楕円の転がり、心の転がり・・・

家族、ラグビー、仲間が命・・・私の生き甲斐。夢に病んだ楕円オヤジの内緒の備忘録。

ラグビー観戦「日記」

[ リスト ]

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

結果的に最後のPGへとつながった、ラストスクラムは相手ボール。
選択肢はひとつであった。スクラムでプレッシャーをかけて、コラプシングの反則をとること。
機先を制した素早いセット。
はたして、NECの強烈なプッシュは相手コラプシングを誘った。

そのわずか2分前に、ヒーローになり損ねた悔恨残る10番を、8人の屈強な猛者たちは再び舞台にあげることに成功したのである。
NECがショットの選択の直後にホーン。
観ているこちらまでもが緊張の極みであった。
SO松尾が慎重にボールをプレースする後ろで、サウカワはリラックスを促したかゴールを指す。

恐らくその時間、秩父宮、いや東京で一番の緊張状況にあり、また一番冷静であった男の描いた綺麗な弾道は白いHの文字を見事に超えた。
ポスト下の二人のARのフラッグが上がる。
ノーサイド! 劇的な逆転サヨナラPG!

もはや名人芸の域にある最後の一蹴りを放った男を、仲間がもみくちゃにした。トンガンキャップ24を誇る、褐色の弾丸は仰向けになったまま起き上がらない。

グランド中央の円陣。並ぶ笑顔にも、目頭に光るものが少なくない。

歓喜のバックスタンドから、メインスタンドに帰ってきた緑の戦士をスタッフが迎える。

伊藤忠側のインゴール。
この日の多くの「キック」と、最後の「緊張」を担ったSO松尾。
柔らかい日差しに照らされ、安堵の涙は、いつしか仲間より一足遅い笑顔に変わっていた。

岩のごときワンプッシュで、お膳立てをしたプロップ、ロック陣のなにごともなかったような笑顔。
この屈強なるスクラムを組み立てたスクラムコーチは、もうスタンドの裏であったか。
いかにも「らしい」御仁なのであろう。


改めて思う、ラグビーとは絆のスポーツであると。
心、役割、そして目指すべきもの、すべては絆で繋がっている。
この年になってまたラグビーを好きになった。


セロリの苦手な娘も、緑の野菜すべてが苦手な息子も、この日はシロのジャージに声嗄らした試合。
帰りの夕食の焼肉店、家族での祝勝会。
サラダに入ったキューリの緑に、嫌悪をあらわにする息子のいつもの姿。
娘の偏食、息子の好き嫌いに、いつもより寛大に容認する簡単な父親。
NECが勝てば我家は平和である。

かつての名LOがさばいた壷カルビ絶品なり。。


よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事