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「自分がうまくなっていくのが分かったから」
これはラグビー人の言葉ではない。
他ならぬ、私の妻のクルマの中でのひと言だ。
彼女はバスケ人。
私は妻とクルマの中でよく話をするが、当然スポーツのことについても話題になる。
表題の言葉は、区役所に諸々の届出をする時に、私の発した
「自分のバスケ人生の中で最高のコーチは?」
の問いに対する答えだ。
彼女にとっての最高のコーチは短大時代の老齢の監督であった。
4年制のチームにも選抜されていた妻は、そちらのチームの練習や試合に出て、短大に戻ると「最高のコーチ」からはよく「下手になって帰って来たな」と言われたそうだ。
それは、4年制の組織のシークエンスに溺死しかかった妻が、短大でまた生き返る。短大のコーチからは「納得感のある理論」と「自由」を享受していたことに他なるまい。
妻はそのコーチのことを評して、「理論的だから好み?じゃないはずなんだけれど」とのたまった。しかし、選手が自身の上達を実感できることは、何よりの名コーチの証ということだ。
妻はあとで加えた。理論的ではあったけれど、実践的で具体的であったとも。
私が尊敬する多才なラグビー人がことあることに言う。
「自分にとってのラグビーの関わり方で、一番楽しいのは間違いなくコーチだ」
では、私にとっての最高のコーチは。
過去への感謝とは別のところで・・・もしかすると、それはプレー引退以降に出会って教えを受けている先輩達なのかもしれない。。
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ラグビーのことば
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