はるんの気ままにぶらり

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男衾の今市は鎌倉街道(上道かみつみち)にあります。
源頼朝が1192年、鎌倉幕府を開き、400年間主要な道路として役割を果たしてきました。この道は、鎌倉から諸国へ、兵士や軍馬の通った道でもあります。
  

その今市の辻に、大きなお地蔵さまが祀られたお堂があります。
このお地蔵さまは、桜の木で、寄せ木づくりという方法で作られています。
高さが3Mこえる木造のお地蔵様では埼玉で1番大きなお地蔵様です。
 
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このお話は、子供向けの絵本になっています。
 
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 今から800年も前のこと、源頼朝という人が、鎌倉に幕府を開きました。     
                                                    この頃の今市は宿場町で、たいそう賑やかでした。
 頼朝の奥さんは北條政子という人でした。 政子は、6つの小さいお地様を大事に持っていました。ある年、政子は病気になり、伊香保の温泉で湯治をすることになりました。
 湯治というのは、温泉のお湯で病気や怪我を治すことです。
 
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 政子はお伴の者をつれ、駕籠で出発しました。
 伊香保に着くと、政子は一日に何度もお風呂に入り、だんだん元気になりました。
 
  そして、物見山のお稲荷さんにお礼参りに行きました。
 
 
  その時、政子は新しいお願いをしました。
  「どうか、このイボがとれますように」
  七日お参りした夜のことです。
 
  夢の中で、お地蔵さまからお告げがありました。
  「帰りの宿場町に大きな桜の木がある。その気で地蔵を作って、祀りなさい。    そうすればお前の願いを叶えてあげよう。」
  次の朝、政子は、「私の願いがかなう。ありがたや、ありがたや」と喜びました。
  そして、すぐ桜の木を探しながら帰りました。  
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  そして今市宿に来た時、白坂の茶屋に  よって休憩しました。
  政子は店の人に尋ねました。
  「のう、この宿場に大きな桜の木がある  かや」
  「ありますよ。そりゃ大きな桜でございま  すよ。」
  早速、その桜があるという地蔵堂へ行  ってみると、たいそう立派な桜の木が   立っていました。
  「この木にちがいない。これでお地蔵様  を作るのじゃ。」と家来に命じました。
  お地蔵様づくりの職人を呼び寄せて、   大きなお地蔵様を作ってもらいました。
  そして政子が持ってる6体のお地蔵様の一つ、お告げを告げたお地蔵さんを新しいお地蔵様の胎内仏(たいないぶつ)として納めたのです。
すると不思議なことに、政子の顔にあったイボがみるみるうちに消えていったのです。「ありがたや、ありがたや・・・」
政子はとても喜びました。
 
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 そして、このお地蔵様を鎌倉に運ぼうと家来に命じましたが、どういうわけかお地蔵さまは動きません。
まるで、そこに根が生えたようにびくともしないのです。
「これは動かしてはいけないということなんだわ。それじゃあ、いっそのこと、ここにお堂を建てて祀りましょう。」 
そして現在の場所にお堂を建てて祀られたのです。
お地蔵さまは長い間、たくさんの人々に信仰され、親しまれています。
 
 
イボがとれた人はたくさんいます。
みなさんはお礼参りに、大豆などの豆をお供えして感謝しているそうです。
 
 
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お地蔵様1体のための大きなお堂です。 
     
お堂の中の木造のお地蔵様です。↓
 
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高さ3.14m 頭の部分が滑らかに仕上げられていますが、これは地蔵菩薩像特有のもので、「円頂(えんちょう)」という形状です。
現在は子育て地蔵としても信仰されています。
お賽銭箱の上には、記名の赤ちゃんのおかけが何枚も奉納されていました。
きっと、すくすく育つことでしょう。
 
おしまい。

閉じる コメント(27)

おはようございます^ ^。
どんな物にも(仏閣、寺院)逸話が有るんですね。感心です。(^_−)−☆

2012/11/19(月) 午前 9:58 [ いっちゃん ] 返信する

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こちらにも今市がありますが、日光街道です。

紙芝居のようで楽しく見せて頂きました。
私も指先にイボがあったのですが、小さい頃にイボコロリで取りました〜(笑)
やはり女性にとっては顔だったらなお更、信仰心の賜物ですね。

お地蔵さんなどに纏わる話を調べると面白いですね。
いつも丁寧な説明でありがとうございます〜☆

2012/11/19(月) 午前 10:19 アルパカmogmog 返信する

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こんにちは〜。

子供向けの絵本だから、話が理解し易く良く分かりました〜。
今市と言っても日光の今市ではないのですね。
そう言えば鎌倉古道が武蔵丘陵森林公園内にも残っているそうですね。もっとも鎌倉へ通じる道を総称してそう呼んでいるようですが・・・。
埼玉県で一番大きいお地蔵様に、ナイス!!

2012/11/19(月) 午後 1:42 なんちゃってハチゴローの写真館 返信する

大きい立派な、お地蔵様ですね。
これだけのお地蔵様が作れたと言うことは、
本当に大きい立派な桜の木だったのですね。
子供向けに掛かれている方が大人も理解しやすいですね。笑。
面白かったですよ。ナイス☆

2012/11/19(月) 午後 3:12 jule 返信する

リップさん、こんにちは
寄居に住んでいながら、このお地蔵さんと対面したのは初めてです。
このお堂におじぞうさん、1体だけとはビックリです。
こんな民話があったのも、今回知ったんですよ。
お地蔵さんは、町のあちこちにいてくれて、ありがたい存在です。
☆ありがとうございました。

2012/11/19(月) 午後 3:24 はるん 返信する

woo2さん、こんにちは

いぼとり地蔵って各地にありそうです。
それぞれに逸話があるんでしょうね。
この地蔵堂の窓ガラスに、挿絵と文章が貼ってあったので、
写してきました。
子供たちも読んで、伝わっていくことでしょう。
☆ありがとうございました。

2012/11/19(月) 午後 3:29 はるん 返信する

gakenchiさん、こんにちは

格子戸は内側から目隠しされています。
格子戸の小さい窓から、カメラを入れて写しました。
管理しているのは、近くの高蔵寺というお寺です。
この寺の開祖は柳沢義康の祖父にあたる人で、柳沢信俊です。

鎌倉海道と呼ばれていた地域もあるようですね。
毛呂山〜小川〜寄居〜児玉、かみつみちですね。
☆ありがとうございました。

2012/11/19(月) 午後 4:51 はるん 返信する

よよさん、こんにちは

拝んで取れるといいのですが、私はイボコロリで足指の小さいイボ、
撮ったことありますよ。
☆ありがとうございました。

2012/11/19(月) 午後 4:53 はるん 返信する

oyajiさん、こんにちは

NHK大河、見てるんですか。
最初、何回か見たけど、途中からみてません。
続きものは、1回見過ごすとダメですね。

昔はイボコロリがなかったからねえ。笑
☆ありがとうございました。

2012/11/19(月) 午後 4:56 はるん 返信する

たかしくん、こんにちは

図書館へたまに行ってます。
郷土史のコーナーを見るのが楽しいですよ。

たかしくんとこにも、きっと面白い話あると思います。
☆ありがとうございました。

2012/11/19(月) 午後 4:59 はるん 返信する

ゆきまるさん、こんにちは

桜の木、大木だったから、寿命が近づいていて、
お地蔵様に変えてもらって、ずっと生きてると思います。

灰をぬってイボをとったお話があるんですね。
拝んだだけで、イボが取れればいいですよね。
私はイボコロリ使ったことがありますよ。

☆ありがとうございました。

2012/11/19(月) 午後 5:04 はるん 返信する

いっちゃん、こんばんは
ありがとう。

地元のこと、まだ調べてないことたくさんあります。

いっちゃんのような写真加工してみたいな。

2012/11/19(月) 午後 7:03 はるん 返信する

アルパカさん、こんばんは

そうなんです。
私も栃木の今市市の方、先に知ってました。笑
寄居に住むようになって、今市という地区があるのを知ったんですよ。イボコロリ、私も足にうおの目ができたり、イボができたりして
取ったことがあります。
☆ありがとうございました。

2012/11/19(月) 午後 7:21 はるん 返信する

てんもくさん、こんばんは

鎌倉街道は江戸時代になると、五街道が整備され、主要な道ではなくなり、古道と呼ばれたんですね。
森林公園の中の松並木の所に看板がありましたね。
鎌倉へ行く道はたくさんあった事でしょう。

木で作ったお地蔵様では1番大きいらしいですよ。
☆ありがとうございました。

2012/11/19(月) 午後 7:49 はるん 返信する

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良いですねぇ〜
神社・仏閣は心が
和みます
いつもありがとぉ

2012/11/19(月) 午後 8:39 Aちゃん 返信する

Aちゃん、こんばんは

ありがとうございます。
Aちゃんも、今日は神社でしたね。

2012/11/19(月) 午後 9:09 はるん 返信する

いいはなしですね 勉強になりました。ナイス!

2012/11/20(火) 午後 2:48 [ 花ジイ ] 返信する

花ジイさん、こんばんは

地元を民話をたくさん記事にしてみました。
知らないことばかりです。
☆ありがとうございました。

2012/11/20(火) 午後 6:28 はるん 返信する

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このお地蔵様は、木造なのですか
お顔がぴかぴか光っていて、まるで銅像のように見えますね。
大きくって立派!
akoの住む地は、源頼朝が流刑された伊豆蛭ケ小島(今の伊豆韮山)や、平家追討の兵を出す時祈願した神社(今の三嶋大社)の近くですので、今日のはるみさんの記事をとても興味深く拝見しました。
ナイス☆

2012/11/20(火) 午後 10:00 ako 返信する

akoさん、静岡の三島大社の近くなんですね。
頼朝に縁が深いところなんですね。
このイボ取り地蔵も民話なので、定かではありませんが、
お話としては面白いですよね。
木造で顔は金色に塗られています。
☆ありがとうございました。

2012/11/21(水) 午前 7:48 はるん 返信する

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