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ずいぶんと前の話になります。
20年くらい前のことでしょうか。
仕事で大阪に行ったときに、JR大阪駅前の信号のある横断歩道で、大阪の人たちは歩行者の信号がまだ赤なのに自動車の信号が黄色になって、自動車のとおりが少ないみるや横断歩道を半分ぐらいまで渡りだしているのに驚いた。
せっかちな一人や二人ではなく、ぞろぞろと「そんなん、あたりまえでおます」(すみません、適当な関西弁です)といった感じで、ぽつんと残された感じの自分を周りのひとが「なにしとんねんっ」という眼で見られていたような気がした。
さて、その後も大阪には仕事で幾度となく行き来きましたが、自動車の運転マナーも相当に悪いものがりますが、自転車と歩行者のマナーの悪さは一向に直る気配がなかった。
「大阪っていうのは、こんなものなんでしょ」なんて感じで、それはその土地の人々の文化なのだろうなどとさして気にはしていなかった。
がしかし、最近の東京駅周辺、大手町界隈の横断歩道の渡り方をみていると、「大阪化」が目立ってきた。
以前から金融や証券関係の外資企業の外人さんに多く見られていたのですが、やつらは「あそこの信号が赤なのだからここには自動車が来ない。だから安全を確認して渡っているのだ。」とでもいいたそうに急いで渡りだすのであった。
最近は日本人も歩行者の信号が赤なのに道路の半分くらいまで渡っている人が多くなってきた。
大手町界隈にも出張やら転勤で大阪人が多くなって、それにつられて悪しき習慣が蔓延しだしたのではなかろうか。
日本の首都である東京のそのど真ん中ともいえる大手町を歩く人たちには、もっとゆとりを持って整然と美しく街をあるいてもらいたい。
すくなくとも自分は、周りの人たちが赤信号で渡りだしても、決して一歩も踏み出さないで、信号が青に変わってから、左右の自動車をみて優雅に大手町をあるきます。
そこは「東京の大手町」なのですから。
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