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 仏教にいう道徳に、六波羅蜜(ろくはらみつ)というのがある。正しい生活を送るために訓練して会得する心のあり方のことであろうか。
 
 六波羅蜜の一つに、忍辱(にんにく)というのがある。その意味は辱めに耐えるということだ。これはなかなか難しい。真にこの境地に達し得たらどれほどすばらしいか。

 しかし世の中には、「賢い」奴がいる。ここでいう「賢い」奴とは、ひたすら弱者には、「耐えることが」さも美徳でもあるかのように教える技を心得ている者のことだ。私流に、少し大げさに言えば、仏教の言葉を支配の道具につかっている鬼のことだ。おそらくそんな大それたことを意識して行っているわけではなかろうが。

 さっきも雪の中、女子学生が大声で過ぎていった。が、この「賢い」連中が、「耐えることです。そうすれば慣れますよ。(訓練です、とまでいうかどうかは憶えていないが)」、と諭すようにいったのを何度か聞いてきた。「ばかもやすみやすみいえ」。さすがに私たちも、心の中でそう怒鳴った。

 このブログでずっとくり返し書いてきたことは、無力な老人や貧しく社会的な発言力とてないわれわれ凡人の「静かな生活を返せ」ということだ。ところが、この衣を着た「賢者」たちは、自らの利益のために、われわれの生活を踏みにじっている。

 自分の欲望だけを主張し、弱者の声などに全く耳を傾けない。自分たちに都合のいいものの声だけ拾い出し、さもみんなそう望んでいるかのような物語を作り上げている。

 公道を通るより、住民の私道を通る方が利便性がある。

 利便性と何か高尚なことでも言った気になっているようだが、何が利便性だ。駅まで公道を使った場合と私道を使った場合で、いったどれくらいの違いがあるか、よく知っているはずではないか。

 80メートルもあるだろうか? 人の生活を踏みにじり、ノイローゼ気味の人がいても知らん顔。立場の弱い人や老人の生活を犠牲にして、わずか1分弱のことをさして利便性などとは、笑わせる。「自分の利益のためなら、他人の迷惑など一顧だにしない。警察にでも捕まえられない限り」。そう学生に教育しているのか。まさかそんなことはないはずだ。

 人間らしい優しさをもて。組織に縛られるのではなく、人としての顔をもて。
先頃人気の映画「ボーン・アルティメイタム」の末尾で、主人公がCIAの職員に投げかけた言葉だ。

 福祉大の関係者も家に帰れば人の子の親だろう。老母も老父も祖父母だっているだろう。自分の身に引きうつしてよくよく考えてみるべきだ。

 この言葉は、残念ながら、東北福祉大学には届かないだろう。もはや人の言葉を解せなくなっているようだ。

 無駄と知りつつも、人には仏性が宿っていることを信じたい(一切衆生悉有仏性)。

 外は雪が降り、私道はところどころ凍結している。
 滑りやすい道になっている。そこを30人くらいの学生たちが「うわー滑る、ワハハ。。。」ときゃきゃ騒ぎながら、どひゃどひゃ過ぎていった。
 
 車が来なかったからよかったようなものの、車が来れば車は進めなくなり、二輪駆動だと滑って動けなくなる。これは例年しばしば起こる光景だ。だから、心配した町内会会長は冬期間の通行止めを福祉大と合意し、回覧板で町内にも回覧し、「冬期間通行止め」の大きな看板を福祉大自身が立てている(誤解のないように断っておくが、そもそも私道の共有者は、この私道を福祉大の通学路にすることには一貫して反対している)。

 それなのになんだ。自分の学生が事故に遭うかもしれない危険があるにもかかわらず、何の学生指導もしていないではないか。

 「ボランティアの学生がいないから、できません」とは言わせないぞ。「ボランティア」とは、学生をただで使うことではない。根本的な理解を誤っている。

 あるいは「学生の一人でも事故にあったら考えましょう」ですか?

 こんな人命軽視の学校が大学の看板を掛けているのかと思うと、それだけでなさけない。

 すこしは、せめて自分の学生のことくらい心配してあげなさい!!
 

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