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なぜモールドライブはアタック側が強いのだろう。
力が拮抗しているFW同士でも、モール合戦の軍配はアタック側に上がることが多い。
多少劣勢であったり、体格的にも不利なFWでもモールでのアタックは善戦したりする。
やられることが圧倒的に多いうちの高校ゆえ、最近はアタック側優勢の「なぜ」について考えていた。
①意図して組むから姿勢がとれている
②意図して組むから、バインドがしっかりなされ、小さく組んでいる
③モールサイドのケアが必要な分、DF側はモール参加者総重量が少ない
④仕掛けたほうと仕掛けられた方の違いは能動と受動の違い・・・それは反応にも、パワーにも出る
う〜ん・・・わからない。
こんな疑問をあるコーチにぶつけてみた。
彼は明快かつ端的に回答してくれた。
「それはDF側が広く浅く組むことになるからでしょ。サイドも含めてどうしても守る意識があるから、モールの形が広く浅くなりがちなんです。アタックはモールが小さく長くなるでしょ」
なるほど、手のひらで押すのか、固く握った拳で押すのかの違い・・・
モールもスクラムと同様、パーよりグーが強いのだ。
遅ればせながら、基本に立ち返ることが出来た。
では、DFはどうすべきか?
モールの一番前の人間の激しいお仕事こそが肝であると。
相手とファイトする、はがす、割っていく、破壊する・・・
徹底的にファイトしてはがすことで、相手モールの銃弾のごとく尖った最前部を、広く浅くするのだ。
グーからパーへ・・・面を広くする、そして、割って入って破壊する。
ともすれば、私はボールキープしている相手選手への小細工や、ホイール&ラッシュなど小手先に走ろうとしていた。私の考えの幹が違うのだ。接点などのstaticでこそ、プレーにもハートにも基本となる幹が必要なのだ。
ファイトして、はがして、割っていく・・・この闘いなくしてモールDFはなしえない。
モールになるといきいきするSの顔が浮かんだ。
ああ、文字にするとなんて簡単なんだろう。
理論派でなる、件のコーチの結びの言葉にこそ本質はありそうだ。
「モールも回数組んでやっと強くなる。結局はモールも身体で覚えるしかない」
身体で覚えること。これこそがFWの普遍の科学であることは間違いない。。
■面白いモールドリルを教わった。着眼点は目をつぶって出来ることは、目を開けてやればもっと楽に出来るということ。
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