|
このまえ、認知症のお客さんが来た。
怒ったりはしてない。陽気でもない。
ただ、「かたくな」だった。
ずっと、認知症の奥さんの介護をしてきたんだって。
全部、一人でやってきたんだ。
抱え込みすぎたんだ。がんばりすぎた。
でも、それは悪いことじゃないでしょ、だから、娘のあなたは「お父さんの気の済むまで」って言った。
納得すればいいんだもんね。
違うんじゃないか、ってずっと考えてたんだね。
一人で来るのは大変で、来るまでの間に、いっぱい考えて、頭がどんなに大変だったろうな。
○○課のだれだれさんが、って話が出たので、ほかの機関にも連絡した。
本人も一生懸命話してるけど、良く伝わらないので、電話を代わる。
認知症だと伝えて、でも、認知症のせいじゃない、言われたことを「素直」に受け取ってしまったせいで
悩んでしまった、と伝えた。
同じようなシステムをいろいろな機関で扱っていると、
自分の専門外のことでも、「親切」で教えてくれるところがある。
「こういうこともあるんですよ」って。
それを、そのあとは聞いた人は自分で動かなければいけないのだけれど、
それができないときに、自分の都合のいいように解釈してしまうことがある。
だから、その誤解を少しづつ解いていきましょう。
それにはかかわったひとに入っていただくのが正しいでしょうって話した。
付き添いのかたは何度も頭を下げた。
納得すればいいんです、って何度も言った。
私より、少し年上なその人はちょっと涙目になってた。
「お父さん、なんでわかんないの?」っていった。
わかんないんじゃないし、いままでそう思ってきたんだから、
自分が正しいとおもうのは当然なんだ。
だから、「違う」って言われたときに、頭がとても困ってしまうんだ。
そのお父さんはずっと一人で介護をした。正しい。
違うって言われたら、その全てが「違う」って言われた気がするんじゃないかなぁ。
そうやって、日々、自分は忘れていくんじゃないかっていう不安の中で、
努力をしてきた。
今回のことも、また、繰り返すかもしれない。
でも、今度はあなたがまわりにたよってもいいんですよ、ってなんか言いたくなったの。
病気をもっていらっしゃるかたの中には「妻が病気で」っていって何度もこられるかたもいる。
ときどき、本当に病気なのは御主人の方なのでは、と思うことがある。
「妻のために」と動いていることが、でも、きっと、この人には支えなんだと思う。
そんな仕事ですけど、実親と結びつかないんだなあ。
そう遠くない日に、話すこともあるだろうけれど。
おととい、のんこに会ってきた。
インフルエンザはだいぶよくなり、最後の遠足に行けなかったって少しがっかりしてた。
いっしょに手遊びをして、絵本を読んできた。
お友達がディズニーランドにいって、のんこに消しゴムをくれた。
のんこが、「ママ、卒園式のお祝いに〜」って言い出したので、
うお、やばい、おねだり来たかぁ><って聞いたら、
「のんこねえ、ままとお風呂屋さん行きたい」って言われちゃったよ。
いくよ、そんなの、たのまれなくったって行く☆
もうママ、行けるから。
いっしょにプールだって行けるんだから。
そんなちっちゃい約束をして、そのたんびに指きりげんまんして、はんこーって親指ぺタってしてる人たちw
なかなか帰れなかった。
お熱が下がっても、もうすこし、ゆっくり布団で休んでてね。
33人中20人欠席ってすごいよね。
まあ、みんな卒園式にはそろって出られますように。
意外と病気っていうか、風邪が続いて、パパは大変だった模様。
何日かばあちゃんのうちにいる。
熱のたびに休ませて、誰かがそばにいる。
私はそれをしなかったなあ。意地でも熱を下げたなあ。
悪かったとは思わなかったけど、もしかしたら、
さびしかったんじゃなかろーか、ってふと思った。
でも、聞かない。
それから、ママがご飯作れるようになったら、
カレー作ってって言われた。
カレーねえ、じゃあ、切るの手伝ってよ。
それから、そぼろちゃんも作るから、おにぎりにしようよ。
玉子みそつくってねえ、とろとろだけど、おにぎりに入れてもいい?
それで、やっぱり指きりをした。
来週は卒園式でヘルパーさんお休み、「だんだん、台所も見直していきましょう」って言ってたから、
そろそろ自炊を始めてみようかしら。
|