楕円の転がり、心の転がり・・・

家族、ラグビー、仲間が命・・・私の生き甲斐。夢に病んだ楕円オヤジの内緒の備忘録。

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2013年08月

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16歳のクマンバチ

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遥か昔の小学生のころ、テレビで甲子園球児を見るとやたらと大人にみえた。

当たり前だけど、今高校生を見るとやたらと子供に見える。もう、中学生や小学生と変わらないくらいに。

試合を見ている1年生は私の3分の1の年齢だ。
パス、コンタクト...基本練習を見て思った。
「こいつら、まだ絶対試合なんか出来ないな」

え、1年試合やるの?!
大丈夫?!

これがどうしてどうして、すごい一生懸命でいいラグビーをするのだ。
ヒラリと抜いて、交通事故みたいなタックルも決める。
さっきの練習では出来なかったじゃん!

見くびってごめんなさいと呟きながら、ひとつの言葉を思い出した。

『クマンバチが飛べるのは、自分が飛べないことを知らないからだ』

科学だか力学だかの理屈では、あの重量をあの羽で飛行することは不可能らしい。

余計なことばかり知りすぎて腰の引けることの多い私は、とても刺激を受けた週末なのであった。

そういえば、大学生もラグビーは上手だけれどかわいい。。

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昨日まで友人が顧問を務めるA高校の合宿に行っていた。

私が帰宅する昨日、練習試合を終えてグランドを出る時だった。
わずか6名の他校の高校生集団が大きな声で挨拶をしてくれた。

キャプテンであろう大柄な男の「気をつけ!」のあとに
「ありがとうございました!」
きっちり揃った礼の角度が深い。

私の敬愛する○川先生のK高校の部員たちだった。
一瞬、他の人への挨拶なのかと思い周りを見渡したが、その視線の延長上には私しかいなかった。彼らは練習試合の相手ではなく、また、指導はおろか声も交わしていなかった。
その気持ちのいい姿勢に心震わされて、私も正対して大きな声で返した。
「ありがとうございました!」

部員不足に悩むK高校は、信望厚い○川先生のつながりで他校と合同練習をしながら合宿をしているのだった。

クルマの中から見ていると、6名の集団はあとからグランドを出る各校の監督やコーチの全員に挨拶をしていた。
「気をつけ! ありがとうございました!」は幾度も繰り返されていた。

やがて、グランドは彼らと○川先生、コーチだけになった。
その日は合同練習もしたであろう彼らが6名だけの練習を静かに始めたとき、一面の芝はようやく彼らだけのものになった。

宿に戻った私が再びグランド前を通りがかると、ゴールポスト下で選手と○川先生、コーチが記念撮影をしているのが見えた。

薄暮の一歩手前。
ゴールポストの影は前日のヒコーキ雲より長く伸びていた。
そのH型の鉄の枠の中で、彼らの大切な1枚が刻まれていると思うと胸が熱くなった。

彼らの実直な礼節を浅薄に語る無礼を承知の上で…とても心に残る出来事。
同じく部員難にあえぐ母校へのエールも込めて…
頑張れ、6人の男たち。

2013年の夏が全ての高校生にとって素晴らしい夏となりますように。。

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