、あっさりとトライを奪う。(31−45)
これに対して、39分に成蹊はこれまた三浦(嶺)が突出して作ったラックから素早い球出し。ボールを受けたSO太田は、カットインで相手ディフェンスを転がしながら切れ込み、そのままポスト中央にトライ。

目まぐるしいラスト10分は、成蹊の全員の闘志と、走る意志で激しい時間帯となった。
惜しむらくは、後半の入りとその後の20分の攻防か。日体大にセーフティリードを許してからの、遅すぎる反撃が悔やまれる。ディフェンスも、崩されての失点というより、緩んだところを一発でとられた場面が多いのが残念。

勝負の世界において、善戦という試合の評価は難儀である。それ以前に、身贔屓も手伝って、善戦であるか否かの評価も危うい。45点取るチームは36点取られてはいけないと考えれば、大味な試合であったことには違いない。
しかし、前の早稲田戦でこれ以上ないくらい辛酸をなめた成蹊フィフティーンが、最後まで走り、タックルし続け、ひたすら相手インゴールを目指した事実は、成蹊自身に対する善戦であったのではないか。

さあ、来週は明治戦だ。乾坤一擲!
今日燃やしたような闘志を、絶やすことなくぶつかってくれ。
日体大戦において、我々観客を最後まで惹きつけたのは、6本のトライや数多のタックルだけではない。それらを含めた最後まで昂ぶり、走り続けた「気概」に他ならない。

http://www.rugby-japan.jp/national/score/print/print3736.html

来週はラグビースクールのある日曜日。応援に行けないなぁ。。


■本音を言うと、かの日体大の実力はこんなものではないはずとは百も承知している。「勝って当然の試合」という気持ちで望んだに違いない。格上のモチベーションは難しい。前戦で立教と戦った慶應もそうだった。
ラグビーは番狂わせの「極めて」少ないスポーツであるが、気持ち次第でゲーム内容は変えることが出来る。立教も愚直に戦っていた。


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事