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東北福祉大学駅と東北福祉大学を結ぶ「連絡通路」敷設の陳情説明会が開催されるという。この説明会開催の案内といっしょに、陳情書(案)(これ以降「案」と書く)も添付されてきた。
この「連絡通路」が完成すれば、西山地区(福祉大本校側)から駅へのアクセスは、現在よりも多少はよくなるだろう。しかし、その利便性という耳ざわりのよい言葉に惑わされて、見過ごしてはならない大切なことを置き去りにしてしまってはいけない。
現在の騒音問題が完全に解消され、新たに発生する可能性のある問題に、大学や関係機関が真摯に取り組む決意をもっているなら、「連絡通路」設置を歓迎する。
危惧されることを思いつくままにいくつか記しておく。
まず「案」に記された「連絡通路」設置の陳情理由の第二番目がよく理解できない。
それは、騒音の苦情が絶えないことを心配し、東北福祉大学の学生が、駅の利用、教室間移動(ステーションキャンパスと本校)に際して、「私道の通行を余儀なくされていること」をあげていることだ。
これは理由の重大なすり替えである。どこが?
東北福祉大学は、学生に対して、ちゃんと現にある「公道」を全面的に通るように指導をすることが、まず求められている。しかし、その努力を怠っているがゆえに、現在の「騒音問題」が起きているのだ。そこのところをちゃんと認識して欲しい。
さも私たち住民の迷惑を解消することをうたっているようだが、これこそ、おためごかしにすぎない。すこしでも住民の「福祉」を願っているなら、まずできることがあるではないか。
「余儀なくされている」としたら、それは、大学側が学生に対してこの私道を通るしか本校へ行けないのだ、といった先入見を植え付けているからに他ならない。
まずは、公道を通ることを徹底させ、その上で、問題が生じてきたときはじてめ学生の通学路としての「連絡通路」の役割がクローズアップされてくるのではないか。
そのときは私たち住民も協力することを惜しまない。順序が逆だ。
さらなる問題もある。
この「連絡通路」が完成すると、新たな人の流れができ、これまで以上の利用が考えられる。くわえて、聞くところでは、道幅2メートル程度という。現在の「公道」の歩道とほど同じ幅だ。だとすれば、現在の私道の騒音は、この「連絡通路」によって解消されるのだろうか??
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