|
「亀田は強い選手だが、今回の試合に関しては正しい判定ではなかった。」
これは対戦相手のボウチャンが試合後で言ったコメントです。父親のバルガスさんはトレーナーである立場もあってボウチャン以上に激怒しています。
WBCに提訴すると言ってますね。ビデオを提出するとか。
あれは完全なローブローでしたからねぇ。相手の陣営も怒って当然でしょうね。
ボウチャンがあの長い腕を折り曲げて顔面からボディーまでをガードで覆ってしまうので亀田選手のパンチも段々さがっていったのでしょうね。このシーンは
「辰吉VS薬師寺」の一戦を思い出します。
あの時もロープに詰めた辰吉が鬼の形相でラッシュするのですが、亀のようにガチガチにガードを固めた薬師寺にクリーンヒットがなかなか出来ない。上下と打ち分けるが、薬師寺の腕がながくてガードを上下と移動させなくても全身をカバーしてしまう。
結局大砲を全部塞がれた辰吉が薬師寺のそんなに威力はないが(こんな事言ったら怒られちゃうけど(^ ^))予備動作のないジャブやストレートを受け続け顔面を無惨に腫らし判定負けした。
僕が今回試合を見てあれ?と思ったのは亀田選手が序盤あまり接近しなかった事。ボウチャンの得意な距離の中距離で戦ったと言う印象を持ちました。なんで?
兄の方はこの距離でしたか? 弟はもっと至近距離で戦う印象があるのですが・・・僕の勘違いなのかなぁ。。
亀田兄弟ってアウトボクシンサーじゃなくてファイターでしょ ? もっと言えばボクシングをやるんじゃなくて喧嘩で押し込むんじゃなかったですか?
始めから頭くっつけて行けば良かったのにと素人の僕は思ってるんですが。・・・中距離じゃボウチャンのロングボディーフックとかジャブ打たれちゃう。亀田選手は華麗なるフットワークでパンチをよけまくる選手ではないのは、当然亀田陣営は分かってる筈じゃないの?と思ってしまいます。
まあ、でも亀田選手の破壊力は桁違いでした。ローブローになる前のボディーでボウチャン「く」の字になりましたね。
そこからがボウチャンの凄い所でした。例に寄って長い腕でポディーまでカバーしつつ、反則すれすれまで頭を下げて相手が打ちづらくしてました。
そして、ボウチャンに一言言いたいのは
「あなたも戦士だ」
と言う事です。
判定が正しくないと言いつつ亀田が強いのを認めている。
「戦士は戦士を知る」
のではないでしょうか?
カウントアウト直後も激怒する父をボウチャン自身がなだめていました。
それは僕には
「反則はわかっている。が、勝てる相手ではない」
とさっぱりした表情のように見えたのです。
確かに提訴されれば再戦の可能性があると思います。が再戦してもボウチャン自身が勝てないと感じているのではないでしょうか?
引き出しを沢山持っていて技術はボウチャンが上としてもあの攻撃力に耐えられないと思うのです。
それは亀田選手のパンチはクリーンヒットしなくても良いんじゃないの?って事です。
ガードの上からでも肩に当たっても相手は泳いでました。普通のガードじゃ、いづれ飛ばされるでしょうね。結局は持たないでしょう。
再戦するならそれも楽しみです。ハードパンチャーにはアウトボクサーが天敵ですけど、ボウチャンは完全に逃げ切れる程のフットワークでもないし、長いパンチも打てるけど、亀田選手はガードがかなり固くジャブを当てても止められないでしょう。
それよりも亀田選手が最初からくっついて来たら、もうどうしようもないのでは・・
|