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世間の話題は人騒がせなエビ野郎のことで持ちきりである。
私は海老蔵が大嫌いだ。基本的にいばるヤツが嫌いなのだ。だから、灰皿で酒を飲ませたり、タクシーに危険な運転をさせておいて最後に値切ったり、人に収入の自慢をしたり、強くもない腕相撲で絡んだり・・・・とにかく世間で言われているコイツの全てが嫌いである。
こうして並べてしまうくらいだから、私も結構芸能記事に目を通してしまっているのが悲しい。
嫌いなエビ野郎のことはさておき、我家に可愛いエビが来た。
ビーシュリンプである。
エビが来たというか、私が買ってしまったのだ。
本日の夜、娘を迎えに行く際に「エビを買って来るかもしれません・・・」
純度20%くらいのへりくだりで、威勢の弱すぎる犯行予告。
返事のないのは良い返事・・・?
1匹630円が5匹で2,100円。妻の機嫌を考えて1匹にしとこうか。いやいや、繁殖を狙うのだからやはり最低5匹だろう。黒を混ぜると白が鮮やかになるらしい。繁殖を狙うなら流木も必要らしいし、それならウイローモスもセットだろう。
結局、赤を5に黒を1・・・おまけに、娘の欲しがる100均の熱帯魚も3匹買ってしまい、自分の外弁慶ぶりに大きな溜息をついて帰宅。
妻の顔が怖い。角が生えた顔は1ミリも笑っていない。
どこかの誰かのように、裸足で血を出して帰ったわけでもあるまいに、その態度はなんなんだよ。
このバツの悪さこそは人間国宝級だ。
私がかわいいエビ君達(=ビーシュリンプ)の水合わせをしていても黙殺状態。
ああ、いいですよいいですよ!私がエビを可愛がりますから!
そんな見得をきるわけにもいかず・・・
あれれ、空気を察してか子供達もエビに近づいてこない。
いや、私に近づいてこないのか?
すると妻が小声でささやいた。やっと聞き取れるかどうかの極小の声であったが確かに言った。
「コンセント抜いてやる・・・」
おいおい物騒ですよ、それは・・・と倒置法を使いつつ、しばらくの間はかき揚げが食卓に並ばぬよう要注意である。
風呂を上がって尚、妻の機嫌は悪い・・・・この鑑賞用海老摩擦は長期化の様相を呈してきた。
散歩の途中でマンションを買うやつもいれば、お茶のついでにパソコンを買って帰るやつもいる。
改めて人生の不公平さが身に沁みる。
今はただ、何も知らずに元気に流木を舐めているエビ君達の姿が救いである。
一部の間の私のニックネームを文字って、君達を海老郎と名付けよう。
1〜6号の海老郎君たちよ、お願いが2つある。
カミサンの堪忍袋も流木をさする様にくすぐってくれないか。
それから、、、明日起きたら死んでいるのだけはやめてくれ。。
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メダカ・観賞魚
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