環境
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大阪ガスの太陽光発電見積もりキャンペーンがあり、 太陽光だけに申し込み特典に[目がくらんで]つい申し込んでしまいました。 我が家の屋根は東西に向いているため、 決して太陽光発電には良い条件ではありません。 また屋根西端に薪ストーブの煙突があるので、 その影が北側から東へと回り込むことになります。 ソーラーパネルは直列つなぎなので、全体の出力低下になってしまいます。 それにしても270万円ですか。。。。 |
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成長の限界が近付いている 地球温暖化対策の一番大きな柱に「省エネルギー」というのがある。 もちろん温暖化対策だけでなく、エネルギー枯渇の問題でもある。 温暖化対策に最も大事なことは、エネルギーを使わないことだ。 今の豊かさはエネルギーをたくさん使うことで実現されている。 したがって今の豊かさをより少ないエネルギーで実現する努力は無駄ではない。 しかし今の豊かさの水準を維持しながらより少ないエネルギーを実現しても、 地球温暖化防止には無理があるのだ。 たとえば、日本は単位GDP当たりのCO2排出量は世界でもっとも小さい。 ところが、排出量自体は減っていないどころか、むしろ増えているのだ。 日本は産業の空洞化が進んでいるし、生産技術が進歩しているので、 産業部門からの排出量は減っている。しかし全体としては増えている。 増えているのは「民生部門」や「運輸部門」だ。 これらの増加分が産業部門の減少分を上回っているのだ。 それはなぜか。 民生部門や運輸部門が増えた原因は、産業部門が次々に作り出す 電化製品やクルマのせいだ。 私たちの生活が、電気や燃料といったエネルギーをより使う方向に向かっているからだ。 暑ければ冷房を、寒ければ暖房をする。 一人でわずかな距離を行くのにも自動車を使うのが現代生活というものだ。 確かに日本の電気製品や自動車は省エネ技術に優れている。 しかし「使うことを前提とした省エネではダメ」ということがすでに示されているのだ。 2005年の世界のCO2排出量は271億トンといわれている。 日本人一人当たりのCO2排出量は年間約9トン。 これに世界人口65億人を掛けてみると、約585億トンとなる。 つまり世界で最も進んでいる日本の省エネ技術を、今すぐに全世界に普及させて 日本人と同等な「豊かな生活」を実現すると、2005年の世界の排出量271億トンの 二倍以上のCO2を排出してしまうことになってしまうのだ。 つまり技術での省エネだけでは、温暖化を防止することはできないことを示している。 そこで大事なのは「豊かさ」の内容だ。 「今の豊かさ」を考え直す時に来ているのだ。 大きな家に住んで、大きな車を乗り回し、好きなところに行けて、 おいしいものをいつでもどこでも食べることができるというのが、 本当の豊かさなのかを考える時なのだ。 この問いには正解はない。 今までは右肩上がりが成長だと信じられてきた。 しかし「右肩下がりが成長だ」と価値観を転換しなければ、地球に未来はない。 特に先進国と呼ばれる国に住んでいる我々は、これ以上の従来型の成長は 望むべきではないのではないか。 今の快楽を少し我慢するぐらいでなければ、我我の孫の代には すでに地球が壊れ始めるだろう。 我が家は冷房はほとんど使わない。 別に我慢しているわけではなく、もともと冷房があまり好きでない身体を持ち、 風を通して涼しく過ごす家を建てることに成功したからだ。 暖房は薪ストーブという最新のバイオマス燃料に転換した。 しかも断熱気密に優れた住宅にしたので、わずかな燃料で事足りている。 移動は大部分を自転車に転換して、よほどのことでないと 自動車を使わないことにした。 すると、今まで大して必要でもないのに自動車を使っていたことがよくわかった。 買物は近所の商店に毎日自転車か徒歩で行けば十分だ。 大きなスーパーに数円安いものを求めて燃料費をかける愚かさに気がついた。 皆さんもちょっと生活パターンを変えるだけで、 かなりの省エネルギーができるはずだ。 今の社会が異常なのだ。 今までなくても済んでいたものがあふれ、使用を強制されているだけだ。 蝉時雨をうるさいと感じてしまう感性がおかしいのだ。 個人住宅に冷房が入るようになったのは、この数十年のことでしかない。 以前は冷房などなくても過ごしていられたのだ。 冷房を使うから余計に暑くなる。 スダレ(簾)やヨシズを利用して室内温度を上げない努力をしてみよう。 見た目を重視するなら、オーニングやテントもいいだろう。 風向きを見て、あける窓を工夫しよう。 風の通り道を作ってやれば、意外に涼しく感じるものだ。 打ち水も効果的だ。 風呂の残り湯や雨水など、水道水でない水が望ましいが、 なければ水道水でもよい。 電気のエネルギーに比べたら、水道の使用はとるに足らない環境負荷だ。 少量の水を家の周りに撒いてみよう。 ちょっとした工夫で、電気という高級なエネルギーを使って 力づくで空調する必要がないことに気づくだろう。 それでも耐えられないという人は、弱めの冷房に慣れよう。 今は使いすぎているだけだ。 冷房を使いすぎるとかえって体は弱くなる。 上手に使おう。 エネルギーはやがて非常に高価なものになる。 するとどうなるか。 移動の少ない、静かな社会になるだろう。 私は決して悲観していない。 ある面楽しみなのだ。 これは決してSFの世界のことではない。 今から考えておくべきことだ。 皆さんは対応できますか。
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