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1年ぶりにブログアップなのだが・・・
長文なのでこっちにアップします

カメラ装着での自転車レースは危険?
【自転車競技と車載カメラ問題】
(※長文注意)
【項目】
1,はじめに
2,規則とは?
3,なぜ危険だからというの?
4,メディア対応
5,肖像権?
6,最後に

1,はじめに
この内容は、ここ数年、さまざまな大会の度に議論されているカメラ問題
(カメラを付けながら走行)について
JCF公認競技(都道府県車連含む)をもとに私感含めまとめてみました。
カメラを付けて走ることはなぜ禁止されるのか参考になれば幸いです

なお、この記載事項は私感が入っているので、
JCF及び各都道府県連盟等の公式見解では無いことを
ご承知おきください。
また、車連の関与していない、所謂ホビーレース、
ショーをメインとしたエキシビションなんかは対象外ですが
集団で走る状況なら他人事とは思わず参考にしていただきたい

2,規則とは?
まず、競技を行うにあたり必ず規則があります、

自転車競技の規則は、元はUCI規則から下りてきています。
日本国内ではそのUCI傘下であるJCFによりJCFルールに基づきます。
(国内のUCIレースうんぬんはおいといて)
さてカメラに関する規則は何でしょう?
実は規則に於いて直接カメラ禁止とは謳っていません。(MTB-DHI除く)

こちらの規則(JCF2013年度版P20より)に基づいています。
JCFのホームページより無料でダウンロード出来ます http://jcf.or.jp/?page_id=218 ;

「2. 技術革新
(1) マウンテンバイク・レースを除き,競技中に競技者または他のライセンス所有者により使用され,
着装され,保持されるいかなる物(自転車,自転車に取り付ける装備品,付属品,ヘルメット,衣類,
通信手段,等)に関するいかなる新技術もUCIの認可を受けるまでは使用できない.認可申請は,
すべての必要書類を添えて提出しなければならない.審査を受けるための経費は申請者により
負担され,その額は提出された技術革新の複雑さに応じてUCI理事会が決定する.機材委員会の
提案により,UCI管理事務局は技術革新の許容性をスポーツの観点から検討し,提出日から6ヶ月
以内に回答する.技術革新は受諾された日から有効となる.ただし,日本国内の競技大会における
使用許可時期については,本連盟広報誌または加盟団体あての通知による.」



ですが、そもそもカメラという付属品はありません
なぜならカメラは競技において走るための装備、付属でもなんでもないです。

したがって認可を受けることもできませんから使用禁止なんです、
つまり危険だから規則上禁止では無いです。

でもUCI/JCF規則に具体的な表記していないので判りにくいことから
大会特別規則で補って禁止を謳ったりしてます

3,なぜ危険だからというの?
これはカメラを撮るという意識が危険なんです。

撮したい相手(被写体)がいればいい画を撮ってあげたい意識が働くのです。
同じチーム員やコースの様子、ライン取りや走行フォーム等、様々な場面を
記録に残したいですね、すると・・・

自転車競技ってレース中は、基本的に集団で走ります(個人TT除く)
集団で走る以上、そこにはお互いに事故を起こさないように走行ラインを守り、
声掛けなどし秩序が発生します。

それには常に意識は競技中として働いていないといけないですが、
この撮影意識が空間認識を一瞬でも途切れさせついラインを変えてしまったり
したら、それだけで周囲を巻き込み、事故を誘発してしまいます。
疲労し集中力が低下する時と変わりませんね。

大抵は皆さん、「俺は大丈夫だ!」と思っていらっしゃるでしょう
もしカメラをOKにしたとしてそのレース中誰かが無意識にでも起こす人が出てしまったら
どうでしょうか? そんなことって実際に走ってみないと判らないです、
でも事故は起きています。

さらに、ある選手を撮影を目的として走る選手がいたらどうなりますか?
そのカメラを付けた選手を追い抜こうとしたりすれば・・・
一番タチの悪いことになりますね。

4,メディア対応(むしろこの方が本命?)
さて、競技とは別に広告媒体としてはどうでしょうか?

今では簡単に撮影でき、かつPRとしてYOUTUBEとかにアップ出来る
ご時世となりました。
誰もが楽しめ、人気があれば世界中にあっという間に拡がることも起きます。

それぐらいPR効果を持っています。
しかしスポンサーにTV局とかのメディアが付いていればどうなるでしょう?

TV局であれば放送権を持っていますよね(契約にもよるが)
メディアはイベントそのものをコンテンツとしてみなしており
当然車載カメラの映像欲しいと思います。
ですが競技で禁止しているのに選手が勝手に撮影してたのでは
おもしろくありませんね、
だから車載撮影禁止することになります。

逆にTV放送用やスポンサーの広報用として車載カメラを特別に付ける場合も
生じてきます、だから他を排除するため禁止もあります。
このあたりは契約内容により撮影条件の幅が大きいです、
競技側と運営側でしっかり協議することになります。
主催者の要望を踏まえ、競技に影響が無いと判断された場合許可する事もありえます
(チェックを逃れているケースもありますが(汗))

5,肖像権?
詳しいことは法律の専門家に聞いて戴くとして
大抵、パンフレットやPRに使用することから選手の映った映像の肖像権
(パブリシティ権)は主催者にあります。(と主張し参加者は了承の上参加)
クローズされた会場(競輪場とか)でなくオープンな場所では
外からの撮影制限は難しいのでしませんから撮り放題ですが・・・

ところが車載カメラでも後方にもカメラを付ける方も見えますが、
常に後ろの人を撮ることになります。肖像権(人格権)は本人にありますね
それってその人に許可得てるの? お父さんが子供を撮りたくて走っている
なら理由もわかりますが・・・
ネット上にアップされた場合、もめても責任はもてません。
カメラ撮影することって、プライバシーなど配慮することを忘れていませんか?

6,最後に
長くなりましたが、簡単にまとめると?
「競技の観点から不要のものは排除、だからカメラは排除する」です。
それ以上、それ以下でもありません、サイクリング大会ではないのです

というものの、完全禁止すればそれだけですが、
メディアやスポンサー等のお陰で大会運営も成り立っているのも事実、
見たいという欲望と、競技としての観点とそれぞれ表裏一体です、
そこで大会規模など状況を鑑み妥協点を探ることも行われていますが
基本は競技に参加する以上、競技に集中して欲しいと願います。 

                               おわり

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