野鍛冶屋弐号店

スローなブログです。2014年冬・寒いです。お風邪には気を付けましょう。

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東京の本屋で「新潮」1月号を購入しました。
今月号は特別価格!。通常より200円も高い!。それは、古川日出男さんの詩の朗読CDが付いているからです。
文学誌も付録がある時代になったのかと、にやにやしながら、このCDを早速聴いてみますと、面白い。
中原中也の詩を絶叫している。
これはこれで、後でレビューしたいと思いました。好きな立原道造の詩も入ってますので。

さて、駅構内で立ち読みした、高村薫さん「太陽を曳く馬」連載16回目の感想です。

○○○○○○○○○

子供という言葉には、おっしゃった方の割り切りが含まれているのかな?と、思いながら、子供の心というか、子供のような部分があるからこそ、人生面白んだと少し憤慨しました。
でも、ここで言っている、子供とは、恵まれた環境に育ったために、普通の社会通念が欠けるとか、常識的ではないとか、いわゆる”おぼっちゃま”の世界を指すのでしょうから、ここで憤慨することも無いだろうと、気を取り直しました。
私は、「子供のようだ」と名指しで言われれば、真っ赤になって怒るような心持ちである反面、自分のやることに関しては、「子供のように自由な発想」でなどと考える、身勝手な人間です。(笑)。

子供に対して大人とは、折り合いを付ける術を身に付けた者と、余り面白くない定義付けをするならば、そうでないのが子供ということでしょうか。
しかしこと「お金」に関しては子供、大人の区別ははっきりするのでしょう。それは私だって分かります。でもこれも結果まで問われるとはっきりしない。。。

今回も出てくる「道元A」「道元B」。そしてシュウドウの名も上がり、統合をかける者、分散に走る者の動めき、そのエネルギーに言及するに至って、そうなんだ、それが問題なんだと、この物語の歯車が、もひとつ、コトリと回ったような充実感がありました。

シュウドウ。過去の人となってしまったのでしょうか。シュウドウの不可解さは忘却によって”浄化”されてしまったのでしょうか?。

合田さんが福澤家とかかわりを持つようになった事柄が、もう一皮ベールが剥がされ、具体的なイメージが頭に浮かぶようになりました。彰之さんの行方も、何か示唆されたような?。ひょっとして、合田さんは、あの地へ行くのか?。興味あるところです。

私もアキバでフィギュア買ってしまいました。ちなみに「ハクション大魔王」のアクビちゃんです。(笑)

どうもありがとうございました。次回も楽しみにしております。

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野鍛冶屋さん、こんばんは。更新をお待ちしておりました。

>このCDを早速聴いてみますと、面白い。

面白いですか。私はまだ聴いてないのです。でも、ヨーロッパの昔の詩人や作家たちは、自作をサロンなどで朗読したもの。作家や詩人が「音読する」というのが珍しいと思うのが、おかしいのかもしれませんね。

>「子供のようだ」

固定観念のつもりではないのですが、男性はいつでも、幾つになっても「心は少年」・・・なのでしょうか。
でも「子ども」と「少年」は違うと思うのですよ。どこがどう、と問われると困りますが(苦笑)

>ひょっとして、合田さんは、あの地へ行くのか?

野鍛冶屋さんもそう感じられましたか。私もです。永平寺へ行くよりは、こちらの方が確率が高いと思いました。

>「ハクション大魔王」のアクビちゃん

もしも忘年会でカラオケ行くようなことがあったら、「アクビ娘のうた」を歌おうかしら(笑) 音痴なんですけど(笑) 削除

2007/12/11(火) 午前 0:17 [ からな ] 返信する

からなさん。こんばんは。コメントありがとうございます。
私もからなさんの「太陽を曳く馬」の感想を楽しみにさせて頂いています。なるほどそう読まれるのか、といつも感心しております。毎月の定例となって早1年4ヶ月となりましたね〜。

>CD

自宅でちょっと聴いてみました。好き嫌いは分かれるでしょうけれど、ちょっと芝居がかっているのが、「芸術」という感じですね。

>「子供」

「少年」という言葉は夢とか志とか、大人びたポジティブなイメージに繋がりますね。「子ども」はもちろん「未熟」という意味が真っ先にあります。「子どものようだ。」と言われるとやっぱり凹んでしまいます。それなりに精一杯やっている積もりですので。でもみんな、元は子どもだったのよ〜。(居直り)

>合田さんは、あの地へ行くのか??

やっぱり、期待してしまいます。今まで待っていた分、4日ぐらいは彰之さんと語りあかして欲しいです。

2007/12/11(火) 午後 10:06 [ nokaziya ] 返信する

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野鍛冶屋さん、こんばんは。
>統合をかける者、分散に走る者の動めき、そのエネルギーに言及するに至って、そうなんだ、それが問題なんだと、
そして、合田はその両者の間で右往左往、でしょうか?む、難いです…。
合田が青森に行くまでには、前2作を読んでおきたいです。それが来年の目標!(おい)

ところで、立原道造の詩がお好きなんですか?私は、ある事情でつい最近この方の存在を知りました(恥ずかしいですが)。野鍛冶屋さんの感想を楽しみにしています。
この付録CD、面白かったです。中原中也の詩を、あんな風に機関銃のごとく叫んでいる人を初めて聞きました。どこで息継ぎするのかと、ずっと息を詰めて聞いてしまいました(笑) 削除

2007/12/16(日) 午後 9:44 [ ゆぅべ ] 返信する

こんばんは。ゆぅべさん。お元気になられたようで良かったです。

>合田はその両者の間で右往左往

「統合をかける者、分散に走る者の動めき」というのは、今回の締めの部分を自分なりに言い換えたつもりなのですが、この者というのは、実は同一人物であって、統合を望み、又分散も望む、「のぞみ」という感情の炎を持つ人なのです。炎のゆらめきは実に怪しい。その行方を合田さんは見つめている。と言ったところでしょうか。

>「立原道造」

昨年、角川春樹さんの「ハルキ文庫」の1冊である、この方の詩集を手にして、通勤途中読んでおりました。やわらかなイメージがとてもいいです。
あっ、東京に持ってくるの忘れてる!。

2007/12/17(月) 午後 9:51 [ nokaziya ] 返信する

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野鍛冶屋さん、解説頂きまして、ありがとうございました。
同一人物なんですね。炎のゆらめきの行方も見つめる合田か…。なるほど…。統合も分散も望むか。人って、両方望んでいそうな気がします…。勉強になります。ありがとうございました。

「立原道造」の詩は、朗読CDを聞いたときに、寂し気だけど柔らかなイメージを感じました。「ハルキ文庫」に詩集があるんですね。探してみます。こちらも、ありがとうございました! 削除

2007/12/17(月) 午後 10:27 [ ゆぅべ ] 返信する

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