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いしだあきらのオカヤドカリなブログ

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MR.アンラッキー 第1話

体が重い。これは体が鈍っているというレベルの話ではない。単純な体重の増加による「体が重い」という感覚に陥っている。

昨年の12月。職場のパートナーの不手際により、急激にバタバタし始めた僕は日課であるランニングが出来なくなった。パートナーへのストレスで暴飲暴食も増え、しっかり体重が増えてしまっていた。

GARMINの時計を見る。まだ5キロしか走っていない。しかし、この脚の疲れはなんだ。昨年の僕なら5キロで疲れることなど有り得なかった。このままではやばい。今年の大阪マラソンで初のフルマラソンに挑戦する僕は焦った。今日は10キロ走ろうと思っていたのだが「え?余裕で無理っすよ?正気っすか?」と膝が鼻で笑っている。このまま膝の指示通り走り終わるのは癪なので、あと2キロだけ走った。この「強がり」という判断は完全にミスだった。自分のマンションの前に立った僕の膝が爆笑している。ゆっくりとエントランスへ入りエレベーターホールの前で僕の思考は停止した。

イメージ 1



なぜよりによって今日なんだ。

僕の部屋は7階だ。この膝で登れる自身はない。エレベーターが動き出すまで待つか。いや、こんなthe走る服装をしている奴がエレベーターを待ち続けるなんて矛盾している。ご近所さんに見られたら絶対にいじられるに違いない。なんてアンラッキーなんだ。

仕方ない。

僕は階段を睨んだ。


つづく


ほいでは。

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