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「どんなSituationで飲むお酒が一番美味いか?」 「風呂上りのビール」「テニスで汗を流した後のビール」「ゴルフ、スキー場で飲むビール」 ビールばかりで恐縮ですが、基本的には、体を動かした後に飲むビールは常に最高です。 「綺麗な夜景の見えるとてもおしゃれなバーのカウンターで最愛の人とグラスを傾ける時」 「試験に合格した後にみんなで一緒に飲むお酒」etc... 「人生いろいろ、会社もいろいろ、お酒もいろいろ」だと思います(^^♪ 私が一番美味しい酒を飲める時、それは「難しい手術を無事クリアできた時」です。 一昨日(2/21)のことで、申し訳ありません(^_^ 「When you wish upon a star(星に願いを...)」と祈り続け、念願叶って、☆→★(人気度up)した日でもありました (たくさんのお祝いのコメント頂いて、みなさんありがとうございました) 朝から眼瞼下垂2例、白内障14例を行い、最後に迎えたのが若い女性の「眼瞼下垂手術」でした。
わざわざ本州以外の県から、当院にまで足を運んできて下さった方です。。 最初、インターネットで相談を受け、それから一度診察後に手術の運びとなりました。 美容外科で二度手術(埋没法→部分切開法)を受けた後で、瞼が下がってきた症例です。 複数回の手術を受けておられる方の手術は、難易度はかなり高くなります。 再手術ですので、瞼を挙げる筋肉(挙筋腱膜、Muller筋)が瘢痕化し、そのままでは機能しません。 ここからは眼科医向けの話となりますが、線維化したMuller筋を結膜から正常のMullerが露出するまで 綺麗に剥離してやらなければ、術後に上まぶたのNatural Curveは得られません。 しかも、瞼板がかなり薄くなっていますので、挙筋腱膜の瞼板への固定も慎重に行う必要があります。 当然ですが、腱膜と瞼板への固定は、丸針のナイロン糸を用いました。 上瞼のカーブ&瞼裂高(開き具合)が適正になるまで、「糸をかけては起きてもらう」を何度も繰り返します。 私は、これが一番大切であると考えています。 とても時間がかかりましたが、幸い手術はうまくいったと思います。
私は美容外科医ではありません。 されども、眼瞼下垂の手術は単に「瞼が挙がって、視野が広くなればいい」とは思っていません。 最近では「眼瞼下垂の手術は『肩こり』を代表とした、交感神経刺激症状をを治す手術であり、 一見して、まぶたが下がってなくても、挙筋腱膜が緩んでいれば手術をした方がいい。 しかしこれは保険適応手術であるから、美容手術ではない」という意見をされる方もいらっしゃいます。 そこに何か大きな矛盾を感じてしまわざるを得ないのです。 美容手術ではないことには理解できますが、一見して瞼が下がっていない方が手術を受け、 「肩こり」から解放されたとしても、手術の結果(例えば二重が厚くなったりして) 人前に出られない顔になってしまうことが仮にあったとすれば、それでいいのでしょうか? 「手術は機能回復・救命を目的とした、清潔な怪我である」 私の手術に対する哲学の一つでもあります。 よって怪我を負わす代償として、患者に「機能回復・延命」という幸福を与えなければならない。 仮に手術が「うまくいった」として医者が勝手に自己満足しても、肝心の患者が満足しなければ、 本質的にはまったく意味がないのではと思うことすらあります。 えらそうなことを並べました。 「巧言令色」と言われようがかまいません。 とにかく、「弱い自分を知っているからこそ、自分に厳しくなければならない」のです。
この日のメンバーは、いつも一緒に手術を行っている、檜垣先生+業者さんに加えて、 私がブログを創めるきっかけを作って下さったしんや眼科の新矢先生の4人です。 場所は新矢先生の行きつけのお店で、手術の勉強会&宴を行いました。 新矢先生は素敵な店をたくさんご存知で、ここもその例に漏れず、とても素敵なお店でした。 「タレントの乙葉を都会的に洗練させた」こんな綺麗な女店長が女性二人で切り盛りしています。 いうまでもなく料理も絶品!です。 平日の夜だというのに、店は常連達でひしめき合っていました。 こんなに「美味い」料理を、こんな綺麗な店長が作ってくれるのだから、賑わって当然。 「ブログへ写真を掲載してもいいですか?」とお願いしたところ 満面の笑みで「いいですよ〜!」とのお返事。一瞬のうちに胸を射抜かれてしまいました。 結局その日は19:30〜01:00まで、閉店時刻の23時を大幅にオーバーしてその店に入り浸ってました(^^♪ このお店をブログで紹介するのは、野暮だと思います。 ここは誰にも知られたくない、桐の箱に入れて大事にしまって置きたいお店です。
帰りに、愛妻家の新矢先生が奥さんへのお土産に立ち寄った店でした。 衝動買いというほどのものではありませんが、正直私が「自分が食べる用に」 ケーキを買うのは、これが初めてだと思います。 「ブログの☆が点った」「手術がうまくいった」「素敵な店で素敵な店長と出会えた」 ことが私の心を穏やかにしたのでしょう。写真のケーキを買いました。 写真左はプリンの下に生クリームが混ざったチョコレートケーキで、激ウマでした。 常日頃「ケーキが別腹」という女性を軽んじていた自分を深く反省いたします。 |
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「When you wish upon a star(星に願いを...)」と祈り続け、




しかしなかなか困難?な眼瞼下垂ってあるもんですね。うちは以前美容整形でオペした後他眼も眼瞼下垂が起こり、眼球運動が悪くなったという方が来ましたが、これは最初に眼科に来るべきでしたね…。(うち以外の)しかし店長さん・・・美人♡
2007/2/23(金) 午後 9:00 [ ちゃめ ]
ちゃめさん、コメントありがとうございます。明らかに眼瞼下垂であるのに安易に埋没法を行って下垂を増悪させたり、切開式重瞼術時に挙筋腱膜を損傷し、医原性の眼瞼下垂を生じる例はたくさんあります。逆に眼科医の尻拭いを、形成外科医が行うケースも同等以上かもしれません。残念なことに、眼科医と形成外科医が手を繋ぐのが困難な状況です。奇しくも明日、京都で「義眼床研究会」が開かれますが、それが両科の唯一の橋渡しでしょうか..
2007/2/23(金) 午後 10:56
先日はお疲れさまでした。大変な手術の後だったのに遅い時間まで引きずって申し訳ありませんでした。また飲みに行きましょう!
2007/2/25(日) 午後 5:54 [ nat*sud*n*on ]
>nattsudondon先生、ありがとうございます。集合写真を掲載するかどうか、また店の詳細を明らかにすべきかどうか迷いました。店を紹介して「変態」が集まってきたら、彼女に迷惑がかかりますので敢えて載せない方がいいと判断したのですが、これでよかったのでしょうか?また飲みにいきましょう!3/3は涙道内視鏡手術tがありますので...(^^♪
2007/2/25(日) 午後 8:04
大変貴重な素人でも面白い記事でした。
2007/2/25(日) 午後 8:25
>ぱんどるさん、ありがとうございます。この記事は少しマニアック過ぎたので、まずかったかなと反省中でしたが、そう言って頂けて嬉しいです(*^^)v
2007/2/25(日) 午後 8:46
のま先生、おはようございます。お気持ちはよくわかります。私の身近で例えるならば、友人に心臓内科の医者がおりますが、彼も緊急の心臓カテーテル治療がうまくいった後、広島市の近郊の某市市役所界隈の八剣伝で研修医と飲む焼酎がうまいと言ってました。
2007/2/27(火) 午前 8:47 [ とし ]
>Jambo sizeさん、こんにちは。その人は、もしかして大学生の時、某広島西区域にあるゴルフのショートコースで、片手で(もう一方は義手)Playされている人を見て、「あの人はゴルフの腕の方はSingleですかねぇ〜」と言って顰蹙を買った、ファミスタでは池永選手「黒い霧事件」をネタにこっちが疲れてきて落球すると「黒い!黒い!マジで勝負してや!」とうるさかった人ではないですよね(T_T)
2007/2/27(火) 午後 0:42