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「パスはHOWよりWHEN」
これ元早稲田ラグビー監督にして日本代表監督でもあった、ひびじいこと、日比野弘氏の著書にあった言葉である。(ラグビー初級・練習プログラム・成美堂出版)
パスを教えるときに腕の振りや、指の動き、フォロースルーなどの「テクニック」は当然教える。
もちろん、相手との間合いなども考えた、実践的「スキル」も教えるのだが、その根源にあるべきはずの「HOWよりWHEN」のような「愛と理知」に溢れた言葉は使ったことがなかった。私だけかもしれない・・・
HOWは自分個人の技量についての言葉である。これに対して、WHENは味方にパスするタイミング、すなわち味方とスペースを活かすことを意図した言葉なのである。よりラグビーな言葉ではないか。
言葉だけに溺れるオーバーコーチングはよくないが、核心を突いた言葉は大きな説得力を持つ。
次回の「中学生以上」の練習で使ってみよう。
2対1、3対2、4対2・・・考えていたら「WHERE」だけ追加してみたくなった。
意図したプレーは「どこ」に引きつけるのか。
本の裏表紙を見てみた。1985年の初版。
1983年、日比野さんがジャパンを率いてウェールズ遠征をした後の刊行だ。
おおげさに感じなかった「飢狼作戦」の古典的戦法名が懐かしい。
明け方に快哉をあげた千田のサイドアタック一発のトライは正夢だった。
今日、ダンボールを漁ってよかった・・・
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ラグビーのことば
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