「ノウブリ」と囁け!

おひさしぶりです(と記事をアップするたびに挨拶している・・たまにしか書かないから・・)

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最近は買っても読み切れないことが少なくないのが哀しい。
また通読できても、読み返すことはまれだし、頭にも残らない。

でも、面白い本と出合えれば人に教えたいし、いいウンチクが得られれば誰かに話して威張りたい・・。

そういう自己満足な書き込みです。
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4/3号(2)

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続いて週刊ダイヤモンドの特集は「無縁社会〜おひとりさまの行く末」

NHKスペシャルが取り上げた、地縁・血縁の網の目から外れて孤独に死んでいく日本人たちの姿をベースにしている。

NHKの番組の製作スタッフの座談会や、実際に孤独な自殺寸前まで行った人の体験談、血縁者はいても引き取り手のない遺品の処理会社の盛況ぶりなどの実態をレポートし、解決策として新たな人間関係の構築の仕方や住居のありかた、婚活のあり方まで提言している。

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/d7/b5/norburyjp/folder/733137/img_733137_50275463_0?1270656473

確かにあの番組は、引き取り手のない遺体を運んでいく(当然葬儀も会葬者もない)無機質な火葬場の風景や、引き取り手のない遺骨がバンバン出てきてとてもショッキングであった。

NHKの番組が放送されると2ちゃんねるで、実に14本の実況スレッドが立ったとのこと。
老人問題でありながら、むしろ若者に「オレの明日の姿かもしれない」と言う切迫感があるということがとても現代的であると思う。


自分とて同じ。
幸い正規雇用の場に恵まれ、同じ会社に四半世紀近くいるが、そうであるだけに会社以外の人間関係のネットワークには乏しい。親戚はいるが付き合いは苦手。
会社を首になったらどんな人間関係に身を寄せればいいのかと自分でも思う。
私の親たちは、おそらく自分の死以上に独身の息子の孤独な死の姿を心配しているんじゃないだろうか。


自分自身の問題としてとても身につまされた。
そういう意味で「買い」の特集だったと思う。


今週は東洋経済は「認知症と生きる」、ダイヤモンドは「営業力」
どちらも読んで見たい。
でも金かかるなあ・・。

4/3号(1)

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先週のことだが、偶然にも東洋経済とダイヤモンドの4/3号を両方買った。
両方とも特集がよかったので紹介する。まずは東洋経済。

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/d7/b5/norburyjp/folder/733137/img_733137_50275432_1?1270655663

経済雑誌には定番とも言える特集がいくつかあって、「日本経済入門」とか「株価はどうなる?」「就職に強い大学」「マンションは買い時か?」などなどは季節ごとにいずれかの雑誌がかならずやっている。

そんななか、最近「鉄道特集」が目立つような気がするのは私だけか。
ダイヤモンドなんかも最近、別冊出してたぞ(たしか「JRの底力」というタイトル)
これ、マニア受け狙いではなかろうか?


鉄道マニアには「公共交通政策マニア」とでも言うべき面がある。

カーマニアが例えば「第二東名のこれから」を考えているとはあんまり思えない。
車の走る基盤である道路のことや、道路建設の影響のことはあまり考えないだろう。

しかし鉄道マニアは、人の流れがどう動くかとか、どんな都市と都市をどのように鉄道が結ぶかと言うことを常に思いをはせてしまう。
「副都心線開通で、埼玉県民たちが、新宿・渋谷・横浜へどう流れるか?」
「東北縦貫線で通勤がどう変わるか」(東北縦貫線は東北・常磐線を東海道に乗り入れさせる東京−上野間の新線)
などなどと自然に想像し、それによる街並みの変化や車窓の変化を想像してしまう。


経済誌の鉄道特集はそういうニーズにぴったりマッチしている。
駅ごとの発展可能性を統計的に示す「駅力ランキング」。
世界の鉄道システム売込競争の熾烈な戦いのレポート。
新幹線の真空トイレに象徴される、痒いところに手の届く日本のお家芸的な基礎技術力の紹介。
混雑緩和と、分単位のスピードアップに向けた、分刻みの列車ダイヤの工夫・・。

一つ一つのテーマは日経新聞に載っていてもおかしくない極めて経済的な話題ばかり。
なのにマニア心を確実に満足させてくれるのがうれしい。
このへんの瑣末な知識を積み上げる喜びは軍事マニアが「歴史のもしも」に思いを馳せるのと同じくらいスケールがデカい。
こんなこと考えていても、周囲の人からは「スケールのデカイ男」とはなかなか見られにくいが・・。

戦場カメラマンで、漫画家・西原理恵子さんの元夫の遺作である私小説。
映画化され、今秋封切予定とのこと。
http://www.cinematoday.jp/page/N0021560


アルコール依存症で離婚され、吐血で病院を往復したあげくに入院させられた精神科の閉鎖病棟での日々。
自分と同じように体調も言動もおかしな人たちとのドタバタや、医者や看護師との交流の 日々をのんびりとユーモラスに描写する。

やがて余命1年の宣告を受けた主人公は、最期を家族の元でおくることを決意、急遽退院するに当たって設けた「体験発表会」で、自分の人生をふりかえる。
この本が上梓されて一年ほどで作者は亡くなっており、まさに遺言的な作品である。

それにしては……作品全体を貫くユルさやノホホンとした雰囲気。
自分の回りの自分と同じダメ人間やズル人間の姿を暖かい笑いで見まもる。
余命宣告後の、残されたわずかな一生のうちに私小説を書いちゃったわけで、すげぇとしか言い様がない。

おれだったら、宣告を受けたところから書き始めて、うじうじと自分の人生を振り返り始めるだろう。
精神病棟の愛すべき人々のことなど考えていく余裕などないと思う。
でもこの人の書き出しの一章のタイトルは「奈良漬に完敗」。
禁酒を三か月頑張ったけど、じぶんへのご褒美の寿司屋で奈良漬のアルコール臭に負けて飲んじゃった、というトホホなもの。

精神病棟の描写でも、病棟の風呂でウンコしたことを覚えてない奴とか、患者の自治会の食事係のポストをめぐって争う男たちの姿など他人のことをよく見ている。
人のこと気にしている場合か、あんたは苦しくないんか?と気になってしまう。
断酒の苦しみもあんまり描かれていない。
裏表紙裏の著者紹介では「精神病院は1年ぐらいいたいほど居心地が良かったそうである」とある。
なら、とっとと酒止めたらよかったのに、文字通り死ぬまで飲んでないで・・。家族はあきれているのではないか?

妻としての西原が妙になまめかしく描かれているのもなんとも不思議。

この人の文章からは、西原理恵子の漫画にも通じる、自分自身を含めたこの社会への絶望感というか諦観とでもいうべきもののが伝わって来る。

アル中の父親の暴力・・・。
カメラマンを目指してタイに着いた途端イカサマ博打で有り金巻き上げられ、食うや食わずの生活・・・。
アジアの戦場では、薬物と貧困と多くの人々の不幸な死を見せつけられ、心を病んでしまう。


この世の矛盾や汚いものを見据えたうえで、ではそれを教訓に自分が立派になれるかと言えばまったくそんなことはない。
ダメな自分はダメなまま。だけど、そのことを否定もしない。

しかしこの人、帰れる場所があるのはいいなあ。
妻も離婚した夫に甘いぞ…。
(そういえば家族への「暴力」のことはあまり正面から描かれていないな)。


この人がモデルであるアニメ版「毎日かあさん」のお父さんはいつまで登場しているのだろう?
原作では当初から「夫のアルコール依存症→別居→離婚→入退院→死亡」が描かれているが、TVアニメでは「仕事で不在がちで酒好きなとうさん」とて健在の姿で描かれている。
どっかで山場作って殺しちゃうんだろうか・・。

amazonのページへのリンク→ http://www.amazon.co.jp/%E9%85%94%E3%81%84%E3%81%8C%E3%81%95%E3%82%81%E3%81%9F%E3%82%89%E3%80%81%E3%81%86%E3%81%A1%E3%81%AB%E5%B8%B0%E3%82%8D%E3%81%86%E3%80%82-%E9%B4%A8%E5%BF%97%E7%94%B0-%E7%A9%A3/dp/488381047X

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立ち読みしてあんまり驚いたんで買っちゃいました。

「金正日守護霊の霊言」大川 隆法 (著)
AMAZONのページは → こちら

タイトルのとおり幸福実現党の大川隆法総裁の力を持って、金正日の守護霊と対談するという珍しい本である。インタビューしたのは幹部2名とのこと。

「守護霊」といえば、宗教的であるので、信じない人も多いと思うが、「金正日の潜在意識にアクセスした」と説明すればわかりやすいであろう。「そんなことがはたしてできるのか。」と疑問に思う方も多いだろうが、私は日本最大規模の宗教団体『幸福の科学』の総裁であり、教祖でもある。不思議でもなんでもない。(まえがき)
いや、やっぱ不思議です。信仰心が無い身にとっては・・。

前書きによると、人間の魂は六人のグループからなり、あの世に残っている「魂の兄弟」の一人が守護霊を勤めている。守護霊の考え方は本人とそっくりであり、本人の利益を守ろうとするとのこと。
また、霊との会話は、たとえ外国人でも意思疎通に支障はないとのことである。

本人とそっくり、って・・むしろ「本人」が守護霊とそっくりに生まれてくる、って言ったほうがわかりやすいんじゃないか?

全般にわたって、質問者とそれに答える守護霊との一問一答で会話が進んでいく。
たとえば、ミサイルについて迫る場面はこんな感じ・・。
−ミサイルは、いつ日本に撃ち込む?
金正日守護霊 日本に?知りたいか?
−知りたいねえ。
金正日守護霊 「いつ」って言ったら、なんか、一回しか撃たないように聞こえるじゃないか。
(中略)
−日本海へ撃つのか、それとも日本列島を飛び越すのか。
金正日守護霊  それは、あなた、極秘事項でしょうが。国家機密を、今、ただで訊こうとしているのか?
−もちろん、ただで。
金正日守護霊 食糧援助をしなさい、食糧を。
−あげるものはない。
金正日守護霊 まあ、もうちょっとお世辞言ったら、言ってやってもええがなあ。
(P17〜18)
なんと、守護霊が食糧援助をねだる。「ええがなあ?」ってどこの方言だ?

そのほか、金総書記の守護霊の世相講談は続く。

朝日新聞(しかも「ちょうにち」とルビを振っている)については
「ありがたいよ。いつも北朝鮮の味方をしてくれる。」
と褒めるのに対し、産経新聞については
「産経なんてのは、あんなの、くずだ。」(p20)
なんと日本の新聞を読んでるんだなあ、守護霊は。朝鮮語の発音なら、朝日はチョウニチじゃなくてチョイルじゃないだろうか?


日本の政治家は「ぼんくらばっかり」「みんな腰抜け」
民主党、共産党、社民党?b>「これらはみんな、わしらの”部下''だから」?br /> 公明党は「まあ、公明も仲間だな、どっちか言えばな。在日の支援をずいぶんしてくれるので助かっとるよ」。(どっちかと言えば、って「在日の支援」なら仲間そのものでしょうが。もっと感謝なさい!)
幸福実現党については(来た!)「うーん、幸福実現党?なんだ、それ」「うーん、うーん、しらんなあ」(意外にそっけない・・・)。

下記のやり取りは答えもすごいが問いかけもすごい・・。
−幸福実現党が政権を取ったら、金正日を生け捕りに・・・
金正日守護霊 いや、その反対で、そっちをさらうほうが先だよ。

麻生総理評は
麻生はもうちょっと強いかと思ったが、まあ、「マンガしか読んどらん」ということで駄目だな。わしは、マンガに、映画まで見ておるぞ。
・・・ちょっと面白いかもしれない・・。(以上p21〜p23)


そのほか、守護霊の言葉を通して金総書記の中国観、アメリカ観などが語られる。日本は植民地支配を35年も行ったのだからその分復讐を受けても当然と語る。

日本にミサイルを撃ち込むターゲットは皇居(p53)、その時期は衆議院選挙中で、「(選挙は)お盆のころまでには終わっているだろう」(p55)。
この予言は外れてますな。日本の「盆」に「お」をつけて下さるあたりさすが日本通の将軍様だとは思うが・・。あ、予言が外れたのは大川総裁じゃなくて金総書記の守護霊か。ややこしいな。

この霊は、一人称が前半では「わし」後半では「私」と変わっていたり、守護霊の癖に「わしらが考えることはだなあ(p18)」「だから、誰もわれわれの悪口はいえないのさっ」(p24)と複数形になっていたりする。
あなた守護霊なの?それとも北朝鮮人なの?

なんか疲れてきたので引用はやめる。興味持った人、読んでくれ。この手の本はたぶん街の小さい本屋でもあるはずだ。私が見つけた本屋は、店頭に幸福実現党と公明党のポスターが仲良く並んでいたぞ。町の本屋さんの売上に貢献していそうだ、この手の本は。

ページをめくるたびびっくりするようなことが書いてあるが、これまさに「金正日の世界観」というよりも「大川総裁の世界観」にほかならない。

敵対者の守護霊を引き合いに出してきて「××の霊はこんなひどいことを主張している。こんな霊を戴くコイツも腐っている」と攻撃すれば、相手方は反論しようも無い。守護霊に反対尋問するわけにもいかない。
でも多くの普通の人は「お前が言いたいこと、勝手に『守護霊』に語らせているだけだろ!」って当然のことをツッコむに違いない。


この政党は北のミサイルの脅威が明確になったとき先制攻撃を行う旨をはっきりと言明している。
まあそれはそれで政策の選択肢としてありうるだろうけど、まさか先制攻撃の理由を「霊言」とかにしたりしないだろうな。国際社会を敵に回すぞ。

それでも信者の皆様に対しては、説得力ありありなことはよく想像できる。「こんな明白な理由があるんだから攻撃して何が悪い?」って言うにちがいない。上記、AMAZONのレビューは信者と思われる人たちの書き込みでいっぱい。ほとんどがこの「守護霊の霊言」を客観的事実として受け入れて「恐ろしいほどのリアリティを感じた」などと語っている。

後半にはまるでおまけのように鳩山由紀夫の守護霊との対談が・・。
直接対談したほうが早いんじゃないのか?

あ、AMAZONには、下記の本をセットで買うことを薦めていました。
http://www.amazon.co.jp/明治天皇・昭和天皇の霊言-大川隆法/dp/4876883726/ref=pd_sim_b_1

完結すました

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デアゴスティーニ社の「刑事コロンボDVDコレクション」が完結した。
今日、最終巻である第45巻を買ってきた。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/d7/b5/norburyjp/folder/733137/img_733137_48801039_0?1246289227

あやうく途中の43巻を買い漏らすところだった。危ない、危ない。
わざわざ会社帰りに神保町の書店街でバックナンバーがおいてある書店を探して手に入れた。

創刊号を購入したとき、この記事を書いているのが2007年の10月のことだから、2年ちかく月2冊ずつ買っていたんだなあ。
一冊1,480円だから合計は・・ま、金のことは考えるのよそう。
とにかく長かった。
これを買っていたから、最近ブームの落語のCDシリーズやDVDシリーズには一切手を出さなかったのである。

「刑事コロンボ」自体は見ようと思えばケーブルテレビでも比較的たやすく見られるし、正直DVDの置き場に困っている。これ全部を着脱式のハードディスクに収めて、PCで見れないだろうかなんておもう。でもまあ、手元に所有できることに満足感があるんだろう。

むしろ各巻に付属の冊子を読んでいるほうが楽しいかもしれない。
専用バインダー3冊分の量である。ウンチクも豊富。


吹き替えは、古いものでは1960年代が日本初放送なので、今聞くと翻訳の言葉遣いも古い。

なんで犯人役であるアメリカのセレブな人々は「キミ、××したまえ」なんて口聞くんだろう?
おれは社会に出てそんな口利くヤツと会ったことがないが。
これが放送されたころの偉い人は「したまえ」なんて言葉遣いをほんとにしていたのかなあ。

コロンボはコロンボで「いやあ、広い玄関ですなあ。30畳ぐらいありますか?」と洋館の面積を畳数で数えるし、被害者のことを「ホトケさんは・・」などと平気で言う。コロンボは何教徒なんだ?


ベストエピソードはどれだろう、と考えるとけっこう悩む。
私の落語友達のy氏(少年時代ノベライズを読みまくっていたという)は、LA市警でコロンボの上司にあたる人間が殺人を犯す「権力の墓穴」がベストだ、と言い切るが、私は迷ってしまう。

瞬間的に思い浮かぶものだけでも・・
・ワインオタクの犯人が、ワインのウンチクと人生のむなしさを語りたおす「別れのワイン」
・カントリー歌手のジョニー・キャッシュが犯人役で出てくる「白鳥の歌」
・記憶障害の老女が自らの犯罪行為自体を忘れてしまう物悲しい結末の「忘れられたスター」
・同じく老女性作家がやむに止まれず殺人を犯す「死者のメッセージ」
・IRAに武器を密輸しようとする有名詩人との知恵比べである最終作「策謀の結末」
うーん、ネタが尽きない・・。

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