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実家を建替する。
そのため、祖父の代から住み続けた実家が、今日から解体となる。
当り前だが、なんとも寂しい気持ちだ。
おじいちゃん子であった自分は、小学校高学年まで祖父、祖母の間で「川」の字になって寝ていた。
そして、いつも寝る前には本を読んでいた。
勉強嫌いにも関わらず、目が悪いのはそのために違いない。
夜も更け、畳の部屋で静かに寝ている祖父と祖母。
白熱灯の電気スタンドで本を読んでいる私。
野球少年の頃だから、仰向けの顔の上に開いていたのは「ラグビーマガジン」や「知と熱」ではない。
何を読んでいたっけ・・・
ひとつ思い出した。
週刊ベースボール!
野球好きの祖母は毎週「週刊ベースボール」を買っていた。
やはり、当時からベースボールマガジン社にはお世話になっていたのだ。
それから、ポプラ社の怪盗ルパンシリーズは学校から借りて全部読んだと思う。
たしか、「奇岩城」「813の謎」などなど。
伝記も好きだった。当時、ファーブルを読んだら「ふんころがし」が欲しくてたまらなくなった。
解体となる実家を片付けたのだが、たくさんの本があった。
もう私の本はほとんど皆無で、父や祖父のものばかりだったけれど。
建替えが済んだら、一旦保管したジャンル違いの本のホコリとカビを払おう。
そして、同じ位置に出来るであろう畳の部屋で寝転んで、ジャンル違いの本達を覗いてみよう。
川の字ではなく、ひとりでごろり。
夜ならやはり白熱灯がいいな。。
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家
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解体目前の実家。
片付けもいよいよ追い込みだ。
私も片っ端からまとめ、ドシドシ捨てる。
ふと作業が止まるのは祖父母の大切にしていたものを見つけたとき。
整理整頓大好きな妻も、ここぞと大活躍。
オヤジもオフクロも毎晩遅くまでやっている。ちょっとやり過ぎで、体力が心配だ。
そんななか、子供たちはマイペースで新しい小学校を楽しんでいる。
しかし、娘が口内炎に苦しみだした。
今月から通い始めた塾のせいかしら。
知恵熱のかわりかと思うほどに、口内炎は激しく痛そうだ。
小さなネコの貯金箱が出てきた。
中には5千円くらい入っている。
私のではないと思っていたら、中には祖父母から私に宛てた手紙も出てきた。
「お前らしく、好きなことを一生懸命にやりなさい。」
ああ、この家が壊されるのが寂しい。。
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両親が家の近くのアパートに引越し。
建替えのための仮住まいだ。
○○○荘というこのアパート。距離で選んだから、実家から10秒の近さ。
私が子供の時にはあったから、築40年以上は経っているだろう。
このアパートの入口の階段は、小学校時代の私のメンコ飛ばしの戦場であった。
そこに両親が住むことになったのもなにかのご縁。
半年間だが、無事平和に暮らして欲しい。
中は直近でリフォームされているから、まあまあ綺麗かな。
しかし、昔のアパートだから敷居が低くて、特に狭い玄関では私は4,5回頭を強打した。
そんな風に頭を打ちながら、徒歩10秒のアパートと実家を往復して、引越屋さんが来る前に運べる荷物は着々と運ぶ。
妻は、実家の玄関脇の小さな書棚をアパートの電子レンジ台にしたり、拭き掃除をいっきにやったり、掃除大臣大活躍。
仲の良い嫁姑は、相変わらず仲がいいから有り難い。
さあ、一気に片付けろ!
一気に片付いてくれ!
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実家の建て替えのため、その片づけがが大変だ。 |


