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先に中国山脈を横断するりっぱな道路を紹介した。
その道路を走った感想を率直に言おう。
これからは道路よりは福祉を!と思う。
私は40年ぶりに田舎で半年過ごした。
道路は立派になった。40年前にはなかった農道という道が山を削って縦横無尽に走っている。農道というからには農作業優先の道だろうが、走っているのは普通の車だけでである。走っていても前も後ろも走るのは我が一人、夜などは寂しくなる・・・。
半年過ごす中で聞こえてくるのは、病院や学校の統廃合のニュース。
子どもの数が減っている。一方で独居老人が増えている。
有線放送からは葬式の案内放送が毎日のように流れている。
この40年、50年の間、日本の道路は立派になった。しかし日本人は幸せになったのだろうか?同世代の従兄弟と論議した感想は二人とも「国づくりに失敗した!こんなはずではなかった。」共通にあるのは挫折感!
日本人は税金の使い方に鈍感すぎた。政治に鈍感すぎた。
それは道路特定財源に象徴されている。
暫定で何十年も継続することの異常性。
団塊世代がこれからリタイヤして地域社会に戻ってくるが、退職金と年金で自らの生活だけを守るだけでは子どもたちの未来に希望を残してやれないことに気付くのだろうか。
造ってしまった道路は仕方ないが、これからは止めよう。
日本国家をこれからどうするのか、どういう国を作るのかを明確にして税金の使い方を考えよう。
私個人は、社会福祉や医療、介護、老人福祉などに税金を使うことを願う。15年前に北欧を視察した経験があるが、福祉国家と言われるスエーデンは収入の半分が税金だった。しかし国民は文句を言わない。何故ならその税金がきちんと自分たちに帰ってくると思っているから。日本も今や税金は少なくはない。しかしその使い方はどうだろう。あまりにも国民は無頓着だった。
そのスエーデンは選挙の投票率は90%くらいの高率だったと思う。
政治に無関心ではダメなのである。
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