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介護と育児 我が家では老人の「介護」と子供の「育児」が同時進行しています。 そのなかで、やはり心理的負担が大きいのは圧倒的に「介護」です。 まず、「介護」には期限がありません。 「育児」すなわち子育てのように、成長とともに手がかからなくなるという 目安というか、見込みがありません。 むしろ、今後「現在より手がかかるようになるのは確実」という現実だけがあります。 そして介護される者の状態が、この先どう変わるか、いつまで続くか、さらに言うなら あと何年生きるのかがまったくわからないのです。 これは見えないゴールに向かってただ走っているだけで、ペースを誤れば潰れてしまいます。 しかも注いだ努力が報われるかというと、それはわかりません。 むしろ日に日にできることができなくなっていくのが現実です。 いくら「すばらしい介護」をしても、老いや衰退を止めることはできないのです。 しかし私のような現役サラリーマンは、つい仕事に望むような姿勢で介護にあたりがちです。 責任感を強く感じ、他人任せにできない。 何としても自分で処理して、結果を出そうとする。 しかし、どんなに「努力」しても、結果が表れるわけもありません。 そこで感じているのは、やはり「他人にゆだねる」ことの大事さです。 今はデイサービスやデイリハビリテーションに週5日通ってもらっています。 それでも朝晩のおむつ交換やトイレの世話、食事の介助は毎日繰り返されます。 そして週のうち2日は、すべて私と嫁様で世話をしなければなりません。 そろそろ我が家での介護は無理が出てきているように思います。 一応、特別養護老人ホーム(特養)には申し込みをしてあるのですが、 おそらく順番が回ってくることはないでしょう。 ちなみに入所型の施設はケアマネージャーさんはかかわらないことになっているそうで、 自分で探す必要があります。 すでに何件か見学に行ったりしていますが、やはり「父を施設に入れる」ということに、 つまらぬ意地を張ってしまい踏み切れないのです。 まあ「空きがない」というのもあるのですが。。。 |
東京・介護
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実家訪問最終 今日も東京の実家に来ています。 賃借人が出て行きがらんとした実家にいると、非常に複雑な思いが胸に去来します。 今回、私が使用していた寝具を神戸に持ち帰り、父の自転車を粗大ゴミとして手配すれば、 もうこの実家に来ることはありません。 ガスはすでに止まっていますし、電気と水道は今回の滞在を最後に解約します。 6月20日から解体予定ですので、いよいよ私の実家はなくなります。 「私の実家だった所」には賃貸住宅が建つことになります。 とても感傷的な気持ちで最後の滞在をしています。 |
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父の入居型施設を探し始めました。 父を独居の東京から神戸の我が家に引き取って1年と数カ月。 残念ながら心身共に老化が進み、現在「要介護4」です。 要介護度とは軽いほうから「自立」「要支援1・2」と来て、 「要介護1」から「要介護5」まであります。 要は今の父は、すでに「寝たきりの一歩手前である」と認定されているわけです。 今は在宅介護ですが、私が「介護時間短縮勤務」をとってなんとか世話をしています。 しかし、そろそろその限界が見えてきた気がします。 声掛けをしてもその意味がわからない。
朝「起きて」と声掛けをしても意味がわからずまた布団を被ろうとする。 食事をしていても食事をしていること自体を忘れてしまう。 「食べて」と声をかけても「はい」と返事はするが、理解していない。 トイレへの誘導に成功して便座に座らせても、用を足している途中で立ってしまう。 そして繰り返されるオムツの交換と汚物の処理。 よくなることはないので、これらが終わることを願うのは 父の死を願うことになってしまう自己矛盾にも苦しみます。 しかしなるべく長く孫や家族と一緒の時間を過ごしてもらいたい半面、 人格が壊れていくにつれて人間としての尊厳も下がってしまうこの事実。 |
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実家片付け作戦ほぼ終了 終わりの見えない戦いだった「オペレーションカタヅケ」ですが、 いよいよ99.9%の任務遂行率となりました。 実家の片付けの終盤戦のほとんどは本や地図、パンフレットといった、 こちらで言う「資源ゴミ」との戦いでした。 地域の資源ゴミの収集は土曜日だったので、土日に作戦地つまり実家に赴き、 土曜の朝に前回作った資源ゴミを出し、土日にまた次回の資源ゴミを作るというのが 決められた作戦行動でした。 そして今回、GWを利用して実家に来たため、「収集には出せないな」と思っていましたが、 「持込みができる」という新たな作戦展開をすることにしました。 ただし輸送手段は戦車ならぬ「軽自動車」という超簡易兵器しかありませんから、 上手に積まないといけません。 まずは段ボールや板紙の類を前席の背もたれの後ろに配置しました。 あとは本や雑紙類をどんどん積んでいきました。 思ったより余裕がありました。 急ブレーキは踏めません。直撃されたら首の骨が折れます。 車はお尻をぐっと下げて待機しています。これで世田谷区の資源ゴミリサイクルセンターに持ち込み、 ミッションコンプリートです。 どっちにしても、あと一回来れば終わりということです。 (世田谷区の粗大ゴミに出してもいいのですが、 どうせまた来る用事があることがわかっているので) なんとも長い戦いでしたが、終わってみるとなんだか心に穴があいたようです。 空っぽになった部屋を眺めながら、なんとも切ない想いでいっぱいです。 |


