7月も最後の最後になって、急遽千葉はいすみ方面へとお出かけしてきました。
1年と9か月ぶりとなった夷隅へ向かっての今回の目的地は、「あの車両」がいるポッポの丘。
限定公開されているこの夏のうちに一度行こうと思っていたので、休みを言い渡されるが早いか行動を始めて今日にいたりました。前回訪れた際にはなんだかんだでこの施設そのものに関しては記事に起こしていなかったので、そちらも軽くやっていきます。
ポッポの丘は、鉄道で行くといすみ鉄道の上総中川駅から徒歩で約30分。文字通り丘の上にある施設で、ご覧の通り小高い所に佇む(右から)いすみ204号、北陸鉄道モハ3752、銚子電鉄デハ702の3両連結が出迎えてくれます。
丘に沿った坂を登っていくと自家用車用の駐車場(無料・ついでにポッポの丘自体入場無料)があり、今に限って言えばその先に・・・
今記事の主役。箱根登山鉄道から埼玉県の「ほしあい眼科」院長に譲渡され、その院長の好意や譲渡先の用地確保等々ワケあってここポッポの丘で期間限定公開されている
110号車両が鎮座しています。台車等一部の床下機器は、モニ1形と交換するために入生田で抜き取ったままの状態となっており、車体は鉄骨台座の上に乗っかっています。
まわりには従来から展示されている車両も当然いて、右の丸の内線454号車や左に見切れる千葉都市モノレール1000形の第2編成など、予想もできなかった並びが夷隅の地で実現しています。
さらに園内でもう1段高い所への坂道には大山ケーブルの旧型車両「たんざわ号」もいて、小田急グループ夢の競演も果たされています。
ちなみにこちらのたんざわ号、内外もぬけの殻といった状態で搬入されて以来今も復元工事途中といったところで、現時点で扉や窓ガラスはほぼ取り付けられたものの座席ほか内装類は全く手を付けられていない状態です。この車両に限った話じゃありませんが募金活動なども行われているので、機会があれば是非に。
上写真で見切れていたように、小高い所にもJR車両を中心とした名車が展示されています。こうやって見ると4両が並ぶ壮観な画に見えますが、左端の183系以外はいずれもカットボディ。また現在塗装の修繕工事を行っているのかはたまたそういうの抜きで車両状態が悪化しているのか真ん中の183系は正面の赤帯がほとんどなくなっています。
話は110号に戻りまして・・・ここでの公開中は車内も開放。引退直前のつり革や広告類もそのまま残されていて、最終期の姿をゆっくりと見ることができます。
そんな感じの登山電車110号公開。予定では9月末までポッポの丘で公開される予定となっています。これらをはじめとした車両展示もさることながら、園内の「カフェTKG」では、本業である養鶏卵を味わえる卵かけごはんや牛丼があったり、卵の販売もしています。ここの卵は以前食べたことがありますが、ちょいと値が張るとはいえ黄身を箸でつかめるほどしっかりしたタマゴで味も間違いなし、オススメ出来る一品です。郵送もできるようなのでお試しあれ。
〜おまけ1 道中のいすみ鉄道〜
前述の通り上総中川まで「い鉄」で行ったわけですが、今日は平日ということでようやくあの車両に乗車できました。
最近話題のJR西日本・新潟トランシスが送り出した2017年製35系旧型客車は、この車両という実績があったからできた代物なのでは・・・と、まことしやかに囁かれていたりいなかったりしますが、当のこちらはすっかりいすみの景色に溶け込んでいるようです。特にこの中川駅の雰囲気も相まって昭和レトロ感は存分に・・・
〜おまけ2 ここがおちつくんです?〜
その正体は山手線×すみっコぐらしのラッピングトレイン(トウ546編成)。今やすっかり人気グッズとなったうえウグイス色の山手線とやけにマッチするキャラクター陣もあってか、鉄道ファンより明らかに多数の女性・親子連れなどがスマホのカメラを向ける様子を見ることができました。
個人的にはまるまるとした体形のペンギン?が好み。