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春は桜、そして・・・お花見!♪酒が飲める、酒が飲める、酒が飲めるぞォ〜 と、我が家に集まって庭で宴会になるのが常の春・・・花冷えだろうと何だろうと・・・ (母との桜の木の下でのひとコマを思うとシンミリ、ですが。楽しいことだって、あるのよねェ) 冬場はさすがに寒いので、よっぽどでない限りは「のれちゃん!オンモ行きなさい!!」は稀です。 ちょっと暖かくなると、親も安心(?)なのか、冬場の我慢の限界か、お庭から敷地の外へと出される範囲も広がってまいります。幼児とて、これやると、オンモかな?とか予測もできつつあって。 お花見(期日関係なし)で皆さんが集まる頃、私も参加した〜い、となると自分で勝手にお支度を始めます、お洋服はいいのです、簡単に色々引っ張り出して1人ファッションショーで散らかしますから。 お着物着た〜い、これは自力ではまだ無理があります、祖母や母、忙しいお手伝いさん、ねえやにせがむことになります。面倒がられます・・・と、なると・・・自力に挑戦!! 肩上げやおはしょりを上げてある見るからにわかる自分の着物、少し幅の狭い長さも短めな帯、あとは帯揚げに帯締めなど小物も、いつも出し入れをみているのでわかります。 だけど・・・子供の着物は丈がちゃんとしているから、簡単にはお引き摺りにはできません。だから、大人(祖母や母)の着物、着てみたい、お姫様みたいにお引き摺りしてみたい・・・実行あるのみ。 和箪笥並ぶ、着物部屋に行きアレコレと引き出しを開けては品定め。オチビですから下の段しかいじれません。それでも出しては生意気にも羽織っては姿見に映してはポイ、また羽織ってはポイ。 飽きてくると、母の部屋へ行き、お化粧を。何だかわからないけれど、コンパクトのお粉をパタパタ、適当に小引き出しに放り込んで次は口紅。赤い色といえども何種類かあります。5〜6本ありましたか、全部のキャップを取り、加減がわからないのでにゅ〜っと最後まで出してみます。恐る恐る・・・長いんですもの折れますわよ、1つ、2つ・・・全部ポキっと。このままでは、いけない!指でケースに無理矢理詰めてそれぞれのキャップを閉めて入念にお手手を拭いて・・・とはいえ、手拭でゴシゴシ、ですから。 その顔と手のまま、着物部屋へ・・・ 家の中の廊下を静々(のつもり)歩いてみます・・・たくさんのお色があって大人っぽい黒い着物、留袖でした、それも、仕付け糸が付いた、まだおろしていないものです。その下には刺繍のある薄いクリーム色の、所謂付け下げ訪問着でしたか・・・その下に自分の白地に鶴亀などの模様のある着物を浴衣用の絞りの三尺を締めて(単に巻いて縛るだけ)ご満悦・・・でもね、いくら何でもあちこちを歩けば見つかります。家の渡り廊下はファッションショーには打ってつけの場所、お庭にも面していて明るくて・・・ 庭師のおじちゃん、それを見かけて奥へご注進!ええぃ余計な事を〜〜〜の気分です。 祖母と母の着物の幾着は汚れが・・・口紅など油性のものは真綿に湿らせた揮発油でも取れるものではありません。仕立て直し同様に洗い張りに出して洗ってもらうしか・・・それでもキレイになるかは・・・ 2人から懇々とお説教があり、事の真意を質されるのです。たかが子供のお遊び、とはいえ、我が家のお説教は決して子供用ではありません。お蚕さんから生糸を取り、染めや刺繍があり、どういう手順で反物となって気に入った人がどういう時に着るか、その過程から話しは始まりました。桑の葉を云々、お蚕さんが繭になって云々と題して「着物が出来るまで」のお話です。 「・・・という風にたくさんの人がたくさんのお仕事を心を込めてしてくれるから、お着物が着られるのですよ。手間暇かけて作ってくれたものを、有難うと思って大事にするものなのに。こんなにしてしまって・・・汚れたら、またキレイにしてお着物にしてくれるけれど、それだって大変なお仕事ですよ。」 「じゃあ、着ないで見ていれば汚れないしキレイなまでしょ?触らなければいいんでしょ?プンプン」 自分勝手にも悪態をつく私。オンモ行きなさい、と言われても懲りずにプンプン!勝手に怒ったまま。 一応・・・子供ながらにも一応は「わかったから・・・ごめんなさい。」で家に入れてもらって、まずはひと安心、とばかりに喉もと過ぎれば〜で反省の色も僅か・・・ それから、数日経ったある日の事。祖母がお弁当を持ってお出掛けに連れて行ってくれました。 車での久々のお出掛け・・・でも・・・お店やさんやデパートのある所とは違うようです。静かな、しかも道はデコボコしてガタガタ揺れます。何だか、お山に近いような景色にも思えます。 大きな門のある、家に着いたのでした・・・ ごめんなさい。少々長くなりますので、後は続きを・・・
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