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Antivirus "XProtect" on Apple Mac OS X

 米国Appleが提供するMac OS XのSnow Leopardから搭載されてるMac向けウイルス検出機能です。Appleはこの機能の具体的な情報をあまり公表していません。過去の『Macはウイルスに感染しない』という宣伝に相反することによるものでしょうか(当時はウイルスは存在しなかった)。
Mac OS X v10.5 および v10.6 のファイルの隔離について

 「XProtect.plist」というファイルがウイルス定義データになるため、セキュリティ会社の間ではこの機能を「XProtect」という名称で呼んでます。検出に対応してるウイルスは2011年6月時点で計5種です。
  • OSX.RSPlug.A
  • OSX.Iservice
  • OSX/Pinhead-B, HellRTS [2010年6月対応]
  • OSX.OpinionSpy [2011年3月対応]
  • OSX.MacDefender [2011年5月対応]

Mac向けウイルスはどうやって感染する?
 すべてがユーザーの手動でもって取り込んで、Macが発する警告を一切無視して実行させて始めて感染状態になります。まずは人間の壁を突破する必要があるので、別の有用なソフトウェアと偽ってP2Pネットワーク上や不審な海外サイトで配布されます。たとえば、「動画・音楽を再生するためのプレーヤー・コーデック」「有償製品の海賊版」「壁紙」「スクリーンセーバー」といった感じです。

蔓延してないMac向けウイルス
 圧倒的なユーザー数を前に攻撃が可能なWindows向けウイルスと違って、Mac向けウイルスは蔓延してません。ウイルス感染攻撃の第一の目的となってる”お金儲け”がまだまだ効率よく実現できず、費用対効果がぜんぜんないためです。不安をあおった上での、セキュリティ製品の便乗宣伝には念のため注意してください。

 Windowsにはウイルス作成・攻撃を支援する充実した環境がそろってます。たとえば、プログラミングの知識がなくても使える「ウイルスお手軽作成ツール」や、作成したウイルスをセキュリティソフトが検知できないようバイパスさせる暗号化ツールなどが存在します。これにより、ウイルスの出現数が”秒”の域に突入し量産体制が行われ、セキュリティソフトの検出対応がまったく間に合ってない状況になってます。

[2011年5月追記...]
 不特定多数の人間が報酬金を得ることを目的としてMac向けの偽セキュリティソフトが登場しました。お金が絡むと世界が変わります。すでにウイルスによって裏でお金が動くのがWindows向けのウイルスです。今までMac OS X用の不正なプログラムには直接的に金銭が絡むものが大してありませんでしたが、今後の動きに注視する必要が出てきました。 :(

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