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【清酒「白鹿」の醸造元である辰馬本家酒造株式会社は、寛文2年(1662年)創業、 昭和57年に320周年を迎えました。 これを記念して、長く伝統ある酒づくりの歴史を、広くみなさまに知っていただくために設立されたのが、 「財団法人 白鹿記念酒造博物館」です。 お酒に関する文献や美術工芸品を展示した「記念館」と、明治の木造蔵「酒造館」との2つの建物で 構成されています。 ミュージアムショップやレストラン&カフェの「白鹿クラシックス」と併せて、お酒の文化ゾーンとして お楽しみいただけることでしょう。】 【 】内 パンフより抜粋 まずは 「記念館」から・・・ 正面にある”酒林(さかばやし)”。 ”杉の葉を丸い竹籠に挿し球状に刈り込んだもので、古く酒造家で その年の新酒ができたのを知らせるため 新しく杉の葉で作り 軒先に吊したものです この習慣が次第に造り酒屋の看板として常に店頭に吊り下げられるようになりました 現在では このような習慣はありませんが 奈良県大神(おおみわ)神社のご神木の杉で作られたものが 頒布されることから 酒造蔵で見かけることが多くなりました” 左横の看板より この「記念館」、館内撮影不可です。 訪れた時は ”花の山守(やまもり)”と題して 【明治20年、大阪堂島に生れた笹部新太郎翁の桜人生は、じつに90余年に及びます。 その間、翁はその生涯と私財を注ぎ込み、ひたすら日本古来の山桜・里桜の保護・育成に努めました。 この度の春季特別展では、翁の行った桜事業とそれにまつわる資料を中心に展観を行い、 桜に対する翁の真摯な愛情を紹介いたします。 また、その傍ら蒐集した桜文様の美術工芸品も多数展示いたします。】 ”笹部桜コレクション”が 特別展示されていました。 笹部新太郎さんは、知れば知るほど 本当に 桜が大好きな人だったんだなぁ〜・・ って思います。 これだけ 一つの事を愛せる人って 凄いですね。 【ごあんない 91年の生涯の大半を、日本古来の山桜や里桜などの保護、育成のために捧げた笹部新太郎氏は、 一方で桜に関する資料の収集にも努め、他に類を見ない程の質、量共に卓抜した「笹部コレクション」を 遺しました。 約5,000点に及ぶ書画・美術工芸品・書物などは、生前 笹部氏の指導を受け、 親交の深かった故八木米次元西宮市長と故南野三郎助役の尽力によって、笹部氏の遺志どおり 西宮市に寄贈されました。 白鹿記念酒造博物館では、昭和57年4月の開館にあたり、この日本一ともいえる桜コレクション全部の 委託を受け、「笹部さくら資料室」を付設して収納整理および調査研究に着手しました。 以来、毎年春になると「笹部さくら展」を催し、広く皆様に公開して、笹部氏の遺徳を偲ぶと共に、 同士の功績の数々をはじめ桜にかけた限りなき情熱と愛情を紹介しています。】 続いて 「酒造館」。 長屋門をくぐると 入口。 さらに進むと 板石道。 【昔、西宮の路地は高い酒蔵で両側が迫っていたため、暗く狸がよく出たそうです。 その中を、宮水を運ぶ大八車が行き来しました。 この大八車が走りやすいように石をレール状に敷き、その道は港へとつながっていました。 これを板石道と呼びました。】 大八車。 館内を目指して 歩いていくと 立て掛けているものがあるのですが・・・ 何か忘れてしまいましたっ・・・ 井戸とつるべ。 大桶。 麹室作り 【麹(こうじ)は黄麹菌というカビの一種で、米のデンプンを糖に変えます。 麹の胞子を種麹(別名=もやし)といい、これを32℃くらいに冷ました蒸米にうえつけ 二日かけて麹を造ります】 お酒が出来るまでの工程を映像で見ることが出来ます。 【灘のはなし 灘五郷は全国のおよそ3割の酒を出荷しています。 灘で酒がさかんにつくられ始めたのは江戸時代後期になってからです。 灘地域は六甲山地からの川が多く、米を精米するのに水車が使える地形であったこと、海沿いなので 樽廻船を利用するのに便利であったことが灘五郷の発展をもたらしました。 宮水、摂藩の米、六甲颪の吹く気候、丹波杜氏の技術という従来からの好条件と重なり 灘は酒の主生産地として発展してきました。】 【灘五郷 灘五郷とは、西宮市と神戸市の沿岸にある五つの地域で、西宮市の今津郷、西宮郷、神戸市の魚崎郷、 御影郷、西郷で構成されています。 白鹿は西宮郷に属します。】 【宮水 宮水は「西宮の水」という意味で、良い酒をつくる条件を全て兼ね揃えている理想の水です。 酒の味や香りを悪くしたり色をつける鉄分が非常に少なく、発酵に必要なリン、カリウムを豊富に 含んでいる硬水です。 六甲山地からの伏流水で、主に戎伏流水と法安寺伏流水がまざり合う西宮の南地区(現在は久保町、 石在町)に井戸場をつくり水を汲み上げています。 新酒は夏を越し秋まで貯蔵されます。 宮水で仕込んだ灘酒は夏の暑さにも劣化せず、秋頃になると一段と味が冴えることから「秋晴れ・秋映え」 のする酒といわれます。】 【米 摂津・播州では昔から優良な米が収穫できることで有名でした。 灘は摂播米の産地に隣接しているので良い米を大量に手にいれやすく、これらの米を酒造りに 使うことができました。 酒造りに使う米は「酒米」といい、中でも最も優れているのが昭和11年に誕生した山田錦です。 六甲山地北側でもつくられています。 稲の背丈も米粒も大きく、米の中心に心白と呼ばれる白い部分があります。 この心白はデンプン質で麹によって糖化されますが、山田錦の心白は特に糖化されやすいので 酒造りに都合が良いのです。 良質の酒米の条件を全て満たしてくれる山田錦は、宮水と同じく現在の灘酒に欠かせないものです。】 圧搾 【酒袋の中に醪(もろみ)を入れ、槽(ふね)の中に酒袋を並べて重しをかけ、酒と酒粕に分けます。 酒袋には酒粕が残り、下の垂れ壺に新酒が垂れます。 現在は機械化されていますが、昔は酒袋の中にもろみを入れ重しをかけて搾るという大変な作業でした。】 酒造り道具クイズコーナー 【道具コーナーにある酒造道具を台の上に置く、もしくは酒造道具についている番号を 画面下のキーで打ち込むと、その酒造道具の解説が始まります。 また、クイズが入っているものもあり楽しめます。 装置の解説よりも、酒造道具を持って、重さ・手触り・仕組などを知ってもらい、 どのようにして使ったのか?どうしてこの木を使ったのか?などを感じてほしいです。】 これ 結構面白いですよ〜♪ 全部は出来なかったけど、知恵の結集に感動しました。 日本全国の焼き物(お猪口)です。 旅先で 少しずつ集めてみるのも楽しそうですねぇ〜・・・・っ 震災の記憶。 当時の惨状を そのまま保存されています。 動揺してしまったのか 画面がブレてました。 気にしていないようでいて 記憶の隅には拭い去れないキズがあるのかもしれません・・ あみだ車 【お酒づくりの用具をつりあげたり、おろしたりするのに使います。】 もろみつくりの映像を見ることが出来ます。 【出来た酒母の中に宮水、蒸米、麹を3回に分けて仕込みます。 これを三段仕込みといいます。 一日目の仕込みは「初添」、二日目は仕込み休み「踊り」、三日目は「仲添」、 そして四日目が「留添」と続きます。 「留添」の後、17〜20日でもろみつくりが終わります。 (圧搾する何日か前に、もち米を仕込むことを当社では四段仕込みといいます) ■もろみ泡の経過 留添が終わって、 筋泡→かに泡→水泡→岩泡→高泡(本泡)→落泡(引泡)→玉泡→地】 もろみ泡が変化していく様子が よくわかりますよ。 他にも酒造工程を見られるので 明治時代の酒造りを追体験出来ます! それと 入館記念として 日本酒がいただけるんですよ〜♪ (飲めない方は 甘酒飴。) 甘酒アイスと白鹿カレーを買いました。 アイスは あっさりしたバニラ味に思ったんだけど、 娘曰く ’給食に出てくる粕汁の味’がしたそーですっ そ〜かぁ〜・・・ 最近の給食は 粕汁が出てくるんだぁ〜・・・・ カレーの方は 日本酒っぽい後味がして めっちゃ美味しかったですよ〜♪ ついでに 『パティスリーブラザーズ』に寄っちゃいましたぁ〜♪ ロールケーキでなく ショートケーキを買い。 めっちゃ美味しかったです! 最後に 『白鹿』について 【江戸時代からいままで「白鹿」という名前は、かわらずに ずっと使われています。
この「白鹿」という名前の由来は、中国の古いいいつたえにあります。 中国では鹿は千年生きると白鹿になるという ことわざがあります。 この白鹿は よいおこないをする人のまえにだけあらわれるといわれていました。 清酒「白鹿」は そんな えんぎのよい名前なのです。】 |
*遠出あちこち 西宮*
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