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心肺蘇生(CPR)をする時に、胸を押すテンポ(速さ)は今のところ 毎分100回のペースが推奨されています。 ダイビングの講習などでCPRを指導する時、その速度を 「アンパンマンマーチ」 「地上の星」 「世界に一つだけの花」 「水戸黄門のテーマソング」 「どんぐりころころ」 などで説明していますが、 ステインアライブもあったか!ディスコ世代ではない私ですが(何しろ小学生でダイビングインストラクターになって早20年の私です)、この曲は知っています。笑 産経ニュースより
http://sankei.jp.msn.com/world/america/081017/amr0810171014003-n1.htm 心臓マッサージには「ステイン・アライブ」 2008.10.17 10:14 このニュースのトピックス:米国 1977年に大ヒットした映画「サタデーナイトフィーバー」の主題歌だった 「ステイン・アライブ」。心臓マッサージに効果あり?(AP) 【ロサンゼルス=松尾理也】米心臓協会(AHA)はこのほど、心肺停止時の蘇生救急としての 心臓マッサージ(胸骨圧迫)を行うときのリズムとして、ビージーズの1977年の大ヒット曲 「ステイン・アライブ」が最適だとの研究結果を発表した。ロイター通信が伝えた。 同協会は、心臓マッサージを行う際のリズムとして、1分間に100回の速さを推奨している。 これを実際の楽曲に当てはめてみると、「ステイン・アライブ」は1分間に103拍と、 ほぼ一致しているという。 実際に大学で行われた心臓マッサージ訓練の際にも、「ステイン・アライブ」を聞くことで、 正しい速度が保たれる効果があったとの報告があったという。研究者は 「この曲は心臓マッサージにぴったりの上、だれでも知っている」と効用を強調している。 ビージーズは英国出身の3人組。70年代の世界的なディスコ・ブームの牽引役として ヒット曲を連発した。 でも、「アメリカ心臓協会(AHA)が発表した」というところがいいですね。 日本でも日本蘇生協議会(JRC)あたりが『推奨曲』を発表しないかな〜。 日本麻酔科学会でもいいんだけどなぁ。笑 ちなみに現在胸を押す回数と人工呼吸の回数は30:2とされています。 だいたい30:2であればいいのですが、どんぐりコロコロでいくと 「どんぐりころころどんぐりこ♪」で8回。 (歌の休むところで胸を押すのを休んじゃダメですよー) そのまま押し続けて、「坊ちゃん一緒に遊ビマ」までで30回です。 まあ英語に堪能な私でも、ステインアライブの歌詞はちょっと出てこないので、 やっぱり「アンパンマンはキミっだ〜」で行こうかな。爆 約100bpmの曲(追加分): 夜空のムコウ SMAP(残念ながら私は知りません) 夏の別れ 小田和正(残念ながら私は知りません) もう恋なんてしない 槙原則之(残念ながら私は知りません) 舞踏曲 松任谷由実(残念ながら私は知りません) 真珠のピアス 松任谷由実(残念ながら私は知りません) 君が思い出になる前に スピッツ(残念ながら私は知りません) 魅せられて ジュディ・オング(残念ながら知っています) いい日旅立ち 山口百恵(残念ながら知っています) |
遠吠え
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谷垣禎一国土交通大臣は自転車好きであることが一部で有名だ。 |
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2008年8月3日の朝日新聞投書欄 2008年8月3日の朝日新聞投書欄に素晴らしい「声」が載っていた。 著作権上全文を転載するのは問題があるかと思うが、 やはりここはあえて紹介したい。 原爆の正当化米国で知った 高校生 戸田 礁(神戸市垂水区 17) 交換留学生としてアメリカで約1年過ごし、6月に帰国した。 アメリカの歴史に興味を持っていた私は、アメリカ史の授業を楽しみにし、 一番力を入れて勉強した。 第2次世界大戦を学ぶ授業では、ヒロシマ、ナガサキについて、 教科書に「長期化する戦争を終結させるためにアメリカは原爆投下を行った」とあった。 先生も「原爆を投下していなかったら、日本は戦争を継続し、もっと多くの犠牲者を 出していただろう」と、アメリカの行為を正当化するコメントをした。 「何という認識!」。私はあまりのショック血の気が引き、すぐに異議を唱えた。 原爆がいかに非人間的な兵器かということ。現在も後遺症で苦しんでいる人が 大勢いること。たとえどんな理由があっても一般市民を殺りくするのは絶対 間違っていること。そして、日本はあの愚かな戦争を反省し、二度と戦争をしないと 誓ったこと。 先生は後日、無神経なことを言って日本人である私を不愉快にさせたことを わびてくれた。そして、他国民立場になって歴史を見ていかなければいけない大切さを 皆の前で話してくれた。 神戸市の17才、戸田君(orさん)! オジサンは猛烈に感動したぞ。 キミの歴史認識は正しい。 誰からそれを教えてもらったのか知らないが、 その場で異議を唱えるまでは普通の人にはなかなかできないことだ。 きっと私だったら無理だろう。 それをキミはやった。 偏狭な価値基準に陥ってはならないが、 キミのその行動に深い尊敬の念を覚える。 |
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また8月がやってきた。 耳をつんざく蝉の声で目が覚める季節だ。 明日2008年8月6日は63回目の広島原爆の日。 そして9日は長崎原爆の日だ。 広島でも、長崎でも、あの日蝉は鳴いていただろう。 しかしその声は一瞬にしてかき消された。 でも、今の広島長崎では、蝉はまた鳴いている。 神戸の蝉時雨を聞きながら、平和であることに深く安堵している。 私たちは、明日の命を心配することなく暮らしていくことができる。 これはとても尊いことであり、有り難いことだ。 昭和20年(1945)のあの日、私の母は広島にいた。 つまり私は被爆者二世だ。 母から当日の様子は何度となく聞いたし、自分から調べもした。 修学旅行でも、母とともにも広島も訪れたことがある。 だから平和を希求する気持ちはとても強い。 母の同級生は全員死亡した。 母はたった一人生き残った。 もちろん母が死んでいたら、私と言う存在はない。 昨日、お隣と蝉時雨を聞きながら立ち話をした。 私が被爆者二世であることを言い、「あの日も蝉が鳴いていたんでしょうね」 と切り出して互いに平和を祈った。 原爆投下を正当化する意見もある。
《《お断り:この類の写真は海の行き来の時に撮影した風景写真の中にあった部分のしかし、当時の日本軍はすでに軍隊として機能していなかったのを 原爆を使用した国は知っていた。 原爆投下は明らかに非戦闘員を狙った無差別攻撃だ。 ほかの都市には、日本家屋を「効果的に」焼き払う焼夷弾を わざわざ開発して、空襲を繰り返した。 これも市民を狙った無差別攻撃だ。 (先に焼夷弾で攻撃対象地を囲むように炎の壁を作り、 それから中央部を絨毯攻撃をするのが戦法だったので、 市民を虐殺するのが目的なのは明らかである) しかし広島と長崎には空襲を控えて、都市の姿を温存してから 原爆を投下している。 すでに日本は降伏の秒読み状態にあることを知っていて、だ。 つまり原爆投下は日本に降伏されてしまう前に急いで行われた。 要は米軍は、原爆の効果について人体実験をしたかったのだ。 それは別のタイプの原爆を、3日後に長崎に投下していることからもわかる。 原爆の投下が終戦を早めたというのは、数週間にすぎない。 長くても数カ月のスパンで、原爆投下がなくても日本は降伏した。 これはアメリカの重大な犯罪だ。 しかし我々日本人はその罪を追及しない。 なぜならそれが戦争というものだと理解しているからだ。 我々日本人も侵略先で数々の蛮行を行っている。 それらはいくら戦争という異常事態が背景にあるとしても、 決して正当化することはできない。 そして我が国は敗北した。 そして60余年。 ほとんどすべてを失った国が、こんなにも豊かになったのは、 私たちの父母や祖父母のおかげだ。 神戸の須磨の海岸では、若者たちが無邪気に遊びに興じている。 それができるのは平和で豊かだからこそだ。 平和と繁栄に改めて感謝して、犠牲者の冥福を祈りたい。 拡大であり、意図して撮影したものではありません》》 「東京大空襲 史上最大の虐殺」 ※目を覆いたくなるような写真がありますので、苦手な人は見ないでください。 http://www.kmine.sakura.ne.jp/kusyu/kuusyu.html |
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アメリカ心臓協会(American Heart Association:AHA)が この4月に「胸骨圧迫のみのCPR(Hands-only CPR<TM>)を積極的に推奨する」 という緊急声明を突然出しました。 それに対して日本蘇生協議会(JRC) http://jrc.umin.ac.jp/ から胸骨圧迫のみのCPR(Hands-only CPR)についての考えが 2008/7/11に発表されています。 http://jrc.umin.ac.jp/pdf/080714_CPR.pdf 今のところ「現行のガイドラインを変更すべき理由はない」 という姿勢です。 救助者が人工呼吸を行うことに躊躇する、または自信がない場合、 何も行わないよりは胸骨圧迫だけでも行うことが好ましいことは 以前から言われていることで、「胸だけでも押してください」と 私も言っています。 増してや出血していたら触りたくありませんし(感染防止)、 直接の口対口人工呼吸なんてもってのほかということになります。 というわけで、呼吸をしていない人を見つけたら、 「そのままにしたら必ず死にますが、胸を押してみると(できたら人工呼吸も)、 ひょっとして助かるかもしれない」というチャンスに賭けてみましょう。 ちなみに今の胸を押す回数と人工呼吸の回数は、「30:2」です。 でも、別に30回ぴったりでなくても構いません。 28回でもいいし、33回でもいいのです。 被害者にCPRを試みてくれました。 一方でケータイカメラで様子を面白半分に撮影する野次馬が大勢いたのも事実です。 それでも、CPRの知識が確実に広がっていることを嬉しく思うとともに、 正しい知識の普及に携わっていきたいなあと思いました。 (刃物による殺傷事件なので、当然出血が伴う。 そして、被害者の一人がB型肝炎ウイルスの感染者だったことが後日判明し、 感染の危険性があることがわかった) 胸骨圧迫のみのCPRに関するILCORの潮流
■背景 アメリカ心臓協会(American Heart Association:AHA)は、2008年4月、突然に発症した成人の心停止症例において、心停止の場面を目撃した救助者がCPRの訓練を受けていない場合、あるいは訓練を受けていても胸骨圧迫の中断を必要最小限に留めた人工呼吸を行う自信がない場合には、胸骨圧迫のみのCPR(Hands-only CPR<TM>)を積極的に推奨するとする緊急声明1)を出し た。 国際蘇生連絡委員会(ILCOR)加盟の各蘇生協議会は、この声明の正統性を検証するため、2005年版のConsensus on ECC Science with Treatment Recommendations (CoSTR)の策定に際し て検討された文献およびCoSTRの公表以降に発表された文献を吟味した。 ■世界の反応 複数の蘇生協議会によって個別に行われた検討結果は、2008年5月に行われたILCORのエビデンス評価会議に持ち寄られ、ILCORとしての暫定的コンセンサスが検討された。その結果、現時点において入手可能な科学的エビデンスは、現行のガイドラインを変更するには不十分であり、2010年に予定されているCoSTR改定までの間、さらなるエビデンス収集とその検討を待つべきであるとの合意が得られた。 ■文献的検証 胸骨圧迫のみのCPRは従来型のCPRと同等以上の転帰改善効果があることが、心室細動モデルを用いた動物実験11件のうち、1件12)を除くすべての実験で示されている2-11)。このうちの2件10,11)では胸骨圧迫のみの優位性が統計学的にも証明されている。しかし、これらの動物実験の多くは気管挿管下に行われており、胸骨圧迫に伴う受動的な換気や死戦期呼吸によって5-8 L/min程度の換気量が維持されて いるなど、これらの研究結果をヒトに適応することの妥当性は低い。窒息による心停止モデル13,14)および不完全気道閉塞下での蘇生実験15)は胸骨圧迫および人工呼吸の両方を行うことの重要性を示唆している。 ヒトの心停止症例を対 象とした7件の疫学調査16-22)では、従来型のCPRを行った場合と、胸骨圧迫のみのCPRを行った場合とで、患者の最終転帰に統計学的な有意差は認められていない。しかし、これらの疫学調査はすべて観察研究であり、潜在的および明らかな複数の交絡因子の影響が無視できない。また、これらの研究における研究群(胸骨圧迫のみのCPR群)と対照群(従来型のCPR群)は明確に定義されておらず、そのグループ分けも不正確である。 ■Hands-only CPR<TM>の限界 AHAの声明でも指摘されているとおり、突然に発症した成人の心停止に対して、救助者が人工呼吸を行うことに躊躇する、または自信がない場合、何も行わないよりは胸骨圧迫だけでも行うことが好ましいことは、すでに2000年の蘇生ガイドラインから記載されている。しかし、蘇生の対象となるのは、このような患者のみではなく、呼吸原性の心停止患者や小児の患者も含まれている。このような全体像を考慮すれば、蘇生教育ならびに啓発活動の中で、どのような推奨・指導を行うべきかについては、今後も更なる検討が必要であり、現在の限られた情報のみに基づいて人工呼吸に関する教育を放棄することは危険である。2005年版ガイドラインの普及が現在もなお進行段階にあり、これに今回の方式が加わることは指導者、学習者の両方に混乱を発生させる可能性があることも憂いのひとつである。 ■ILCORを中心とした統一歩調 Hands-only CPRに関する声明をCirculation誌に掲載するに先立って、AHAはILCORおよび各国蘇生協議会の合意を求めた。しかし、胸骨圧迫のみのCPRに関する問題は、2008年5月の会議において集中的に討議することが既に予定されていたこと、および、強力なエビデンスを提供するような新たな研究が存在しないことは明らかであったことなどのため、AHA以外の各蘇生協議会およびILCORは、5月の会議まで結論を先延ばしにすることをAHAに求めた。このような状況でAHAが本声明を公表したことは、ILCORの設立精神に反するものであり、現在、ILCORではこのような事態の再発防止策を検討中である。また、ヨーロッパ23)、オーストラリア24)および南アフリカ25)の各蘇生協議会は2010年末までの間、現行のガイドラインに従うとの考えを表明した。 |




