阿佐ヶ谷住宅

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阿佐ヶ谷住宅の今は。

阿佐ヶ谷住宅がその後どうなっているかを見てきました。
前回行ったのは今から4年前です。
4年前の記事は書庫「阿佐ヶ谷住宅」をご参照ください。
 
ここ阿佐ヶ谷住宅は、世界的に有名な建築家ル・コルビュジェの弟子であった前川國男と住宅公団の合作の集合住宅なんです。
1958年竣工ということですから、55年も前の街です。
 
 
今はもう解体が進み、更地?もしくは新しい建物が出来ているかも?
と想像を巡らせながら現地に向かいます、そしてエリア内に入ると・・・。
 
 
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赤い屋根の建物はまだ残っていました!
道のカーブにそって立ち並ぶ姿がとても美しいなぁ、とあらためてうっとり。
 
 
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しかし残念ながら、仮囲いが設置されていて敷地内には入ることはできません。
敷地内の植栽の伐採が行われていました。
 
 
 
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少し多くないですかぁ、この看板?
 
「立ち入り禁止」の看板を見ると、なぜか?
「自己責任」で突破してしまおうと考えてしまいます。
 
 
林道ではないので止めておきま〜す。。
 
 
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滑り台もロープで囲まれちゃっていました。
 
 
 
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団地の案内看板も、あぁ。。
 
 
 
GSと記念撮影を。
 
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再開発後はどのような街ができるのでしょうか。
また足を運んでみたいと思います。
 
午後6時から区民センターで開かれたシンポジウムでは、一流大学の教授ら4人が専門的な立場から阿佐ヶ谷住宅の成り立ち、現状の問題、再生計画の提案などを、あらゆる角度から分析した大変解り易い講演がありました。

再生計画の提案では、建築模型を使った説明がありました。

現状の配置は、緩やかな曲線の道路が住宅内を走り、ゆったりとした共有スペースの児童公園があり、外周部には2階建てのテラスハウス、中心部には3・4階建ての中層棟の配置となっています。

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下の写真が、区の提案である6階建てマンションの囲み方プランです。

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説明では、平面図では緑が多くあるように見えますが、北側の庭は6階建てのマンションの影になり、
緑が元気に育つための日差しが得られなくなります。(手前が北です)
また、木の高さを考えると、3・4階の窓からは緑が目に入るのですが、5・6階では下を覗かないと緑が見えなくなってしまいます。

しかし、容積率の面で考えると現状36%のところ111%に増加しています。
これは、等価交換事業という、地権者にとって無償での建て替えを可能にする要素となります。

ここで、教授から問題提起がありました。
単純計算として、3倍の建物にすれば等価交換方式が成り立ちますが、将来50年後にまた建物の老朽化のために等価交換で建て替えをするとすると、18階建てにしなければならなくなります。

建物の価値を上げるためには容積率を上げて、住戸数を増やすのが簡単ですが、50年、100年後のことを考えるとおかしな話になってくるのではないでしょうか。。

そこで、提案として、緑豊かな住空間を継承することにより価値を高めていく方法があるのではという話が上がりました。

海外では、このような集合住宅が世界遺産に登録されている場所があるそうです。(どこか名前をメモしていませんでした…)

教授からは、世界遺産も夢の話ではない、とのことです。

ただ、高層マンションには銀行も融資をしてくれますが、低層集合住宅で住空間に価値を持たせる考え方に銀行の理解を得られるかの問題も残ります。




現在のテラスハウスを外周部に残しながら、新しい形の集合住宅の提案がこちらです。
手前のテラスハウスは、地下を利用して容積率を増やす工夫がされています。

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建物内部はコアを細かく分けて、1戸につき少なくとも2面を窓にして通風を確保しています。
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今後、戦後に建てられたマンション、団地の建て替えの問題が浮上してきますが、高層化して住戸を多くしていく建て替えではなく、緑豊かな居心地の良いゆったりとした住空間をテーマとした阿佐ヶ谷住宅が、再開発の新しいモデルになることを願います。
先日の日曜日の夕方、再び赤い三角屋根のテラスハウスが素敵な阿佐ヶ谷住宅に行ってきました。

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なぜ、夕方からかと言うと6時から「阿佐ヶ谷住宅の再生を考える」という公開シンポジウムに参加するためです。


阿佐ヶ谷住宅は、昭和33年に日本住宅公団が分譲住宅として供給された集合住宅です。

三角屋根の設計を担当された建築家の前川國男さんをはじめ、この時代を代表する蒼々たるメンバーが取り組み学術的にも評価の高いモダンな集合住宅が誕生したのです。

当時の販売価格は183万円、1ヶ月のローンは1万4千円と大学出の銀行員の初任給と同じくらいというのですから、高級住宅ですね。

特徴としては、各住戸に専用の庭を持つ2階建のテラスハウスと、とても緑豊かな共有の広い庭(コモン)があるところでしょうか。

建物の配置が絶妙で、歩く度に建物と緑が映画を見ているかのように動いているように見えて、同じ構図の景色が無いんです。

阿佐ヶ谷劇場というセットに入り込んだような感覚です。

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阿佐ヶ谷住宅が誕生した後、世の中は所得倍増計画を掲げ住宅政策も戸数主義となり、郊外でも5階建て以上の団地が作られ、土地の有効活用のため狭い敷地に高層のアパートが中心となりテラスハウスと3,4階建ての中層住宅は昭和30年代後半はほとんど建てられなくなりました。

その意味で、今でも都内に現存している阿佐ヶ谷住宅は奇跡的とも言えます。


阿佐ヶ谷住宅が誕生して50年が経ち、建物の老朽化のため建て替えは必須で、現在再開発の計画が進められています。

平成6年から建て替えのための委員会が発足しましたが、15年経ったいまでも建て替えに関しての合意が得られない状況です。

住民の方達は建て替えに基本的には賛成なのです。

しかし、ここまで話がまとまらないというのは、区が提案している6階建てという案に住民が反対しているからなのです。

この地域は第一種低層住居専用地域という用途地域で、10m以上の建物は建てられない場所です。

10mというと3階建てまでしか建てられないということになります。


それなのになぜ区が6階建てを進められるのかと言うと、「地区計画」というある一部の地域を指定して制限の緩和ができるからです。

地区計画の決定により緩和が許可される場合は、周辺が高さの制限が高い用途地域に合わせる場合や、住居地域に学校などを建てる場合があるようです。
周辺が第一種低層住居地域であるのにここだけの地区計画を定めようとするケースは稀です。

法律で定められていることですので、法に則って手続きを進めれば6階建てのマンションを建てることは可能です。

なぜ区はそこまでして6階建てにこだわるのでしょう。。


平成17年のこと、周辺住民から選ばれた8名のうち7名が6階建てを前提とした計画に反対していたにもかかわらず、区が発行した公報には、「概ねの合意があった」とされたことに不信感が増大することになったしまいました。



老朽化と空き家が進む中で、住民の方々の日々の生活を考えると、一刻も早い建て替えを望みます。

部外者の私が今できることは、決して興味本位ではなく、先人達が残された貴重な遺産を少しでも保存し後世に受け継げることが出来るように、阿佐ヶ谷住宅の再生に関心を持ち続けることだと思っています。


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シンポジウムに参加したときの模様は次回に。

阿佐ヶ谷住宅×心花

今日は仕事を午前中で切り上げ午後は半休を取り、

都内の晴海にある事務所に建築士免許を受け取りに行ってきました。

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用事が済んでから、以前から一度行ってみたいと思っていた場所に向かいます。

都内を走ること40分、ストリートビューで何度もルートを頭の中に叩き込んでいたので、道に迷うことなく到着。

よそ者ですが、ちょっとお邪魔することに。


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ここは、杉並区にある阿佐ヶ谷住宅です。

1958年(昭和33年)に日本住宅公団によって建てられたそうで、もう50年も前ですね。

建て替えの計画が進んでいるとのことで、もうすでに取り壊しが進み面影すらないかもしれないと、

不安を持ちつつ向かいましたが、既に空き屋が多くみられましたがまだ取り壊しにはなっていないようです。


阿佐ヶ谷住宅の素晴らしいところは、団地とテラスハウス(各戸に専用の庭があり連続した住宅)の絶妙なコラボレーションです。

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そして、敷地内には広い公園と緑のスペースがいい感じにあるということです。なかなかいい表現が見つかりませんが、

現地に立って見ると、ほんといい感じに織り成しているんです。

屋根の勾配が美しい〜。

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久しぶりに、ときめいちゃいました♪


↓この号棟の数字なんて、タイルを並べて文字になってるんですよー♪

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これは、僕的にはかなりヤバイです。
給水塔とのツーショット!

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ちょうど日が暮れていく時間帯だったので、光りの移り変わりの変化を楽しみながら、
夢中にシャッターを切りまくりました。

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気が付くと辺りは暗くなり街路灯が灯り始めました。

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50年以上前に計画された住環境ですが、この環境はこれからの未来のモデルになりえるのではないか、

取り壊さずに保存するべきだと強く思いながら帰って来ました。

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