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上地雄輔さんのイベント、熱中症の方が30名以上出て、体調不良に成られた方にはお見舞い申し上げます。
で、報道を見た限りでは運営側の不手際が被害を大きくしてしまったのは間違いない。
ただ、会場も夏のイベント向きではなかった可能性もある。
建物の視点からいくつか。
この横浜の大桟橋、横浜大桟橋国際旅客船ターミナルは厚い鉄板を折り紙のように複雑に折り曲げたような形状で組み合わせ、溶接して作られている。
国際コンペ時の案から予算や現実的に造る為の変更などを考慮し、ハニカム構造・カードボード構造を経て、
前述の鉄板による折板構造が選択された経緯がある。
また、既存の建築関係の鉄骨製作メーカーでは手に負えず、造船メーカーが組立を請負、各ブロックごとに組立、洋上を曳航して運び込み、現場で接続して作られている。
構造に関してはこちらのサイトに詳しく載っている。
構造事務所 SDG
で、上地さんのイベントへ話を戻すが、ホールや通路等で長時間待機。
最終的にファンとの撮影イベントのため、施設最上部の広場スペースで待機→撮影終了直後から体調不良者続出
建物自体、断熱材などが全体に施工されてるかは不明だが(北風が以前仕事で行ったときには分からなかった)、通常どおり建物内部への断熱は行なっていると思われる。
ただ広場の床から上(外部側)の輻射熱への対策は何もされてないはずである(本来必要ないから)。
つまりウッドデッキが敷かれているとはいえ、長時間熱せられた鉄板の上で待たされたファンは通常よりもかなり悪い条件下に置かれたと思われる。
日向に置かれたフライパンの上で、あるいは炎天下に長時間放置された車のボンネットの上で待たされた状態と言えよう。(建築関係者なら炎天下、鉄骨構造の建物の最上階床のデッキプレートの上で作業する暑さを想像できよう。)
また広場自体も観覧イベントが出来るよう、すり鉢状の形状をしており、風通しも悪かったのでは?と想像できる。
大桟橋であるが、1階(地上レベル)に大規模な駐車場を持っており、長手方向に大きな開口、また短手方向にも何箇所か開口部があり、季節によっては浜特有の風がかなり吹き抜ける場所でもある。
また1階ということで大規模なスペースでありながらも日陰であり、観光バスや観光客の一般車両のスペースを少し規制出来るのなら、海をバックに撮影なども行える。
事情が許されるなら、日陰の1階へ変更する等の処置も行なっていたら被害が減ったのではとも思う。
上地さんはブログ等で謝罪コメントを発表されていたが、本人よりも運営の責任は大きいと思われる。
因みにAKBの西武ドームコンでは会場入口付近で希望者全員にドリンクを配ったりしていた。
夏のイベントに関し、各主催者は参加者への安全対策を今一度、見直して欲しいと思う事故だった。
追記:
大桟橋にはコンサートホールも設置されているが、横浜開港祭に際してのレゲエのイベントでは、
参加者の足踏みやダンスによる振動でホールが全体が大きく揺れ、ガラスが割れる可能性が高いとして
ホールから1階の駐車場に会場を移されたこともある曰くつきの施設でもある。
また竣工直後、床〜壁と緩やかにつながる独特の形状のため、壁を駆け上がる来場者が続出。転倒・落下し怪我をするというのも続発した施設でもある。
施設側もいろいろ大変やな^^;
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上地君は優しいから心を痛めているでしょうね
2011/8/11(木) 午後 8:52
ほりでいさん だいぶ謝ってましたね上地さん
イベントの運営もこの季節はよくよく気を付けなければいけませんね。
2011/8/12(金) 午前 10:28