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ボールは両手で持って!
ラグビーの基本指導でよく言われることであり、私も子供相手には「両手!」を強調する。恐らくはほとんどの指導者は"両手の方が強いから"という理由ではなかろうか。これも正解かもしれないが、私は必ずしも両手の方が強いわけではないと思う。両手でパスできるように持っているボールはゲンコツ1回で叩き落とせる。しかし、片腕でしっかりと脇に抱えられているボールはそうそう叩き落せるものではない。一度試してみるとハッキリと分かる。
だから、コンタクトエリアで当たる場合こそは、相手から遠いほうの片手でボールをキープし、前の手で相手とファイト(非パンチング)するほうが球出しが安定する。最近のプレーヤーを見ると、指導の流れはこちらではなかろうかと感じる。
両手の利点は強さではなく、むしろパスが出来る、パスの可能性をDFに見せつけることにある。もちろん、独走の場合などは自分が速く走れるほうがいいのだが。
そういえば、ダウンボールのプレース時は絶対両手であると痛感したことがあった。
あるコーチのFW指導を見ていたときのこと。彼はダウンボールの際の両手プレースに非常に拘っていた。
「片手プレースはAgainだぞ!」
こちらは、両手でプレースした方が間違いなく球出しが安定する。きっちり静止したボールプレースも、クリーンアウトに来る味方の状況によってはやや転がすことも思いのまま。加えて一番大きいのは両手でプレースすることは、しっかりと味方側にボディターンをしないと出来ないことであり、ここの意識付けが格段に違ってくるのである。
両手、片手・・・場面によっての使い分けを、各年齢層・レベルに合うよう指導することは大切である。
私自身はボールを両手でボールを持つと、スピードが3倍遅くなる気がする。いや3分の1か・・・
簡単、簡単、あたればいいのだ?!
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