楕円の転がり、心の転がり・・・

家族、ラグビー、仲間が命・・・私の生き甲斐。夢に病んだ楕円オヤジの内緒の備忘録。

ことば

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カス・ダマト語録

偉大なボクシングのトレーナーとは、指導者であり、哲学者でもある。
本人の意識に関わらず、愛情注ぐ対象に対しての考え方は、愛情に留まらぬ哲学だ。

カス・ダマト。
かのマイク・タイソンのトレーナー。
片目が見えない上に色盲。しかし、誰よりも選手を、世界を、深く、広く、そして正確に視ていた。

タイソンが堕落したのは、氏亡きあと、その言いつけを守らなかったからだ。

「ドン・キングとは組むな!」

なぜ、このような偉大な師の「単純な」言いつけを守れなかったのか。
それがタイソンが、タイソンであるということだったのか。

以下、Wikipediaより引用。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%9E%E3%83%88

<カス・ダマト語録>

「子供にパンチの打ち方や避け方を教えるのは容易いことだ。誰にだって出来ることだ。勝ち負けは頭で決まる。力でも、スピードでも、体力でもない」

「恐怖心というのは人生の一番の友人であると同時に敵でもある。ちょうど火のようなものだ。火は上手に扱えば、冬には身を暖めてくれるし、腹が空いた時には料理を手助けしてくれる。暗闇では明かりともなり、エネルギーになる。だが、一旦コントロールを失うと、火傷をするし、死んでしまうかもしれない。もし、恐怖心をコントロールできれば芝生にやって来る鹿のように用心深くなることができる」

「モノを欲しがり過ぎてはいけない。堕落はそこから始まるのだ。車が欲しいと思う、洒落た家にピアノも欲しいと思う、思ったが最後、したくない事までやり始める事になる。たかがモノのためにだ」

「私は全てのボクサーに同様のスタイルで教える。多くのトレーナーはこれに異論を唱えるが、私は基本原理は同じであるべきだと思う。違いはボクサーの受け取り方によってその後に生じるものだ」

「つまるところ、ボクシングの究極の科学というのは、相手が打ち返せない位置からパンチを打つことだ。打たれなければ試合に勝つからだ」

「ボクシングでは人間性と創意が問われる。勝者となるのは、常により多くの意志力と決断力、野望、知力を持ったボクサーなのだ」

「私の仕事は、才能の火花を探してきて火をともしてやることだ。それが小さな炎になり始めたら燃料を補給してやる。そしてそれを、小さな炎が猛り狂う大きな火になるまで続けてやり、さらに火に薪をくべれば、火は赤々と燃え上がるのだ」

「Never Say Can't!!(“できないなんて言うな!!” この言葉はダマトのボクシングジムの壁にも書かれている)」

「勇者と臆病者は、恐怖心にどう対処するかで違ってくるのだ。英雄だって、皆と同じように怯えている。だが、臆病者は逃げてしまうが英雄は逃げたりしない。最後までやり遂げようとする自制心を持っている。つまり、最後までやり遂げるかやり遂げないかで、人は英雄にも臆病者にもなるのだ」

「(1985年、死の直前のインタビューでタイソンについて)彼のためでなかったら、私は多分もう生きてはいなかっただろう。私は、こう思う。人間は生きてゆく間に、心に掛ける人々や喜びの数を増やしていく。それから、自然が、それを、一つ、また一つと奪い去ってしまう。自然は、そうやって死への準備をしてくれるのだ。私には、もはや、何の喜びも残っていなかった。友人たちは、行ってしまった。耳も聞こえないし、目もよく見えない。見えるのは思い出の中だけだ・・。だから、私は死ぬ用意をしなきゃならん、と思っていた。そこへ、マイクがやってきたのだ。彼がここにいて、そして、今やっていることをやっている、という事実が、私に生き続ける動機を与えてくれる・・」


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